ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

今年の地蔵盆もよかったです

2022-08-24 20:44:14 | 町会

中央アルプスで過ごした夏休みのブログも、
初日の終わりを迎えようとしています。

これから、doironのアルプスへの
懐かし登山が始まってゆくのですが、
いったん休憩。

今夜は村で行われた地蔵盆のことを
少し書いておきましょう。

doironが済んでいる村には、
地蔵が二つあります。
一つは村の寺の横にある小さな地蔵です。
これはもう昔からこの寺の土地を
管理している家が大切にしているところで、
一般の人がお参りする地蔵ではありません。

そしてもう一つが、
昔から村のはずれにあった地蔵群です。
村の境界を守る村地蔵
だったんだと思います。

子どものころから、
学校へ通う道のところにあり、
近所の女性が毎朝掃除をしていましたね。

時おり枯葉を野焼きしたりしていました。

そうしてずっと我々のそばで
守ってくれていた地蔵でしたね。
その地蔵には「地蔵講」があり、
村の人たちがみんなで大切にしてきました。



そしてついに二年前、
その地蔵講の代表が
doironに回ってきました。

我々を大切にしてくれていた地蔵を、
今度は別の面からこちらが支える
というありがたい役割です。

これに就任したのが2年前です。
ちょうどコロナの騒ぎが出始めたころで、
旧の役員さんたちはどうしたものかと
頭を悩ませており、
もうこうなったら一気に若い人間に
代表をしてもらおうという事で
回ってきたという次第です。

もう60代半ばの年齢だったので、
さほど若いというわけでもなかったのですが、
講の代表の年齢としては
一気に20歳くらい若返りました。

で、その年の地蔵盆はというと、
旧役員で「一切何もしない」と
決まっていたので、
地蔵盆の日も一切お参りもされず、
静かに過ぎていきました。

ま、結局役員になったにもかかわらず、
何もしないまま地蔵盆が
終わってしまったわけです。

そうして一年が経ち、
昨年の地蔵盆は僧による
お参りだけをしてもらいました。

「ああ、お参りしてもらって
地蔵も喜んでいるよ」
という村の人の声を
聴いてうれしかったです。
そして今年です。

今年は、僧によるお参りの前に、
鈴紐を取り換える作業を行いました。



感染防止のために何もしてこなかった
地蔵の管理を少し増やしたのです。

前日にその鈴紐を取り換えるとともに、
地蔵内の掃除をきれいに実施しました。
まるで大仏さんのホコリ払いみたいに、
やぐらの中まできれいに磨き、
見た目は一気にきれいになりましたね。

そして、もちろん地蔵盆の提灯も
取り付けれるように、
電気の配線も取り付けました。
そうして地蔵盆の日を迎えたのです。

まず、あさイチに提灯をつけに行きます。

今年は孫がもう一人生まれているので
慌てて作った提灯を取り付けます。
その後、供物を買い、果物も用意し、
予約してあった蓮の花入りの
生け花も設置します。

これで準備は終了ですね。

午後6時半に頼んであった層が現れて、
参拝が始まります。



お経の中には、コロナ感染に関する
文言も入っていたように思います。

鐘をたたきつつ約30分間の
読経が終わり、お参りが完了です。
僧をはじめ、世話になった人たちに
供物を分けて、今年の地蔵盆も
無事に終了しました。
雨も降らず良かったですね。

全て片付けた後、
夜十時に提灯の電源を落としにいって、
完了です。



講の人間が集まってくれて
掃除などいろんなことをしてくれました。
何も大したこともできなかったのですが、
静かにそれでいてあったかく
村に人たちと楽しく過ごした、
今年はそんな
とてもいい地蔵盆だったのでした。


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