私の働いているビルでは、3月の震災の時に外壁が崩れ、そしてビルの全てのフロアでキャビネットが倒れたりパーテーションが割れたりと、莫大な被害がありました。
地震の後、それぞれに事務所を掃除して業務が出来るようにしたのですが、とあるフロアのテナントさんが、
「このビルはおかしい！いくらなんでも揺れ過ぎだ！」
と言いだして、各フロアのテナントに声をかけ、ビルオーナーとテナントと団体交渉をしようと提案しました。
で、そのテナントさんの社長秘書さんが私の会社に訪問した時の事。
そんじょそこらのお店じゃ売っていないような、フリフリのでも品のあるブルーとグリーンのワンピースを着た、これまたそんじょそこらにいないような美人が突然やってきました。
対応に出て行くと、ふわ～んと良い香りが漂っていきて・・美人でスタイルが良くて綺麗な服で良い香り・・。これはもしや夜のご商売
の方？しかもかなり上級なお店だわ。って思っていると、きちんと堅気の会社の名刺を下さいました。
笑お話が終わって彼女が帰ると、同僚がみんな近寄ってきて
「何処のお店の人？」
って尋ねてきました。みんな考える事は同じ・・・
その後、テナントに入っている弁護士事務所の秘書の方とか、不動産屋の支店長秘書の方とか・・色々いらっしゃいましたが、みなさんこれはデパートで買ったの？それとも銀座まで買いにいったの？というような綺麗なお洋服
を来てとても良い香り
を漂わせて帰って行きます。私の会社はビルの一番上の階にあり、テナントの中でもそこそこ地位は上だと思うのですが、女の子は可愛いけれど、どちらかというと庶民的。
ある日、弁護士事務所の秘書さんが書類を持ってきて下さった後に、
「ウチの事務所もあんな女性がいたらな～」
って男性社員が言ってしまい、女性群から総攻撃をうけておりました。
人の振り見て我が振り直せではありませんが、女性らしさや品の良さは見習わなければと、各階の秘書の方々をみて思いました。
にほんブログ村ちなみに↑綺麗な秘書の方を、夜のご商売の方と誤解したのには理由がありまして、私の会社の社長は地元で長く会社を経営している、いわば顔役であり夜の街に出向く事もしばしば。
若いころはかなりその界隈で有名だった方だったので・・・。
社員みんなで誤解しちゃいました。社長・・ごめんなさい。
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