ジダンの昔携わった仕事の現場に行くと
「あ~ここの植え込みはたいへんやったなあ」
とか言ってます。
たぶん仕事後は京都で一杯飲んで、
なんてのを楽しみにしていたんでしょうねえ。
ああジダンの青春時代ですねえ。
そんなジダンの仕事の痕跡を訪ねた後も、
その近辺あたりをウロウロ歩きましたよ。
そうして、いろんなことを思い出しながら、
後の一杯のみのための
お店チェックもしながら、
まずは旅の目的地の一つである
「京都文化博物館」へと
向かってゆくことにしましょう。
この辺りは結構大きなビルも多いですね。
京都なんで高層にはなっていないけど、
和風なたたずまいをどこかに残して
でんとそびえる大きなビルとかも
たくさんあります。
携帯のナビを使って、
そんなビルの中からそこを見つけ、
よしここだと展示館の中に討ち行ってゆきます。
こういった展示館の中身はというと、
たいがいは写真はダメですから、
入り口のパネルのところで一枚撮影です。
いいですねえ。
新選組の厳しさがdoironの顔に
乗り移っているように見えます。
中に進んでいくと、
さまざまな新選組に関する書簡や文書、
武器なども展示されていました。
司馬遼太郎の小説なんかで得た知識が
うっすら役に立ちますね。
学校の教科書で学んだ知識なんかでは
さっぱり浮かんでこない
時代背景なんかをぼちぼちと
思い浮かべながら、見学してゆきます。
それにしてもこの時代の人の
文書は達筆すぎてなんか
全然わかりませんね。
文書が並んでいるのですが、
中身と背景を描いた文書も
一緒に見ないと全く何が何だか
さっぱりわかりません。
doironのおやじもそんな字を
書いていました。
机の上にメモが残して会るのですが、
何を書いているのかさっぱり
わかりませんでしたね。
あとで「楷書で書いてよ~」と
文句を言ってたのを思い出します。
また展示物の中にはいろんな人物が
浮かんできます。
え~っと、新選組って誰がいたっけ。
銭形平次はちがうなあ、
親分は近藤勇やったなあ。
なんてこともうっすら思いだしつつ、
時間をかけて進んで行きます。
そうなるとなかなか進みませんね。
実はこの展示会も、
あと一週間くらいで終わります。
なのであわててやってきたお客さんも多く、
展示物の前は結構混んでいましたね。
行列がぞろぞろ動いてゆく感じ。
やっぱり新選組って今も人気なんやなあ
と思いつつ、館内を見ていかないとね。
「あ~前にも後ろにも人がいっぱいだあ」
と思いながら、ふと横を向いた時です。
なんとまあ驚くような出会いがあったのです。
その人というのが、
半年くらい前に絵の展示会を
させていただいた、
大阪最古の喫茶店のマスターだったのでした。
ほんの少し前にジダンと
その人との会話のことを話ししていたから、
もう驚くようなばったりです。
こんにちはとマスクを下げて
あいさつすると、「おお~」と
驚きの声が・・・
でもその時に展示会の関係者が来て
「マスクを下げないでください」
と強烈な注意が入りました。
ひととおり挨拶をして、
ではまたお店に行きますねえ
とその場は別れましたよ。
でもねえ、これはねえ、
もう運命のばったり出会いです。
神様が「またあそこで展示会をやりなさいよ」
と言ってるみたいな、
そんな必然的な出会いなんでしょうね。
また後日必ずお店に行こうと
あらためて思った次第です。
そんな出会いに興奮しつつ、
展示もゆっくり眺めて展示会を
楽しんだdoironだったのでした。
続く
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