こんな題を付けましたが、ワルナスビに触れるのは最初だけで、あとは最近撮った花を載せて行きます。
害草には違いない。人間にとって。そもそもトゲだらけだから、不用意に触ると怪我をします。また、増殖力が猛烈に強く、駆除しても地下茎が1センチでも残ると、そこから芽を出して復活、繁殖すると言うのだから凄い。
蕾の時から萼にトゲ
ワルナスビの「害草ぶり」についてはウィキに詳しく載ってるので、リンクしておきます。
wikipedia ワルナスビ
ワルナスビは外来種です。しかし外来種植物でよくある、観賞用に導入→逸出して野生化というものではなく、牧草(飼料)に混じって渡来しました。諸外国でも恐れられているようで、英名「悪魔のトマト」・・。
最強、最恐の害草かも知れませんが、最初に書いたように、それは人間から見てのことで、この植物が自然環境や生態系に悪影響を及ぼしているわけではない。生態系を一番壊しているのは人間自身です。
道路を作る、建築物をたてる、河川工事をする、、当然、元々その場所にあった花や木は無くなります。
・・植物は悪くない、最近そんなふうに考えるようになりました。
綺麗に撮ってやろう、と思いながら写したワルナスビ。どうでしょうかね。
さて、観賞用に導入されながら野生化した花を続けます。
イモカタバミ。
芋状の塊茎で増えるために、この名前がついた。.. 名前についていちいち文句言わないでください。
住宅地の空き地を埋め尽くす勢いのオオキンケイギク。これも元は観賞用です。
玄関前の花壇にあったヒルザキツキミソウ。まさか育てているのではあるまい(?)。 観賞用に導入して野生化です。
キショウブ。湿地で大繁殖してるのを見ることがあります。元は観賞用に導入。
在来種のカキツバタがキショウブに圧倒されてました。
ムシトリナデシコ。勝手に咲いてるという意味で雑草? 勿論これも観賞用に導入されたものです。茎のところに茶色い部分があり、そこを触るとネバネバします。そこへ花にとって無用の虫が上がってくると、くっついてしまう。名前の由来。
色も光も、広がりも、全く撮れてない海。でも載せました。坂出港付近。
さて・・木の花を二つか三つ。
スイカズラ。芳香がしました。
残念ながら、黄色い花は枯れていました。
ユッカラン。初めて見た。某高校の校庭です。縦にこの花木の全景も写しましたが、ブログが長くなってるので省きます。
小さな公園にあったものですが、ツツジかなあ。サツキ(サツキツツジ)はまだか。だいたいツツジとサツキの違いが分からない。(違いは確かにあるらしい)
写真右上に見えるのは、はびこっている昼咲き月見草。
ワルナスビで始めて、大きさ3ミリのかわいい雑草、ヒメコバンソウで締めます。ではまた。