ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

オリンピックの顔と顔

2021-07-24 20:39:46 | スポーツ

オリンピックが始まったねえ。

全体的に質素な感じのオープニングで、
かえって今の時期は良かったかな。
自分にとってオリンピックの
思い出ってなんだろうと、
少し振り返ってみた。

それぞれのオリンピックの
顔と顔を振り返ってみよう。

自分の中のオリンピックの
最古の思い出は
やはり前回の東京オリンピックやなあ。

1964年の大会だから、
8歳の頃の思い出だ。

学校の特別教室にあるテレビを、
友達と廊下から覗いてた記憶がある。
白黒放送だったけどね。

学校もあまりテレビのない時代に、
頑張って放送を流してくれていたんやね。
印象に残っているのは100m競争。
短距離的には足の速い方だったので、
陸上の100mは注目してたな。
もともとオリンピックの
第2号ポスターで目にしていた、



短距離スタート直後の写真も
印象的だったので覚えている
ということもある。

あの時の優勝は10秒0で、
これが世界タイ記録。

すごい記録だなあと思ったが、
自分も大人になったら
あれくらいで走るんじゃないかと
思っていたかもしれません。

マラソンの円谷もわずかに印象に残っている。
すごい長い間走るんやなあと
くらいにしか思っていなかったが、
その後の生涯で100回近くも
その距離レースを走ることになるとはね。
挙句に250キロマラソンまで走るとは、
だれが想像できただろう。

人生は果てしない旅だ。

でも初めて目にした印象はとても強く、
その後のメキシコやバルセロナ
とかも記憶はほとんどマラソンだ。

そして、最も強く印象に残っているのは
2000年のシドニーかもしれない。

その時にマラソンを趣味にしていたもんね。
けっこう日本が強かったのだ。
特に女子がね。

あの高橋尚子が金メダルを取った日は、
僕も吹田の5時間耐久走で金メダルを
取ったから忘れられない。

あの日は、家に帰って結果を見よう。
だから結果は教えないでね
と思っていたのだが、
走っている最中に大会関係者が
「高橋尚子金メダル」と走り回っていたのだ。

ウヒャーうれしいけどがっかりやなあと、
大会が終わってからビールを飲んで
休憩していたら、オープンの部の優勝は
「doironさん」と放送で呼ばれたではないですか。

5時間で60kmで、
部門別ですが優勝でした(自慢)。
だから高橋尚子の金メダルと
doironの金メダルはおなじ日
ということで、歴史的に一致しているのですから、
シドニーの大会は自分が金メダルを
取ったみたいに鮮やかに覚えているわけです。

その後もオリンピックは開催されていきましたが、
その頃から自分のマラソンや
トライアスロンはどんどん距離が
長くなってゆき、なんかもう
オリンピック種目を超えてしまっているぞ、
なんていう感覚もある意味
持っていたかもしれません。
なんちゅうおっさんだったのでしょうか。

まあ今回の開会式を見つつ
そんな風にオリンピックの顔と顔をたどってみると、
やはりシドニーが僕にとっては
最も印象深い大会だったかもしれません。

今回の東京大会は、
もう自分が完全に引退してから、
そして65歳もこえてからの
オリンピックです。

ですから、また別の意味で記憶に
残るかもしれませんねえ。

あんたらもそうやけど、
自分も人生の中でできる範囲で
スポーツを楽しんできたよってね。

今回もコロナに負けずに、感動の多い
素晴らしい大会であってほしい
と願いつつ、観戦しようと思っています。

ビールがうまいやろうなあ。


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