どこの地方都市でも同じだと思いますが、市街地を離れると田園風景が視界に広がってくる筈です。
私が仕事でグルグル回っている丸亀平野は、市街地なんて割合で見れば猫の額で、殆ど田園地帯です。ただその中に大きなショッピングモールがあったり、住宅団地があったりもします。
小麦ではなく大麦。こげ茶に色づいて来ました。
昨日は善通寺市のとある神社で車を降り、その周辺を少し撮り歩きしました。
神社といえば、クスノキが御神木になってることが多いです、こちらでは。
しめ縄が巻かれてました。樹齢何年だろう?
別にお詣りもせずここを出てと・・
塀からこんにちはをしているムラサキカタバミにこんにちはと囁いたり。
散歩ではないのでセカセカと歩いていると、こんな表示板を発見!
普通の民家が花壇を開放していました。
数枚、遠慮なく撮らせて頂きました。これはバーベナ。
あとで名前が判明したアルメニア。初めて見る花です。
そして「背の低い」ヤマボウシがありました。樹高1mぐらい。そんなのあるのか。..。.:*・'(*゚▽゚*)'
さてまた歩き出す。するとすぐ花が見つかる。今はそんな季節です。
ソラナム・ラントネッティ。庭木でたくさん、花をつけてました。
今日は神社のことを書こうと思ってました。.. 時間あるかなぁ。
数日前から咲き出した、オオキンケイギク。ハッキリ言っておこう、、君は咲くべきではありません(罰則付きの特定外来生物、栽培禁止です)。
神社は、信仰の対象は八百万(やおよろず)に及びます。祭祀の場所としての神社では、祀る対象は人だったり植物(樹木など)だったり、建築物だったり、ある出来事だったり、また狐、猿など動物まで、果てもありません。
そしてまた、その地域を守る氏神様でもある。だから昔はもっと沢山の神社や祠があったはずなのです。・・
壁際に勝手に咲いていたメキシコマンネングサ。
それから、今これを所々で見かけます。風が強いと撮影不可能なマツバウンラン。小さな花を大きな枠で載せましょう。
そこに住む人々、村人たちの、万物への畏敬・畏怖の想いを受け止めていた神社は、明治末期の「神社合祀」の政策により激減します。小さな神社は取り壊され、大きな神社に併合する政策が進められました。庶民の素朴な神さまではなく、「国家神道」として、国家による管理のもとに置かれることとなって行きました。
著名な博物学者、南方熊楠が、これに対して反対運動を起こしたことはよく知られた話ですね。
・・撮り歩きをゆっくりやれないので、さっきの神社へ戻りました。するとそこでも花を見つけました、時間を気にしながら撮っていると、半袖の腕を蚊に刺された・・・
白い可憐な花、トキワツユクサ。繁殖力が旺盛なので、庭に侵入されるのはお断りします。。