「ほしだ園地」です。
でも立派な宿に星野リゾートってあるし、
ましてやここにあるつり橋の名前が
「星のブランコ」と言われています。
星田というには山だしなあ。
なんか、場所の名前が頭の中で
星田と星野がごちゃごちゃに
なっています。
あたまを整理しつつその
星のブランコに向かうことにしましょう。
山の中にはいってゆくと
結構な急斜面が続きます。
そりゃあそうですよね。
星のブランコの写真を見ると
かなり上の方にかけられています。
そのたもとに向かっているのですから、
上って行かないといけません。
で、ふと横を見ると冒険の路
と書かれています。
つり橋への路とも書かれていますので、
アスファルトの傾斜道を
上ってゆくよりは、
階段を使ってでも登ってゆく
山道コースのほうが面白そうです。
こちらの道を選びましょう。
「星のブランコまであと400m」
と出ていますよ。これはいい感じですねえ。
急な木製の階段道を上がってゆくと、
どんどん高度が稼げます。
と、その時後ろから子供の声が聞こえてきます。
この日は水曜日なのになあ
と思いつつ階段を上っていると
小学生の集団がやってきました。
どうも家族連れの子どもたちのようです。
元気ですねえ。階段をかけて登ってゆきます。
また後るからくるお母さんも
世間話をしながら迫って来るようです。
こんな場所もすぎながら
道はやがて大きな道に出ます。
みぎが星のブランコと書かれているので、
そちらに歩いていきます。
しばらく平たんな道を進んでいきますと、
おお~見えてきました。
あれが星のブランコですね。
延長は280m、高さは最大で50mあり、
人道釣り橋としては国内最大級
と言われています。
1997年(平成9年)に第52回国民体育大会
「なみはや国体」(夏・秋季大会)
秋季、山岳競技の登攀会場として、
ここに先ほどのクライミングウォールが整備され、
同時期に園地内にこの吊橋が
整備の一環として設けられたんだそうです。
じゃあ星田ブランコじゃないですか
と思われるのですが、
前に書いたようにこの辺りは
天体に関する話題の多い場所です。
七夕発祥の天の川、
獅子窟寺(ししくつじ)で弘法大師(空海)が
天から星を降らせた降星伝説の
八丁三所(はっちょうみどころ)として
星の伝説があります。
また北斗七星(七曜の星)を祀る
星田妙見宮などもあり、
星にちなんだ伝承が多くあり
「星のまち交野」といわれています。
なので、そんな星降る里のシンボルとして、
この交野の吊橋に
「星のブランコ」の愛称が
つけられたんだそうです。
もう27年前の施設なんですね。
う~ん、メンテはしているんでしょうが、
ぼちぼち老朽化始っているかなあ。
気を付けて渡りましょう。
まあどんな気を付けても関係ないでしょうが・・。
橋のたもとで写真撮影とかしていると、
先ほど追い抜いて行った
小学生の団体が渡っていて
そこから声が聞こえてきます。
「こわい~」
「揺らしたらあかんよ」
とかもう大騒ぎです。
え~あんな元気な小学生が、
大きな声を上げるってどんなんやろう。
揺れるかなあとかおもいながら、
荷物を落さないように、
身なりを整えます。
続く
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