ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

京丹後で安野さんに1

2021-09-02 20:54:51 | プチ旅行

絵を描くときに、
一番意識しているのが
安野光雅の画風だ。

意識しているといっても
まだまだ足元のごみほどにも
至っていないけどね。

彼の絵って、部分部分はおおざっぱに
見えても全体でみると
心にぶわっと訴えてきたりする。
まあ水彩画ってそんな絵が
大いんやろうけどね。

そんな絵が描けるのは
やはり画力がないとできないよねえ。
自分の絵はまだまだ画力はペラペラ。
できるだけ色合いとか
きっちり表現しないとというような
感覚で描いているしかない。

まあそれで十分と言えば十分だけどね。

マラソンもトライアスロンも
そんな感じで自分なりの満足で
楽しんできたもんなあ。
絵だって、そんな感じで
楽しんでいければいいかなって思っている。

彼は絵を描くことについて
こんなことを言っている。

「絵を描くことは、静物写生のように、
見えるものを写真のように描くのが
一番いいと考えやすいのですが、
それだけではありません。
むしろ見えない世界を描くことの方が
多いのです。
絵は物事を空想するとき、
とても役に立ちます。」

ああ、すごい言葉ですねえ。
絵の中にみえないものまで
描いているってすごいです。

doironがこれまで描いた絵の中で、
見えないものまで表現できた
絵があったでしょうか。

そう思いつつ、過去の絵を
見つめなおしてみました。

これはどうでしょう。



四国のお寺の中にあった、
大きな石の絵です。
何とか石の重さや固さを
表現でないかと思って描いた絵です。
描きあがってみたら、
何となく石の重さを
表現できたようで
うれしかった記憶があります。

この絵もそうです。



あるお寺の庭にあった水槽の絵で、
水のたよりなさを表現できればなあ
と思って描いた絵で、
それとなく水のたよりなさが
描けたのではないかと、
うれしかったという記憶があります。

安野さんのようなプロの絵を見るのは、
そしてそんな言葉を知るのは
自分の画力へのちょこっとした
刺激になっていいものですねえ。

その安野さんの絵画館が
津和野のほか、京丹後にも
ひとつあります。

京丹後市久美浜町。

「和久傳の森」と名付けられたところに
建てられているんだそうです。

しかもその絵画館の設計は安藤忠雄だという。



これはもう見に行かないと
いけませんね。
車で出かけてゆきました。

京丹後あたりはいまは
京都縦貫自動車道を使えば
素早くいくことができますので、
日帰りで十分です。

以前この道は天橋立に行く時に
通りましたね。
宮津まで行き、天橋立の先で
高速道路を降りたら、
一般道を走ってゆきます。

途中、あまり和久傳の森というような
案内看板はありません。

ここで会ってるのかなあと思いつつ、
ナビに従って進んでいきます。
すると田んぼの中の一本道を曲がると、
山の方に道が続いてゆき、
その途中に「和久傳の森」がありました。



天気はたまに雨の降る日でしたが、
着いた時には雨も上がり、



駐車場から森の中に入ってゆくように、
道路を歩いてゆきます。



ここの「和久傳の森」ですが、
世界中に植栽をおこなっている
植物生態学者の指導の下で、
三万本の木を植えて
出来上がったところです。

自然の恵みに感謝し、
美しい地球環境を守っていきたい
という願いを込めているそうです。

中には、安野光雅の美術館と
工房レストラン、そして
お菓子作りなどをする
工房などがあります。

ではそちらの入り口に向かって
駐車場から歩いてゆきます。

ここがその入り口です。



入ってゆくと正面に
工房レストランが見えています。
そして右側の塀の向こうにあるのが
美術館です。



ではまずそちらに向かいましょう。



続く


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