どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『日本の美・発見Ⅱ やまと絵の譜@出光美術館』なのだ

2009年07月03日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<Sacra cafe.>でランチをしたぼくらわ 出光美術館に移動して 7月20日まで開催している<やまと絵の譜>見たのだ(※展覧会のポスターを写真に撮るのを忘れたのだ)



今回わ えこうと感想がダブっているので 任せるのだ

出光美術館 <日本の美・発見Ⅱ やまと絵の譜> 7月20日(月・祝)まで

※展覧会のHPはないようです。

※展覧会のポスターの写真を撮り忘れました・・・。


タイトルになっている<やまと絵>って、どんな意味だろう・・・?あんまり深く考えたことがなかったのですが、日本画のこと?なのかなぁ~とか思っていました。

作品解説には、このように書いていました。(漢画との違い)

漢画・・・強弱の差が極端で、屈曲の激しい筆づかい。

やまと絵・・・ほど均一の太さの柔らかな筆線でかたどられる。(やまと絵の基本)

今回は、約30点が展示、会期によって、展示替えや巻物の場面替えがあるそうです。作品リスト以外にも、蒔絵、陶磁器、鏡、着物なども展示していました。


いいなぁ。思った作品。

2.菱川師宣 立姿美人図

着物の柄が美しい。


3.菱川師宣 江戸風俗図


7.英一蝶 凧揚げ図

この掛け軸は、横幅が短く、14センチしかありません。


8.英一蝶 桜花紅葉図

双幅の作品。左側は、鶺鴒(せきれい)と楓があって秋の図、右側は、燕と桜が描かれている春。ともに短冊も描かれている。

解説には、英一蝶は、松尾芭蕉やその高弟の榎本其角(えのもときかく)と親交を深め、俳譜にも才能を発揮した。


9.岩佐又兵衛 職人尽図絵 <場面替えあり>


10.岩佐又兵衛 野々宮図 (重要美術品)

源氏物語(賢木 「さかき」)の一場面。光源氏の着物の精密さがすごいです。


11.岩佐又兵衛 在原業平図

解説には、歌仙絵は座って描かれるのが普通だが、この図は、立ちあがった業平が描かれている。


19.筆者不詳 福富草紙絵巻 <場面替えあり>


26.田中納言 異形賀茂祭図巻 <場面替えあり>

ウサギ?、ネコ?、犬、カエルたちが人間のように作業、行進している擬人化されている絵巻。見ていて楽しい。


29.伝 土佐光信 四季花木図屏風 (重要文化財)


33.狩野探幽 源氏物語 賢木・澪票図屏風 ※展示終了


36.渡辺始興 鴫譜 <場面替えあり>


私としては、岩佐又兵衛の<野々宮図>が見れて良かったです。(それを目当てに行ったのですが・・・。)ちなみに、この<野々宮図>も『金谷屏風』の1つだったそうです。


この後わ すぐ近くにある 高橋コレクション日比谷に移動して<草間彌生展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ