話題をネタに描いたりします２

大谷翔平が案山子になって、
お米満載の田んぼに立つというのは
いいアイデアだったかもしれません。

案山子にはエンゼルスの
ユニホームを着せて、
背番号１７を付けておきました。

また二刀流の大谷ですから、
グローブと彼がよく使ってた色の
バットを持たせました。

ただ単にそれだけだと面白くないので、
大谷の人当たりの良さを表現するために
肩に一羽の鳥を止まらせました。
彼のやさしさをそこで
表現しているのです。

おまけに、自然観を出すために、
飛んでいる鳥も二羽入れました。

でもねえ、後で気が付いたのですが、
ここで一つ忘れていることがあります。
大谷の愉快さを表すためにも、
お米の中に楽しそうにしている
イナゴの絵を描いておいたら
よかったなあってことです。

まあそんなことを含ませたうえで、
絵の方は何とか完成しました。

じゃここに入れる言葉はどうするか。
これが次の課題です。
もうすぐ秋だねというのを
簡単に入れるか、それとも
大谷の活躍を象徴するような
言葉を入れるかといろいろ考えました。

いろんなことを考えたうえで、
近所を散歩する時に
田んぼを眺めてぶつぶつ言ってる
高齢おじさんの姿を
近所の人は見かけていたかもしれません。

「ああ、あの人は年金暮らしやから、
お米にあこがれているのかなあ」
なんて話も出ていたかもしれませんな。

みていたら、お米を揺らす
風の足跡も気持ちよかったですねえ。
大谷のことを考えていたら、
しっかり生きていくって
大切なことやなあとかも
いろいろ考えました。

なので結局、最後に書き入れたのは、
心に気持ちよく浮かんできたことばでした。

「ああ、すこし書きすぎたかなあ」
という感じですが、
それなりにかけたものです。

これを、毎日新聞に送ることにしました。
乗るかなあとか思っているうちに、
大谷の故障が明らかになり、
活躍は全面的にストップしたので、
ちょっとタイミングを逸したなあ
とガックリしていたのです。

でもその絵が何と掲載されることに
なったのです。
大谷のＭＶＰとかのタイミングに
近づけているんでしょうかねえ。

そしてそんな連絡があったのが、
なんと祭りの最中だったのです。



たまたま、公民館にいたので、
横で「ドチチン、ドチチン」と
太鼓が響いているときではなかったです。
そんなときだったら、
まあたぶん気づきもしないし、
電話に出ても笛や太鼓が鳴り響く
すごい現場だったと思います。

時間的には宮入の後でした。

宮入無事に終わったと
ビールを飲んでいるときでした。
かかってきた電話を見ると、
知らない番号です。
これは誰だと言いつつ出てみると、
毎日新聞東京本社からでした。

「いつも絵を送っていただいて
ありがとうございます。
少し前に送っていただいた、
案山子の絵ですが採用したい
と思っています」とのこと。

掲載の日にちは来週か再来週までに
掲載されるとのことです。

いやあ、ありがたいですねえ。
喜びを精一杯伝えて
電話を置いたら周りから
「何の電話？」と聞くので状況を話すと、
みんなで大喜びしてくれましたね。

話題の豊富な自治会長です。

今は掲載が楽しみなのです。
また掲載されたら紹介しますね。
絵に関してdoironは１２冠に
まもなくなります。

で、このブログを読んでいる人に、
この絵の中にある大きな間違いを
事前に一つ教えておきましょう。
これは誰にも言わんといて下さいね。

実は大谷に似せて描いた案山子は
グローブとバットを持っているのですが、
な、なんとグローブが右手に
はめられています。
右投げの彼にとっては
右左逆なワケですね。



果たして何人がこの間違いに
気が付くのか、ちょっと楽しみに
思ったりしている、
画伯doironなワケです。