ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

わたしを宇宙に連れてって1

2024-09-07 21:22:24 | 日常

御嶽で見た反射望遠鏡が
とても印象に残っています。

ふつうよく知られている屈折望遠鏡は
レンズを通して光を集めて
像を作るという性質を利用していますが、
反射望遠鏡はレンズではなく
鏡を使って光を集めるものです。
鏡が大きいほど多くの光を集めれるので
その望遠鏡の鏡の径が拡大率を決めてゆきます。

この望遠鏡は以前、南あわじの
宿泊施設で覗いたことがありますね。
その望遠鏡は直径40cmでした。
そしてそのもっと前に石垣島の天文台に、
行ったこともあります。

ここの天文台は105cmの望遠鏡なんですが、
たまたま休みの日で入ることはできなかったです。

今回御嶽で眺めたのは直径60cmの望遠鏡でした。



ちなみに日本一番大きいいのは、
ハワイにある「すばる」で直径は8.3m。
二番目は兵庫県播磨にある2.0mの望遠鏡です。

また世界で一番大きいのは、
直径11.9mの望遠鏡です。
ああ、もう観察するだけで
宇宙の真っただ中にいる気分でしょう。

今回のブログのおかげで
色々と望遠鏡について勉強しましたね。

そんなことを学ぶ機会を与えてくれた
御嶽の天文台でしたが、
向うでそんな話をしているときに
出てきたのが、大阪の貝塚にある
善兵衛ランドという名の天文台です。



ああ、そういえばありましたね。

車で水間方面に向かっているときに、
左手の山の上にそういう名前の施設がありました。
これはさっそく出かけていかないといけませんね。

天気のいい日に、車で訪ねていきました。

府道40号線を走り、
貝塚の清児の湯の横を通って
走ってゆきます。
遠くに見えてきた山が近づいてきて
外環状との交差点を超えると
左にその入り口がみえてきます。
ぐいーんと車で上がってゆきますと
大きな駐車場がありますね。
その横に大きな天文台の
ドーム型の屋根を持つ施設があります。



これが善兵衛ランドです。

それにしても面白い名前ですね。
善兵衛なんて、おとぎの国で
宇宙にある竜宮城に連れ去られた
おっさんの名前でしょうかって感じ。
実は善兵衛さんは実在の人で、
ここにはその人の銅像もありました。



貝塚の脇浜の生まれで、
眼鏡のレンズ磨きの仕事を
していたのですが、江戸時代に
天文学者と出会い、
それをきっかけで望遠鏡を
作り出した人なんだそうです。

今でもその望遠鏡は残っていたり
するのですが、残念ながら
レンズは傷ついていたりして
使えないんだそうです。



施設の中にはいってゆきますと、
事務所から女性が出てきてくれはりました。
色々と説明をしてくれはります。

「ここには様々な望遠鏡がありまして」
と説明が始まります。
この時は屈折望遠鏡ですね。



これなんかだと水間寺の屋根がきれいに見えますよ。
というので覗いてみますと、
画像は上下逆に写っているのですが、
たしかに大きな屋根の一部が見えます。

と、そこにカラスが飛んできました。
泣いている姿がまるであくびを
しているようです。
なんか楽しいですねえ。
この辺りの家で、風呂上りに
裸でうろうろしていたら危険ですねえ。

部屋の中をよく見ると、
様々な望遠鏡が置かれています。
そして、大きな地図がありますよ。
昔望遠鏡で旅して作ったと言われる
地図なんかも展示されていたりします。

続く


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