ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

由良要塞に向かった4

2021-11-06 20:59:39 | プチ旅行

史料館や洲本城を見学し終えて、
いよいよ由良要塞の名前のもととなった、
洲本市の由良港の方に向かっています。

海の水はとてもきれいですねえ。
なんか南国にリゾートって感じになってきます。
海沿いにつけられた県道76号線を
南下してゆきます。

自転車やランで淡路1周の
「淡いち」をするときには通る道ですね。
意外に道幅は狭いので、
車の運転も気を使います。

3~4キロくらい進むと
左は港になってきました。
これが「由良港」ですね。



淡路には昔から使っている地名を
大切に長い間使って
いるところが多いそうです。
ここも今は洲本市由良と呼ばれています。



小さな港ですが、
友ヶ島水道に向かう重要な港です。
この前に友ヶ島に行った時に、
この水道にたくさんの釣り船が
出ていましたね。
魚がとっても豊富なようです。
なのでこの港では多くの漁船が
漁をしているんでしょうね。

と言いつつ景色をよく眺めてみますと、
あれ?港の向こうに広大な海が
見えているんではなく、
木々の生えた陸地が見えていますよ。



これは一体どういうことなのか、
地図をよく見てみますと、
どうやらそこに細長い島があるようです。



名前は「成ヶ島(なるがしま)」といいます。

ネットに掲載されている
写真で見るとこんな感じです。



南北2.5kmにわたって
砂州が伸びる細長い島です。
その形から「淡路橋立」などと
呼ばれたりもします。

北と南に島のような形がありますね。
もともとこれらの島は陸繋島で
淡路とつながっていたのですが、
切り離されて、今は淡路島本体と
約100m離れる島になっています。

ウミガメなんかも観測されたり、
貴重な植物もある自然上は
とても重要な島なんです。

渡ってみたいなあと思ったら、
ちゃんと渡し船も一日数便出ているそうで、
渡って島中を歩き廻る旅も
できるんだそうです。

これはとっても興味ありますねえ。
近いうちに計画してみよう
なんて思ったりもしています。

その島に沿って南下していきますと、
道は海辺の駐車場に突き当たります。



目の前に成ヶ島の山があり、



泳いで渡れば行けそうな感じですね。
そこから岩がごろごろしている陸が続き、
さきっぽの方で釣りをしているような
人が見えていました。



ああ、あんなところでのんびり魚釣りしてたら、
頭の中の時間が止まってしまいそうですね。
また遠くの方にみえている島が友ヶ島です。
以前景色を楽しんだ灯台も見えていますねえ。
とても静かないい所です。
こんな静かな海に砲丸を
飛ばそうと考えていたなんてねえ。
信じられないです。

海岸線の方に降りてゆき、
こんな岩がごろごろしている
波打ち際を見ますと、



とんでもない数のヤドカリが群生しています。



ああなんか命のあふれる海でした。
夏場は人で一杯なのかなあ。
でも今日みたいに気候のいい
静かな秋の日に、簡易テントでも張って
のんびり過ごすっていうのも
最高かもしれませんね。

成ヶ島散策と、もしテントを張れるなら
アウトドア旅行なんてのもいいかもしれません。
なんかこの辺はじっくり
楽しみたいところって感じですねえ。

BBQとかできるのかなあ。

さて、そんな海岸線から後ろを
降りかえってみましょう。
山の上の方にはガードレールが
みえています。
あそこが生石公園ですね。

由良要塞の名前のもととなった砲台跡が、
あの辺りに散在しているようです。
ネットの地図とかで見ていたら、
いくつかの砲台跡をめぐる道も
あるようですから、
それではここから車で道を探して
登っていくことにしましょう。

続く


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