イギリスの蒸気機関車で有名なのは、なんといってもこのclassA4でしょう。1938年製。下り坂での記録だそうですが時速203kmというスピード記録はすごいですね。このNゲージモデルはDAPOL製、2m近い動輪もシースルーで、サイドにANDOREW.K.MECOSHなる真鍮エッチング製の銘板が付き、LNERブルーのボディーにダークレッドの動輪、ディテールも良く出来たモデルです。しかし、このメーカーの機関車すべてがそうなのですが、塗装の艶がちょっと消えすぎかなというのが残念。1930年代、世界的にストリームライン(流線型)が流行った時代、大きな動輪の上に円筒形のボイラーという蒸気機関車の構造にカバーを取り付けるわけですが、ドイツ、アメリカ、日本と各国で流線型機関車が作られる中、ストリームラインと一口に言ってもそれぞれフォルム、ボディラインの処理に国ごとの個性があってとても興味深いものがあります。イギリスは、スピットファイア戦闘機の楕円翼、スポーツカー、オースチンヒーリー100のフロントグリルやサイド、そしてこの機関車。イギリスの造形はなぜか楕円形が強調され女性的、この機関車も”優美な”という形容が当てはまるデザインだと思います。
イギリスの蒸気機関車で有名なのは、なんといってもこのclassA4でしょう。1938年製。下り坂での記録だそうですが時速203kmというスピード記録はすごいですね。このNゲージモデルはDAPOL製、2m近い動輪もシースルーで、サイドにANDOREW.K.MECOSHなる真鍮エッチング製の銘板が付き、LNERブルーのボディーにダークレッドの動輪、ディテールも良く出来たモデルです。しかし、このメーカーの機関車すべてがそうなのですが、塗装の艶がちょっと消えすぎかなというのが残念。1930年代、世界的にストリームライン(流線型)が流行った時代、大きな動輪の上に円筒形のボイラーという蒸気機関車の構造にカバーを取り付けるわけですが、ドイツ、アメリカ、日本と各国で流線型機関車が作られる中、ストリームラインと一口に言ってもそれぞれフォルム、ボディラインの処理に国ごとの個性があってとても興味深いものがあります。イギリスは、スピットファイア戦闘機の楕円翼、スポーツカー、オースチンヒーリー100のフロントグリルやサイド、そしてこの機関車。イギリスの造形はなぜか楕円形が強調され女性的、この機関車も”優美な”という形容が当てはまるデザインだと思います。