和合の松のクローン復活を目指している
「鹽竈神社」を出て、次はその裏の
玉津島神社を目指しましょう。
鹽竈神社も元々はこの神社から派生したもの。
昔はこの辺りは島になっており、
六つの島山がまるで玉のように
海中に点在していたことから
こんな名前の神社になっているそうです。
ここには小野小町の
袖掛けの塀があります。
う~ん、なんかシャツをかけたくなりますねえ。
そしてこれは「根上がりの松」。
株価関係者はお参りしていかないといけませんね。
神社内をウロウロしてお参りしてさあ、
次は海がよく見える鏡山の
展望台に上がらないといけませんね。
ここの山はまるで鏡のように
そびえています。
まるで木の模様のような形をしており、
別名「伽羅岩」といわれています。
ああ、ここは上らないでねえ。
ちゃんとした登り道があるので
上がってゆきましょう。
山頂からは片男波がよく見えます。
このあたり、鶴が飛んだりしていたんですねえ。
眺めの良い山頂で、景色を楽しみました。
さあ、これでこのあたりの見所は堪能しましたね。
では再び車に乗って、片男波を少し眺めてから
今度は東照宮を目指しましょう。
紀州といえば、御三家ですね。
そこに初代徳川家康をまつる社として
作られたところです。
不老橋の前を通り、川沿いに800mくらい
進むと突き当りが「紀州東照宮」です。
初代紀州藩主徳川慶喜が建立しました。
建造物は重要文化財です。
車を止めて、さあその本殿まで
階段を上ってゆきましょう。
こんな階段です。
近づいてみると、三段に分かれており、
上の段の方は幅が狭くなっています。
下から見上げた時に、
階段を長く感じさせる仕組みですね。
そして石段の数はなんと108段。
煩悩の数ですね。
でもまあ煩悩が108個と
いうのもいろんな説・由来が存在し、
確立したわけではないそうです。
そもそも、自分の中にある感情や素行である
って言われても108個もなんて
わからないよなあ。
まあわかれば悟りも近いかもしれません。
四苦八苦で4×9+8×9=108なんて、
人間悲しいよなあ。
そんな数の階段を上ってゆきましょう。
一段ずつ登ってゆきます。
上まで上がったらこんな感じ。
しかし108の煩悩ってめちゃ
多いなあって感じです、ハーハー。
そう煩悩を感じただけでも、
ここに参った値打ちがあるというものです。
そしてこの階段上にある
山門から見える景色は、
最高の景色でした。
煩悩を越えたら最高の景色
ってなんか意味深ですねえ。
ここは先日ブラタモリでも
やってましたねえ。
タモリも感心してはりました。
中に入ってゆくと、
ボランティアさんが解説をしましょうか
というので、参加していきました。
「まずは本殿の建物ですが、
日光のような飾りが見事に施されています。
三種の猿は・・・」と
説明が始まるのですが、
人も増えてきましたし、
この後まだまだいいとこ巡りを
するので時間が押しています。
こっそりと集団を離れ、
歩きつつ本殿まわりを一周。
まあすごい建物やねと感心しつつ、
我々は勝手に歩きを進めて
ゆくのでありました。
この徳川家康を無視して
離れていく行動はやがて
「離ればなれ」という言葉になって
この世に残っていくのでありました・・・
なわけないか。
帰りは、先ほどの階段ではなく、
山手の方に付けられた
傾斜の緩い坂道を降りてゆきましょう。
以前もこの道を降りたことがあります。
静かな山道ですが、
木々にはたくさんのリスがいましたねえ。
今回はどうかなって見てみましたが、
残念ながらおリスでした。
いや、お留守でした。
続く
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