青山美智子さん3作目。
読んで早々に、これは『鎌倉うずまき案内所』と同じ作りだな、って思う。
鎌倉うずまき案内所が、図書館の小町さんに変わっただけだ。
ならば、私は鎌倉うずまき案内所の方が良い。なぜなら、向こうのほうが不思議だもん。不思議?メルヘン?怪奇?なんか、そんな感じ。所長もアンモナイトだしさー。
あと、こちらは巻き巻きではない。それはこっちのほうがいいかな。
でもね、読み進んだら、ショートストーリーひとつひとつの中身(テーマ)が、違うかなー。『鎌倉〜』もいま読んだら違く感じるかもしれないけど
これは、
「今はうまくいってなくても、場所を変えたら、考え方をかえたら、うまく行くよ」って、変化を勧めて応援してくれる短編集と感じた。転職をけっこう前向きにおすすめしてる感があった。
よかった。
『自分のライフステージが変われば、合う場所(職場)も変わってくる。なら、変えればいい』的な事が書いてあって、よかったなぁ。
転職を考えてるわけじゃないけどさ。
行き詰まっている方におすすめです。
行き詰まってるからさ。
青山美智子さん、まだ3作目だけど、登場人物があちこち繋がってるのはどうやらあるある。
これは読んでて「この人しってる♬」って嬉しくなる。ちょっとした、プラスポイント☆
良かったです。
コレ、良かったです。