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ところは銀座。いまから6年前。プラモデル用によくあるくすんだ色の塗料が急ぎ必要で、銀座でそんなものが置いてあるのはI屋かT堂しかありません。近いのはT堂。時計・貴金属の横、狭い階段を上り中2階を通って3階へ。階段を上がってすぐ、はるか昔、ここにHOゲージの大きなジオラマ(当時はレイアウトと言ってましたね)があったのです。今はNゲージとプラモデル少々の売り場。目的の塗料は買ったのですが、あまりに久しぶりなので店を見てみようという気になってしまったのですね。魔が差したと言うべきでしょうか。3階へ。ここはとっても懐かしいHOゲージ。昔はほとんどアメリカ型だったのにヨーロッパ型が増えました。車両の数はもう圧倒的です。ショーケースを眺め、ふと見ると3階の上があるじゃありませんか。ついフラフラと上りましたがそこは中古鉄道模型の売り場でした。中古品が売買されているとは知らなかったのです。T堂で中古ねえ、などと見ているうちにNゲージのアメリカ型ディーゼル機関車が目に止まりました。この実用的な、量感あふれるフォルムは好きなんだよな、と、価格は1500円。えっ!?安っ!置いて眺めるだけでもいいかも知れない、、、。この気の振れかたがあとでとんでもないことになるとも知れず、初めて手に取るNゲージのディテールにも気が惹かれ、何両かあるうちからデザインが好ましいのを2両選んだ次第です。動かしてみますか?の店員さんの声に、そうか動くんだ、と気付くくらい鉄道模型を買うという意識ではなかったんです。それらは動きました。感激。そのうちの一台がこの写真。どんな時代のどんな路線の機関車かも知らずショードー買いです。以上、鉄道模型趣味の再開話でした。
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