毎年今の時期、猪高緑地に「ミヤコワスレ」の花が咲きます。
後鳥羽上皇が承久の乱に失敗し、子の順徳上皇が佐渡に流されるが、そこで見たミヤマヨメナの可憐さに「都の栄華を忘れさせてくれる」とその花をいつくしみ暮らしたということから、ミヤコワスレと呼ばれるようになったと。。。。
そのミヤマヨメナの栽培種がミヤコワスレとのこと。
私が持っている本のミヤコワスレはもう少し色が濃く、一般的にネットで見かける(私の写真のような)淡い色の花のほうがよりそのお話の雰囲気に近いような気がしてます。
こんな雰囲気で風に揺れていたら、むしろ都を思い出してしまうかも。
この淡い紫色は、栽培品種で作りがちな、「濃すぎる感じ」がなくて好きです。
野に似合う。
風にも似合う。
ちょっと中央の2輪が重なった。。。