ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

新選組にまつわる話4

2023-01-06 21:18:43 | プチ旅行

最終的に行きたいのは大宮の食堂なんですが、
その前に少しアルコールも入れておきましょう。



「フクハウチ」という名の店に入り、
海鮮物をいただいています。
あんなところは次はどうだ
ここも面白かったぞとか、
話は弾んでゆくのです。

そして、もしねえ、こんな飲み屋に
あの喫茶店のマスターが来たりしたら
驚きやでなあとかも話しています。

マスターがお酒を飲むのか
どうかは知りませんがね。
まあ結局そんなばったりはなく、
二人で「よーし。これで食堂に行く準備はできたぞ」
と盛り上がりフクハウチを出ていくのです。

ではその食堂とはどんなところなんでしょうか。

大宮の駅前にある食堂なんですが、
そこは料理もうまいのです。
昔ながらの中華そばで、
なんか時代を感じさせる
味なんだそうです。

そしてもう一つが、従業員のお姉ちゃんが
京都弁でお迎えし、見送ってくれるそうです。

「おこしやす~」に打ち震えて
「おおきに~」と泣き叫ぶわけですね。

う~ん、これは聞きに行かないといけませんね。

四条通をさらにたぶん西向いて進み、
大宮駅のところで右斜め前方に
後院通りが始まると、
そこに入ってすぐのところに
目的の食堂である「京一」があります。



ああ、あそこだと進んで行くと、
手前に一つ注目のお店がありました。



なんとそこにあったのは
「餃子の王将1号店」だったのです。

ああジダンの走力の5割くらいは
この王将という店に育てられているでしょう。
その発祥の地というわけですね。



こんな石の看板も取り付けられていました。

昭和42年にここで発祥したんですね。

そんな石の案内を見ながら、
近頃はねえこういう石の案内板も
自分より年下の物が増えましたねえと
しみじみ思ってしまいます。

高齢者になってしみじみと感じますねえ。
そしてその横が「京一本店」です。
中に入ってゆきますと、
あれ?「おこしやす」が聞こえてきませんよ。
姉ちゃん、姉ちゃん、話が違うやないか
と言おうとしましたが、あきません。
大阪のおっさんがキャバレーに
行ったみたいなことは言いません。
行ったことないけど・・・。

ジダンも少し首をひねって
見回してみますと、二人いたお姉ちゃんが
今日は一人の様です。

ああ、時代も変わってゆくのですね。



まずはビールで再び乾杯をし、
中華そばを注文しました。
待っていると。先に店を出ていく人に
「おおきに~」と声がかかっています。

ああ、これやなと思ったのですが、
ジダンはもう少し京都弁
やったけどなあと不満そうです。

まあdoironの想像では
着物を着たお姉ちゃんかな
と思っていたのですが、
普通の町のお姉ちゃん服装だったのが
ちょっぴり残念です。
ってまあおっさんたちは
食堂に何を求めているねんて
感じでしたね。



でも料理は予想通りおいしかったです。



それにしても昼間っから
ビールを飲んでいる客も多く、
日本はこの先どうなってゆくねん
と思ったおそい食堂ランチでした。

これで、まあ久しぶりの今回のドジ旅も終わりです。

ああ今度はdoiron企画やなあ
と思いながら帰宅すると、
数日後にメールが一通届きました。

平岡珈琲のマスターからでした。

「あの日はお声がけありがとうございました。」
と記載され、令和5年度の展示予定の
スケジュール表が添付されております。

「予定表の中から選んでいただいて、
二期連続で開催していただけたら」
という内容も書かれています。

マスターも運命を感じられたんでしょうね。
ありがたいことです。

これにはやはりdoironも
こたえなくてはいけませんが、
じゃメールでここで依頼します
というのはあつかましいですね。

後日来店して御願いします
と返事をしておきました。

ある程度の展示の中身をもって
依頼しに行こうと思っています。



ジダンとの久しぶりの楽しい歩きや
お絵かきの運営的な出会いのあった
久しぶりのドジ旅だったのでした。

おしまい

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新選組にまつわる話3

2023-01-05 21:03:44 | プチ旅行

新選組の展示と平岡珈琲の店長との
ばったり再会をした京都文化博物館を見て、
錦市場へと歩いてゆくことにしました。



途中で京都市の道路元標跡に出会いました。



大阪市や奈良市の元標には出会っていたので、
京都はどこかなあと思っていたのですが、
やっと出会いましたね。

京都だからもっと趣きのある石
かなあと思っていたのですが、
意外とシンプルなものでしたね。

それにしても、ジダンの後を
ついて歩いているだけで、
もうなんか方角もさっぱりわかりません。
今はどっち向いて歩いているのかなあ。
でもまあいいいや、ついてゆきましょう。

錦市場に入って、狭い道を進んでゆきます。
お餅やとかせんべいやとか、
パッと買って食べて歩けるような
そんなものも多く売ってます。

それを食べながら歩いている人も多いのですが、
白人とか中国系ではない外国人が多いですね。
もう結構道をふさいだり、
周辺のことってあまり考えない人が多いですね。

オープンな飲み屋さんもあるのですが、
狭苦しそうです。
この辺で飲み屋に入ろうとは
思っていませんよ。
最終的には大宮の食堂に行こう
というジダンの計画ですから、
そこへ行くまでには飲み屋に
一軒くらいは入っては
置きたいのですがね。

錦市場を出てから探しましょう。

ちょっとごめんよ、ごめんなすって、
アイムソーリーとか言いながら
人ごみをかき分けて、
ようやく錦市場の目的地である
鳥居のところまで来ました。



おお~すごいです。
鳥居の一番てっぺんの「笠木」と
「島木」並びに双方支える
「貫」の部分が家の中にめり込んでいます。

これはもありがたいんだか
どうなんだかって感じですね。
こんな超空間支配的な鳥居なんて
世界にここだけでしょうねえ。

これが見たかったんです。

前にテレビでこれを放送した時は、
家の中も見せてもらってましたね。
鳥居のそのまんまの形で
家の中にはみ出しているようです。

これはねえ、権利関係は
どうなっているんでしょう。
鳥居がわざとはみ出したのか、
あるいは家の方が参道に
入り込んでいるのか。
なんかほのぼのしい姿ですが
それぞれの思惑が複雑に
入り組んでいるのかもしれませんね。



鳥居に渦巻く、権利関係の陰謀。

果たしてそれは・・・
ってまあどうでもいいですね。
ほっといておくれやすと
京都弁で怒られそうです。

まあこういう景色が見たかったので
ここまで来たようなものですから。
写真だけおってさっさと帰りましょう。
では最後の目的地である、
大宮の方へと向かってゆきましょう。
京都の繁華街を、ドジ旅の二人は
進んで行きます。
四条通をたぶん西向いて進んで行きます。



どこかに飲み屋はないかなあと
きょろきょろしながら進んで行くと、
こんな看板が目に入りました。



これはもうドジ旅二人の気持ちに
直接的に訴えてきます。
店の名は「フクハウチ」という名です。
何となくよさそうな感じなんで、
ここに寄って行こうという事にしました。
お腹もすきましたねえ。



店の時計を見ますと、
エビ時もイカ時もすぎて
もうマグロ時直前です。
注文してゆきましょう。



まずはビールです。

doironは京都の文字が
印刷された生ビールで、
ジダンは瓶ビールです。
では乾杯しましょう。

「本日はお日柄もよく・・」ではなくて
「久しぶりのドジ旅に乾杯」。

メニューを見ながら、



海鮮ユッケと刺身盛り合わせを注文です。



おいしかったですねえ。
もう年金暮らしのdoironと、
まだ現役のジダンと2人で
京の海産物を味わっていきます。
なかなか当たりのお店やなあ
とジダンも言っておりました。

続く

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新選組にまつわる話2

2023-01-04 20:56:52 | プチ旅行

ジダンの昔携わった仕事の現場に行くと



「あ~ここの植え込みはたいへんやったなあ」

とか言ってます。
たぶん仕事後は京都で一杯飲んで、
なんてのを楽しみにしていたんでしょうねえ。

ああジダンの青春時代ですねえ。
そんなジダンの仕事の痕跡を訪ねた後も、
その近辺あたりをウロウロ歩きましたよ。



そうして、いろんなことを思い出しながら、
後の一杯のみのための
お店チェックもしながら、



まずは旅の目的地の一つである
「京都文化博物館」へと
向かってゆくことにしましょう。



この辺りは結構大きなビルも多いですね。
京都なんで高層にはなっていないけど、
和風なたたずまいをどこかに残して
でんとそびえる大きなビルとかも
たくさんあります。



携帯のナビを使って、
そんなビルの中からそこを見つけ、
よしここだと展示館の中に討ち行ってゆきます。



こういった展示館の中身はというと、
たいがいは写真はダメですから、
入り口のパネルのところで一枚撮影です。



いいですねえ。
新選組の厳しさがdoironの顔に
乗り移っているように見えます。

中に進んでいくと、
さまざまな新選組に関する書簡や文書、
武器なども展示されていました。

司馬遼太郎の小説なんかで得た知識が
うっすら役に立ちますね。

学校の教科書で学んだ知識なんかでは
さっぱり浮かんでこない
時代背景なんかをぼちぼちと
思い浮かべながら、見学してゆきます。

それにしてもこの時代の人の
文書は達筆すぎてなんか
全然わかりませんね。

文書が並んでいるのですが、
中身と背景を描いた文書も
一緒に見ないと全く何が何だか
さっぱりわかりません。

doironのおやじもそんな字を
書いていました。
机の上にメモが残して会るのですが、
何を書いているのかさっぱり
わかりませんでしたね。

あとで「楷書で書いてよ~」と
文句を言ってたのを思い出します。

また展示物の中にはいろんな人物が
浮かんできます。

え~っと、新選組って誰がいたっけ。
銭形平次はちがうなあ、
親分は近藤勇やったなあ。
なんてこともうっすら思いだしつつ、
時間をかけて進んで行きます。

そうなるとなかなか進みませんね。
実はこの展示会も、
あと一週間くらいで終わります。
なのであわててやってきたお客さんも多く、
展示物の前は結構混んでいましたね。

行列がぞろぞろ動いてゆく感じ。
やっぱり新選組って今も人気なんやなあ
と思いつつ、館内を見ていかないとね。

「あ~前にも後ろにも人がいっぱいだあ」
と思いながら、ふと横を向いた時です。

なんとまあ驚くような出会いがあったのです。
その人というのが、
半年くらい前に絵の展示会を
させていただいた、
大阪最古の喫茶店のマスターだったのでした。



ほんの少し前にジダンと
その人との会話のことを話ししていたから、
もう驚くようなばったりです。
こんにちはとマスクを下げて
あいさつすると、「おお~」と
驚きの声が・・・
でもその時に展示会の関係者が来て
「マスクを下げないでください」
と強烈な注意が入りました。

ひととおり挨拶をして、
ではまたお店に行きますねえ
とその場は別れましたよ。

でもねえ、これはねえ、
もう運命のばったり出会いです。

神様が「またあそこで展示会をやりなさいよ」
と言ってるみたいな、
そんな必然的な出会いなんでしょうね。

また後日必ずお店に行こうと
あらためて思った次第です。

そんな出会いに興奮しつつ、
展示もゆっくり眺めて展示会を
楽しんだdoironだったのでした。

続く

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新選組にまつわる話1

2023-01-03 21:09:56 | プチ旅行

さあ、またぼちぼちいつものように、
あちこちうろうろしている話も
書いていかないといけませんね。
まだ昨年の話で書いていないのも
たくさんありますので、
がんばって書いてゆきましょう。

今日は新年にふさわしく
ジダンと京都を歩いた
ドジ旅から始めてゆきます。
何が新年にふさわしいのかわかりませんが、
話を進めてゆきましょう。

年末というか11月末に、
ドジ旅という名で呼ぶには、
歩行も少なく、アルコール摂取が
メインのお出かけを行いました。

まあいいんですよ。
もうこんな年齢ですから、
楽しみ部分を追い求めて、
古都を旅するなんてのも、
全然悪いことではありません。

でもそんな中でも、
旅の味わいを少しでも豊かにしようと、
博物館の展示会見学を
一つはめ込んで、出かけて
行くことにしたのです。

行こうとしているのは、
京都文化博物館の新選組の展示。



新選組ですよ。

なあんかもう、doironの生活とは
全く違う、人の世をシャキッと
生きてきた人たちの暮らしを
覗きに行くのです。

気持ちを引き締めて、
出かけて行くことに
しないといけませんね。

そしてそこを見学してから、
周辺をオラオラと歩き回り、
古都を満喫してこようという
高尚なる旅が今回のドジ旅です。

では出発しましょう。
まずは南海本線で天下茶屋まで行き、
そこから阪急の烏丸駅を
目指してゆきます。



久しぶりのドジ旅なので、
積もる話を交わしながら
向かってゆきます。

ジダンの山や仕事のこと、
doironの山のこととか情報交換です。
何も情報交換をしないと
いけないわけではないんですよ。

お互い何をして、どこがどうなって
とか興味しんしんなわけではなく、
それぞれの暮らしの中で
こんな面白いことを見つけたよ
みたいな、情報ひけらかしな
わけであります。

お互いの活動の多くは
それぞれのブログに掲載されていますから、
まあほぼ活動範囲の多くはわかっています。
それから今年の絵画展にも
きてくれましたねえ。
そしてあの時、展示会をやらせてくれた店長も、
doironさん、また次の回の展示も
しましょうなんて言ってくれてたんで、
今考えてんねん、
なんてことを話したりしていました。

まあジダンはあまり絵には
興味はなさそうなんで、
展示会をもしやったらまた見に来て、
帰りに一杯飲みしようなんて感じでの
軽いお誘いをしたのでした。

で、そんな話をしているうちに、
電車は目的の駅に到着です。



スケジュール的には、
ここから展示会に行って、
京都で一杯飲みという
シンプルなものでしたが、
電車を降りて歩いていくたびに、
それぞれの好奇心が旅を
複雑にしてゆきます。



まずは、ジダンが昔仕事をしていた
現場を見てみようと言い始めました。
いいですねえ。
じゃ、その目的に沿って進んで行きましょう。



途中、錦市場の近くを
通り向かってゆくのですが、



ここではdoironの興味にも
華が開きます。

前に西国三十三か所を訪れた時に、
ここを少し通りかかったことが
あったのです。
ここは京都の台所を支える
市場とか言いますよねえ。
なんでこんなに狭苦しい道が
京都の台所支えているの?
ってちょっと違和感があったのです。
でもまあそんなことより、
以前から、錦市場にいったら
家の中に鳥居がめり込んでいるぞ、
というそっちの話を
気にしていたのです。

なので、後半はこちらも歩きましょうと
提案していたしました。

いいですねえ。
でもまずはジダンの仕事の痕跡確認です。



それをやった年齢が
40や50の年代でも、
もう我々には青春時代なんですな。

続く

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もう今年も二日が過ぎました

2023-01-02 18:10:46 | 日常

面白かったなあ、箱根駅伝。
エースの集まる二区なんかもう最高でした。

学生TOPの三人が争う終盤戦は、
もう三人の思惑も絡んで、
すごいレースでしたねえ。
三人の活躍をいろんなところで
見てきたから、走るレースというのに、
なんかいわゆる一つの人間模様を
感じました。
明日の復路も、もう楽しみで仕方がありません。

さて今日は、正月の二日。

え、もう二日が済んだの?
あっという間にまた来年の正月やなあ。
そんな正月に開催される
往路の駅伝が終わりましたので、
すぐに歩きで初もうでに出かけました。

もう二日もたつのにのんびり
生きていてはいけません。
さっそうと靴を履いて、
アルコールで赤いほっぺを
マスクで隠しながら、
遠方の神社まで歩いていったのです。



するとねえ、アルコールのせいではない
と思うのですが、足がなんか
むずむずするのです。
これは駅伝を見たから足が興奮しているのか・・
と一瞬思いましたが、やっぱり違いますねえ。
たよんない足ですが、これまたジム休みが
続く中運動不足で、力が抜けて
ふにゃふにゃになりつつあるのでしょう。

たいして運動もしていないのだが、
スタジオ内のランもそれなりに
刺激になっており、自分の体調に
からんでいるんですねえ。

そんなジムですが、まあ今年も
そんな風に柔らかくぼちぼち頑張ろう
と歩きながら考えていました。

歩きにも人間模様があるのですよ。

それから今年は年賀状で、
お絵かきの展示に来てくれた人で、
長く会えていない人に
カレンダーを送りました。



郵便局で年賀用のくじの付いた84円切手を買い、
それを貼り付けて封筒で送ったのです。
封筒に、赤で「年賀」と記載してね。
それをもって郵便局に行くと、
「え?郵便の年賀ってあるのか確認してきます」
と返事されました。
え~切手売ってるくらいやから
あるやろと言いながらも、
とにかくこれで投函しといてと
渡しておきました。

後ろに客がいっぱい並んでいたから、
余計な時間をとらせるわけには
いきませんからね。
きっと、アルバイトの店員さん
だったんでしょうね。

そしてその年賀状のお礼のメールが来ました。
もう70年以上生きている人に、

「こんな年賀状は生まれて初めてもらったわ」
と言われましたね。
え~70年で初めて?
なんか歴史的な年賀状に、
その人にはなったようで、
なんかちょっと感激です。

年賀状にも人間模様があったのですねえ。

正月から、そんなメールで楽しい会話をし、
また運動不足の体とも対話し、
周りの人や環境にも恵まれて
ありがたいことやと思いながら、
のほほんと過ごしていた
doironの正月二日目だったのでした。

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