違いを受け入れるという事

テレビで、有罪判決を受けて服役も終えたけど、えん罪を訴えている女性の番組を見たんですよ。
「取り調べの警察官に好意を持ってしまって、犯行を認めてしまった」

そりゃ無くない？いくらなんでも、そりゃ無いでしょー。嘘をついているのかと思った。

で、番組がしばらく続いたのちに、彼女には知的障害がある事が発表される。

あ、なら、わかる。あり得るかもー。

この違いよ。自分の事だけど。


知的障害にしろ発達障害にしろ、障害の程度はグラデーションだし、範囲も一部だけだったりするから、障害に気づけない事もある。
障害だってわかれば、理解できるのに、そこに「障害」って名前が付いてないと理解できない。
障害も程度が浅ければただの個性。
ただの個性でも、理解できるといいな。

自分にだって苦手な事があるのに、自分には普通の事をできない人がいると「怠けてる」「嘘つきだ」「失礼だ」「理解できない」とかになっちゃう。

なかなか、色々な個性を受け入れるのは難しい。