昨晩寝ていたら、隣で熟睡していた夫ドドジが、
「ミーちゃんはいるもん！」
と、突然言いだしました。
ミーちゃん？
それって誰？
その後、スースー寝息を立てていましたが、数分後またもや
「ミーちゃんはいるもん！ミーちゃんはいるもん！」
と、寝ぼけ眼で子供の様に何度もつぶやくんです。
それは、妖精の存在を信じない大人に、妖精を目の当たりにした子供が
「本当にいるんだよ！」
と訴えるような・・そんな感じでした。
一体ミーちゃんて何者なの？
どういう関係のお友達なの？
なんかね、暗闇で「ミーちゃん・・」と言い放つ夫がちょっと不気味だったので、寝言に気付かぬふりをして、横で目閉じて寝た振りをし続けました。
だって、目を開けたらそこにミーちゃんが立っているような気がして・・・。
こういう怖い寝言は昨晩だけでお辞めいただきたいと、睡眠不足の嫁ドドメは思うのでした。
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旦那の寝言は比較的はっきりしていて聞き取り易いです。
私の寝言は、言葉にならない枯れた叫び声なんだそうで、隣で私が寝言を言うとドドジは恐ろしさの余り起きてしまうんだとか。
でも、私の叫び声より、ミーちゃんの方が絶対怖いと思うな。
 | 捨て猫ミーちゃん |
| クリエーター情報なし | |
| 河出書房新社 |
