祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 日本経済は消費税10%で完全に終わります

2014-09-19 18:28:38 | 政治
ネット上に「週刊現代」の記事があります。経済学者のクルーグマン氏が日本経済について意見を述べています。特に今年4月の消費税8%を批判し、来年の10%で日本は終わるだろうと言っています。以下転載します。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


本誌独占インタビュー ノーベル賞経済学者クルーグマン
日本経済は消費税10%で完全に終わります


クルーグマン

状況に応じて立場を変える御用学者たちとは違う。俗説に媚びることなく自説を主張し、未来を「的中」させてきた。その冷徹かつ一貫した視線は、いま、日本経済の重大な「変調」を見抜いていた。



とんでもない愚策

私はこれまで安倍晋三政権によるアベノミクスを支持してきました。金融と財政の両面から経済を刺激するというアベノミクスの戦略は、これまでどこの先進国も実行したことがない「経済実験」でした。これを批判的に見る専門家もたくさんいましたが、私は必ず奏功すると主張してきました。

実際、アベノミクスが実行に移されてから、株価も上昇し、景気も回復基調に入ろうとしていました。しかし、私はここへきて、安倍政権の経済政策に懐疑心を持ち始めています。というのも、安倍政権はこの4月に消費税を5%から8%に増税し、さらに来年にはこれを10%に増税することすら示唆しているからです。

消費増税は、日本経済にとっていま最もやってはいけない政策です。今年4月の増税が決定するまで、私は日本経済は多くのことがうまくいっていると楽観的に見てきましたが、状況が完全に変わってしまったのです。

すでに消費増税という「自己破壊的な政策」を実行に移したことで、日本経済は勢いを失い始めています。このままいけば、最悪の場合、日本がデフレ時代に逆戻りするかもしれない。そんな悪夢のシナリオが現実となる可能性が出てきました。

さらに、いま世界を見渡すと、先進各国の経済に多大な打撃を与える「危機の芽」が生まれる土壌ができつつあります。詳しいことは後でお話ししますが、日本がその大打撃から逃れられる保証はありません。最悪の場合、世界の危機が日本経済を壊滅的に破壊する可能性すらあるのです。

ポール・クルーグマン。'08年にノーベル経済学賞を受賞した経済学の泰斗。現在は米プリンストン大学教授を務め、その発言に各国の政府関係者からマーケット関係者までが注目する「世界のオピニオンリーダー」と称される。

本誌の独占取材に応じたクルーグマン氏は、「日本経済は消費税10%で完全に終わってしまう」と語った。安倍政権は、本当に「しでかしてしまった」というのが私の印象です。最もやってはいけない増税に手を付けたことで、日本経済はin suspense(はらはらしている状態)に陥ろうとしています。

なぜ安倍総理はこんなとんでもない政策に手を付けてしまったのかと考えると、「間違った人々」の声に耳を傾けてしまったのでしょう。離陸するには時速300マイルが必要な時に、「それはちょっと速すぎるから時速200マイルで行こう」と吹き込む人がいたのです。しかし、中途半端な速度で離陸しようとすれば、飛行機がクラッシュしてしまうことは目に見えています。

実は日本の経済政策の歴史を振り返ると、経済が少しうまくいきだすと、すぐに逆戻りするような愚策に転向する傾向が見受けられます。'90年代を思い出してください。バブル崩壊から立ち直りかけていたところで、財政再建を旗印に掲げて、日本の指導者は消費増税に舵を切りました。これで上向いていた経済は一気に失速し、日本はデフレ経済に突入していったのです。安倍政権がやっているのが当時と同じことだといえば、事の重大性をおわかり頂けるでしょう。

追い打ちをかけるように、いま日本では消費税をさらに10%に上げるような話が議論されています。そんなものは、当然やるべきでない政策です。もし安倍政権がゴーサインを出せば、これまでやってきたすべての努力が水泡に帰するでしょう。日本経済はデフレ不況に逆戻りし、そこから再び浮上するのはほとんど不可能なほどの惨状となるのです。


消費税は5%に戻せ

では、この危機を脱するにはどうすればいいのか。

答えは簡単です。日本国民の多くが、これからは給料も上がるし、物価も上がるのでいまのうちにもっとおカネを使おう、という気分になれる政策を打つだけでいいのです。国民がそう思うだけで、経済はずっとよくなります。

そのために最も手早く効果的な政策をお教えしましょう。それは、増税した消費税を一時的にカット(減税)することです。つまり、安倍総理が増税したことは気の迷いだったと一笑に付して、元の税率に戻せばいいだけです。

加えて、財政面、金融面での追加的な刺激策もとるべきでしょう。黒田東彦・日本銀行総裁は、「日本経済が復活するためには、日銀はどんな手でも打つ」という決意を、繰り返し、繰り返し表明するのです。


経済を変えるには、劇的なことをしなければいけません。それによって国民の期待感が膨れ上がれば、それだけで経済は一気に復活するものなのです。国民の期待感が高まれば、期待インフレ率が上昇して—つまりは、実質金利が下がって—、日本の財政事情もはるかに持続可能な状況になります。

安倍政権には、ここ数ヵ月の間におかしてしまった失政を笑い飛ばして、元のアベノミクス路線に戻ると宣言する勇気が求められているわけです。

続けて、日本経済のリスクを分析するために、日本の三大貿易相手国である米国、中国、韓国経済の現状について見ていきましょう。

3国の中で最も安心なのが、韓国経済です。いまだ堅調を維持していますが、家計の借金が著しく大きいという問題も抱えています。しかも住宅のための借金ではなく、教育のための莫大な借金を抱えているのが特徴です。家計の借金の多さという点では、西欧諸国に似ているといえるでしょう。

次に米国は、さし当たりは勢いを取り戻しているというのが実情です。しかし、この回復が十分ではなく、あまり長く続かないリスクがあります。というのも、米国ではFRB(米連邦準備理事会)のイエレン議長が早期の利上げに踏み切るのではないかという憶測が流れていますが、これは危険な一手です。米国の労働者の賃金が大幅に上昇する前に、イエレン議長が利上げに動けば、米国経済は再び失速してしまいます。

要するに韓国、米国経済は力強い成長が期待できるわけではないのですが、一方の中国についてはそれどころではない、大失速の可能性すらあります。現在の中国経済について見ると—これはほとんどのアナリストがすでに指摘していることですが—、「これまで歩んできた道の終わり」に突入しようとしています。

余剰労働人員が枯渇する中で、投資が持続不可能なレベルに達しています。消費者需要も非常に弱く、少なくともGDPの20%は消費に再配分されなければならないのに、どうしたらそれができるのかを誰もわかっていません。中国経済がいままでと同じような成長を継続することはできません。中国経済は、まさにこれから非常に困難な不況期に直面することはほぼ間違いないのです。

さらに、現在の中国の経済は'80年代の日本よりもっと極端な投資バブル状況にあり、金融危機が生じる可能性が非常に高い。実際、中国では企業も地方自治体もすでに返済能力を超えた債務を抱えています。そのため、最悪の場合、これ以上の貸付は継続できないという状態に陥る危険性があります。

そうなれば、投資が一気に冷え込んでしまい、それが不況を引き起こし、さらに不良債権が雪だるま式に膨らんで……という最悪の悪循環が始まる可能性があります。バブル崩壊が始まれば、中国経済は日本で起きたことよりももっとひどい惨状になるでしょう。中国経済が崩壊すれば、日本経済への悪影響は計り知れません。



戦争リスクに備えよ

さらに言えば、より大きな中国リスク—つまりは、中国が「戦争」に踏み出す危険性についても考えておく必要があります。中国が戦争を始めれば、もちろん「隣国」の日本は他人事ではすまされません。よもや、日中戦争ということになれば……。

想像もしたくないことでしょうが、「戦争と経済」という観点で現在の世界情勢を思慮深く眺めると、こうした悪夢のシナリオすら浮かび上がってくるので、無視できる話ではありません。少し遠回りになりますが、「なぜ近代国家が戦争を続けるのか」についてお話ししましょう。

まず押さえておかなければいけないのは、近代国家による戦争というのは、経済的には割に合わないという事実です。産業革命以前の戦争というのは、国家が利益を得るために行われていました。たとえばローマが小アジアを侵略し、スペインがペルーを侵略したのは、金や銀が狙いだったからです。

しかし、時代は変わりました。近代国家による戦争は、戦勝国であってもペイしません。国家同士が緊密に結びつく時代にあっては、戦争となれば必然的に戦勝国でも深刻な経済的打撃をこうむってしまうのです。しかも、近代戦は高くつく。たとえばイラク戦争の最終的な費用は、どう低く見積もっても1兆ドルを優に上回っていました。要するに、戦争によって国家は豊かになれません。

それなのに、なぜ近代国家の指導者たちは戦争に走るのでしょうか。

今年は第一次世界大戦から100年の年にあたります。戦争というものが、誰もが望まない惨劇であることは言うまでもありませんが、この100年間、いまも世界各地で戦争が起こり続けています。

現在も、ウクライナで危機が勃発しており、世界中から注目を集めています。ウクライナに介入するロシアのプーチン大統領の行動を見ていると、自分の手で冷戦時代を「再来」させようとしているようにも映ります。今後の情勢は予断を許さず、全面戦争の可能性すら捨てきれません。

では、プーチン大統領が「軍事的な冒険」に走っているのはなぜか。その背景には、ロシア経済の不調があります。現在のロシア経済には、'00年代前半から年平均7%ほどで成長していた頃—初期のプーチン政権時代—の勢いはまったく感じられません。石油輸出に依存する経済モデルの限界が露見してきたのです。

一方で、プーチン大統領が長く権力者として君臨しているのは、急速な経済成長を達成できたことが一因にありました。ロシア経済が失速するとなれば、その権力基盤が揺るぎかねない事態となるわけです。つまり、プーチン大統領は国民の注意をそらす必要がありました。ロシアの介入の本当の目的は、プーチン大統領が自分の政治的なポジションを守ることにあったのではないでしょうか。

ロシアの例に見て取れるだけではなく、政治的に得をするために国家の指導者が戦争に走るという例は、非常に多く見受けられます。1982年のアルゼンチンによるフォークランド諸島への侵攻も、当時の軍事政権が経済危機から国民の目を逸らせようとしたことが一因だったとの分析があります。実際、フォークランド紛争に突入すると、軍事政権の人気は一時的に急上昇しました。

米国のブッシュ前大統領が「対テロ戦争」を始めた時を思い出しても、大統領の支持率は目もくらむような高さに押し上げられました。そして、プーチン大統領の支持率は、ウクライナ危機以来、上昇している。どんなばかげた戦争をする悪い指導者であっても、常に支持率は上がるものなのです



日中開戦」という悪夢

国家の指導者が経済的な実績を示せなくなった時、武力を利用して権威を回復しようとする—その仮説が正しいとすれば、「次のロシア」として中国が浮上してくるのは当然の流れとなります。

というのも、中国経済の現状は、先ほど見たように危機的な状況にあります。加えて、中国とロシアの共通点はもう一つあります。それは政府が深い正当性を欠いた独裁政権となっていることです。

そして、中国ではすでに労働者たちのプロテスト(抗議)が始まっています。中国の指導者が支持率を気にするのであれば、今後は、Pick a fight over some islands in the Pacific(太平洋の島々にちょっかいを出す)のではないでしょうか。国民を再結集させるために、太平洋地域で小さな戦争を作り出そうとするわけです。

実際、すでに中国の指導者は国際的な紛争を誘発しようとしています。彼らは小規模な紛争を演出して、それをネタに使おうとしています。しかし彼らが小さな戦争で終わらせようとしても、それが「小さい状態」では終わらない可能性も十分に考えられます。

そうなった時の経済的打撃は計り知れないものがあります。仮に日中戦争という事態になれば—中国の指導者はそんな本格的な戦争は望んでいないでしょうが—両国経済に「超破壊的」なダメージを与えるでしょう。


日本と中国はともに輸出に依存した経済システムを構築しており、両国は互いに市場であり、調達先として依存しあってもいる。それが戦争となれば、市場も調達先も失うことになるわけですから、「超破壊的」となるわけです。ヨーロッパ諸国が1914年に戦争をした時ですら、相互依存が強すぎたので、各国がひどく破壊的な打撃をこうむっているのです。

私が最初にお話しした、世界の「危機の芽」というのは、こうした先進各国による戦争のリスクのことなのです。そのリスクから、日本も逃れることはできないし、よもやそうなった時の経済的打撃は想像もできません。

そうした意味でも、いま消費増税をして、日本経済を弱体化させている場合ではありません。日本経済にとって、消費増税は戦争と同じようにペイしない愚行だということを、安倍総理は肝に銘じたほうがいいでしょう。

「週刊現代」2014年9月13日号より






























































・ 原発賠償:「一律5割」内部文書明記 「存在せず」は虚偽

2014-09-19 01:35:46 | 原発事故
原発賠償に関する記事です。毎日新聞に掲載されていたものを転載します。


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


原発賠償:「一律5割」内部文書明記 「存在せず」は虚偽
毎日新聞 2014年08月30日 02時30分(最終更新 08月30日 15時26分)

 ◇紛争解決センター、慰謝料算定で

東京電力福島第1原発事故の賠償問題を裁判外で解決する国の手続き(原発ADR)を担当する原子力損害賠償紛争解決センターが、避難後に死亡した人への慰謝料を算定する際、原発事故の影響をほぼ一律に50%としていた問題で、毎日新聞は「一律5割」と明記された内部文書を入手した。文書はセンター内で保管・共有され、実務上も利用されている。センターは「50%ルール」の存在を否定してきたが、虚偽説明だった疑いが強まった

センター側は、和解案で提示する死亡慰謝料額を「基準額」×「原発事故の影響の度合い(%)」で算定する。毎日新聞は7月9日、センターの実務を担う文部科学省の「原子力損害賠償紛争和解仲介室」の野山宏前室長が取材に「『(原発事故の影響の度合いを)大体50%にしましょう』と決めた」と証言した事実や、50%と認定されている事例が多いことを報じた。

その後、野山氏の後任である団藤丈士(じょうじ)室長(裁判官出身)が取材に対し「野山氏が何を話したかは分からないが、ルールは存在しない」と否定。7月14日にあった原発事故の被災者支援を行う複数の弁護団との定期的な会合でも「『内部基準(50%ルール)があるのか』と各方面から言われているが、一貫して否定している」と説明した。

しかし、毎日新聞が入手した2012年12月26日付のA4判4枚の文書には、「一律5割とし、4割か6割かといった細かい認定は行わない」と記載。50%ルールを「実務上確立されつつある運用」と説明している。さらに「5割の判断に無理がある場合、例外的に1割と示すこともできる」と記載され、より低額の和解案提示を可能にする内容になっている。

このほか
(1)基準額を通常訴訟より低く設定できる
(2)(判断の際)医師の意見やカルテを重視すべきでない
−とも記され、これまでの毎日新聞の報道に沿った内容になっている。
.

 センターには仲介室職員のほか、被災者、東電の双方から提出される書類を整理する「調査官」、実際に和解案を作成する「仲介委員」(いずれも弁護士)がいる。関係者によると、毎日新聞が入手した文書は仲介室職員が作成し、複数の調査官に配布された。調査官経験者は取材に対し「文書の内容を仲介委員に説明した」「文書に沿わない和解案になりそうであれば、仲介委員に指摘する」と話し、文書が基準として利用されてきた実態を認めた。

センターはいったん「文書はない」と否定。その後「文書があった(見つかった)」と認める一方、「個人のメモの可能性もある」として、基準として使用していることは認めなかった。【高島博之、関谷俊介】


 ◇他にも内部文書があるなら、すべて公開せよ

NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長の話 業務に利用されているならば「個人のメモ」との主張は成り立たない。事例の蓄積などから判断のベースができているのであれば、それを記載した文書は公表すべきだ。原発ADRでは、東電は情報を蓄積できるが、被災者側には情報がない。他にも内部文書があるならば、センターの中に閉じ込めておかず、すべて公開し、被災者と東電の格差を是正しなければならない。

・ 東電が和解案9件拒否

2014-09-19 01:15:34 | 原発事故
福島原発事故で、東電が賠償をしなければならないことがたくさんありますが、ADRの和解案を拒否している事例があることが毎日新聞に出ていました。本来であれば、事故の発生を予測して、それなりの補償金を積んでおくべきところを、政界や学者・マスコミなどを丸め込むために使い、肝心の被害者にはまともに対応もできていないようです。以下転載します。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


東日本大震災:福島第1原発事故 原発ADR、東電が和解案9件拒否 長期避難で賠償拡大

毎日新聞 2014年09月14日 東京朝刊


 福島第1原発事故で避難を余儀なくされた人たちの損害を巡り、国の原子力損害賠償紛争解決センターによる和解仲介手続き(原発ADR)で示された和解案に、東京電力が拒否を表明した事例が11件に上り、うち9件が現在も協議中であることが、センター関係者への取材で分かった。東電は今年1月に経済産業相に認定された新総合特別事業計画で「和解案を尊重する」と明記したが、拒否は4月以降に続発しており、矛盾した姿勢が問われそうだ。

 東電の拒否回答は▽福島県浪江町民約1万5000人に精神的賠償を月5万円増額し15万円にする▽飯舘村蕨平(わらびだいら)地区の住民への被ばく慰謝料は50万円−−の2件が公表されていたが、他にも9件あることが判明した。

 関係者によると、原発ADRを担当する仲介委員(弁護士)から、東電の拒否事例について同センターに報告があり、今年7月末現在で計11件に上った。そのため、弁護士や大学教授でつくるADR総括委員会が8月、「和解案のみならず、ADR自体を軽視している」などと東電の対応に苦言を呈する所見を示した。その後、東電は2件の和解案を受け入れたが、残り9件については、仲介委員が拒否の撤回を東電に求めて協議が続いている。

 原発ADRは双方が和解案を受け入れると解決に至るが、受諾を義務づける法的拘束力はなく、どちらかが拒否して裁判に委ねることもできる。9月5日現在で、1万2888件の申し立てのうち約9500件で和解が成立。東電が拒否して手続きが打ち切られたケースは東電関係の社員や家族のみで、精神的賠償を転居後すぐに打ち切られたなどとして申し立てた43件という。

 拒否続発の背景には、住民の避難生活が長期化している現状を反映し、国の原子力損害賠償紛争審査会が多くの人に共通する被害を類型化して2011年8月以降に策定した賠償の指針を超える内容の和解案が相次いでいることがある。東電広報部は「国の指針に基づいて賠償を受けている人に対し、和解案が著しく公平性を欠く場合に拒否することもある」としている。【深津誠】

・ 日記平成26年8月26日~

2014-09-19 01:05:23 | 日記
検査
オータムフェスティバル

9月18日。
今日は朝から検査のため病院へ・・・・8時半に到着し、血液検査と尿検査。そのご10時過ぎまで検査結果が出るまで時間があるので本を読んでいました。官僚組織に関する本です。いつも、なぜこれほどまでに悪い状態を作ってしまったのか?・・とか、組織そのものはどうのように動いているのだろうか・・・など、その実態が全く分からないので、官僚に関連の本を読もうとトライ中です。官僚の全員が悪いわけではないでしょうが、それでも結果として今の日本を作ったのは官僚でしょう。その実態を少しでも分からないと、どうすべきが正しいのかが分かりません。当然、政党によっては「官僚の仕組みを作り変え」ようとしている所もありますが、それが的を得たことなのかも判断が出来ません。しばらくは、いろいろな情報を収集しなくては・・・・・

本を読んでいる途中で、呼ばれました。診察室に入って今回の結果を聞くと・・・・少し数値は悪化。ちょっと残念。昨年上がり続けて数字は今年に入り、2回ほど横ばいの数字となり、前回はわずかながらダウンしました。今回はもっとダウンするのでは期待していましたが、逆の結果となりました。しかし、このレベルの数字なら多少前後しながら横ばいであれば問題なしでしょう・・・

今朝の新聞に「みんなの党」が再度分裂の可能性ありと出ていました。渡辺喜美元代表が除名をされそうです。浅尾慶一郎代表は「路線の相違で党の名誉が著しく毀損( きそん)されれば除名も有り得る」と発表しています。これで、渡辺喜美も自民党にすり寄っていたのが出来なくなれば、みんなの党も良くなるかもしれませんね。何にしても自民党以外に政党がまともであってほしいものですね。

オータムフェスティバル
絵具

9月17日。
今朝8時に自宅を出て孫の幼稚園に向かいます。敬老の日で、親ではなくおじいさん・おばあさんが参観できる日だそうです。一緒に遊びができて孫は大喜びです。孫の教室には多くの学びの道具が揃えられており、好きな道具で自分が好きなようにできます。初めはお友達と声をかけていましたが、そのうちに小さなテーブルに座って横にある画用紙を取り出しました。そこには七面鳥に絵が線だけ書かれています。机には5色の水性絵の具が置かれており、それぞれに筆が差し込まれています。まず初めに名前を書きました。そして七面鳥の図柄に自分の思った色を塗っていきます。5歳にもなると、線をはみ出さないように色を塗ることが出来るようです。それが終ると、折り紙をしました。折り紙はよく分からないようで、隣にいた女の子が一緒に折りながら教えてくれます。ここの幼稚園は、一クラスに3歳4歳5歳と年齢の違う子供たちが一緒におります。それによって年上の子が年下の子を手助けをすることが出来るようになっています。モンテソーリの教育は、自主性を重んじているようです。

昼前に幼稚園は終了し、親達と合流してオータムフェスタへ・・・・・札幌大通で開かれているオータムフェスタで昼食をとることにしました。今日はまるまる太ったカキとピッザを食べました。これはおいしい! 先日食べたカキに比べて、なんと大きいことなんでしょう。ピッザもニセコでお店をしている人が出店しているようで、このピッザもおいしかった・・・・・途中少し小雨が降ったりすぐ止んだりの天候でしたが、楽しいお昼でしたね。時間が出来れば、また行きたいですね。

水疱瘡の感染
9月16日。
子供が仕事の関係で「水疱瘡」の人と接触したと言っています。2日前のことで、今日は5歳と1歳半の孫が遊びに来て大さわぎ・・・もっと早く云ってくれれば、遊びに来なかったと残念がっています。その後、ネットで調べてみると、2週間ほどの潜伏期間があり発症するようですが、その発祥の1~2日前に感染するようです。おそらく孫たちは大丈夫かな? 下の孫は先日の手術の際、全身麻酔をしていたため体力が落ち、その時に何かの菌が身体に入ったため高熱が続きました。その時から歩くときにふらつくようになっています。病院で聞くと、熱が高く続くと脳にダメージがあり、平衡感覚がおかしくなると教えられました。また、近い時期に手術をしなければならないかもしれないので、この時期に高熱出すような状況は作りたくないのが本心・・・・しばらくは、状況を見続けなければなりません。祈るだけですね。

7月に起きたウクライナでのマレーシア民間航空機の撃墜はどうなったのでしょう・・・・・あの時は、撃墜とほぼ同時にアメリカのオバマは、ロシアのプーチンに電話し激しく非難し、西欧諸国を巻き込んで制裁をすると騒いでいました。ロシアが墜落した現場を押さえて、公開しない・・・と大騒ぎ! しかし、プーチンはアメリカの情報工作は良く知っているので、いち早く現場を軍で包囲しどこの国も入れさせず、遺体は冷蔵の貨物列車に乗せオランダへ輸送し、フライトレコーダーとボイスレコーダーを探索しそれをマレーシア政府に渡しています。この行動は、アメリカがいつも情報操作で世論を味方につけ、アメリカ政府の気に入らない国を責める口実にしているからですね。ブッシュの時のイラク戦争もそうでしたね。世界中にイラクは核兵器を持っていて危険だと大ウソをつき、世界の連合軍が攻めて行った・・・・・しかし、核兵器はどこにも無かった・・・・・・今回のフライトレコーダーとボイスレコーダーをマレーシア政府に引き渡したことにより、本当の犯人は分かったのでしょう。その後一切のロシア批判は無くなりました・・・・・・・

いま、ドイツのプロフェッサー達がプーチン大統領にあてた書簡が話題になっています。その書簡の中で次のように言っています。
「西側諸国の政府が民衆に奉仕するのでなく、新世界秩序のために働いているさまを目の当たりにしている。主権国家の解体と無辜の幾百万の死、これこそが、彼らがその目的を達するために支払わねばならぬ対価であるらしい。」
こんなごく一部の人間のための新世界を作らすわけにはいかないですね。

五天山公園
五天山公園

9月15日。
昼近くに孫の家族から電話があり、公園に遊びに行こうと言っています。昼食を済ませてから、孫の家に・・・・・そこで車を乗り換えて五天山公園に行きました。丸山地区から山を越え盤渓方面に少し走ると大きな公園がありました。初めて来る公園です。途中の道路の電柱には「クマ出没」の赤い紙が貼っています・・・・・

車を降りて、歩きはじめると焼肉の良い香りがしてきます。どうやら焼肉をする設備が整った場所があるようで、大勢の人たちがテントを張って、焼き肉を楽しんでいます。そこを越えてて進むと子供の遊具がある広場につながっていました。上の孫も下の孫も楽しくてしょうがない様子・・・・かくれんぼしようと云いますが、こんなに広い公園でどこに隠れるのかと思っていると、結構遠くまで走って物陰に隠れています・・・・・これは体力的に敵わない・・・・・

夕方になり、久しぶりに夕食を一緒にすることになり、裏参道にあるピッザの店に・・・・・ここもナポリピッザの店でおいしいピッザを楽しめました。いい敬老の日でしたね。

放射能拡散予測システムSpeedi
9月14日。
今、仕事をさせてもらっているビルは、昨年完成したものですが、先日の大雨で1階の一部に水漏れが発生しました。建てたばかりのビルなので、なぜ水が浸入してきたかが不明です。設計・施行した会社と打ち合わせしましたが、考えられることは、外部の水が1階フロアと1回壁のつなぎ目から侵入したのでは・・・という事です。コンクリートは継ぎ足しするとその所は目に見えない隙間があってつながっていません。施工上、基礎と1階の床は一緒にセメントを流し込みます。次に1階壁と2階床を一緒にセメントを流し込みます。従って、1階床と1階壁はつながっていないことになるのです。少しおおごとの工事になりそうです。外の壁と塀の間を地中深く(基礎のところまで)掘り返し、防水処理をしなければならないでしょう。オーナーから、今回の対処にも対応するよう頼まれました。建設の時も、現場を見続けたいきさつもあるので、今回の対処にも付き合わなければならないでしょうね。

政府が放射能拡散予測システムSPEEDIを無くすように動いているようです。福島事故の時に、SPEEDIを使わなかったために、放射能が流れている方向に避難してしまい、被爆した人たちが大勢出ました。莫大な費用をかけて作り、毎年10億以上の予算を計上したあげく、事故発生時には使わず、今度はそれを無くしてしまう・・・・・・動画はこちら
官僚とは、いかに税金を無駄に使い、天下り先をたくさん作るかしか考えていないようですね。こんな官僚や政治屋どもを排除しなければ・・・・

クッキー
クッキー

9月13日。
友達が神戸に遊びに行った時に、クッキーを送ってくれました。いろいろな種類がたくさん詰まっています。クッキーがあるとちょっとした時に口に入れられるのでいいですね。そんなに何かを食べたいほどでもないけど、ちょっと口寂しい・・・・そんな時は結構あるものです。コーヒーや紅茶を入れたときにも、ちょっと一袋を摘まめるのもいいですね。1つを食べてみましたが、サクッと軽く、軽い甘さもあって美味しいですね。しばらくは食べるたびに友達を思い出します。

フェイスブックに「毎日新聞が、正力正太郎・中曽根康弘・田中角栄が行った原発推進の策動を批判」というものがありました。アメリカの公文書館から見つけられたCIA(米中央情報局)の機密文書からいろいろなことが分かってきているようです。読売新聞の社主で日本テレビの社長であった正力正太郎はCIAのスパイであったという話は良く聞く話ですが、中曽根元首相が原発の関連予算を通過させ、その科学技術庁の初代長官も正力だったそうです。そして田中角栄元首相が「列島改造」という国土開発に原発も組み入れ拡大させたようです。

今、何かと朝日新聞が叩かれていますが、叩くべき相手は原発推進の張本人・正力松太郎の読売新聞ではないのか?とコメントされています。・・・・・その読売新聞と自民党も叩くべきでしょうね。

大雨特別警報
緊急メール

9月11日。
昨夜は一晩中、携帯の緊急メールが鳴り響いていました。22回も避難勧告のメールが・・・・・外は稲妻の光で昼のように明るくなり、こんな状態は初めての経験。自宅の周りは、山もないし川も無いので、避難することも無いので助かりましたが、場所によっては寝るに寝られない人たちもいたのでしょう。約78万人に避難勧告が出されたようです。以前、雷で有名な群馬県の高崎市と前橋市に住んでいましたが、これほどの雷はありませんでした。稲妻を見てから音が聞こえるまで6秒くらいです。およそ1.5キロほどのところで雷雲が居座っていたようですね。もう当分は、雨はいりません・・・・

カキ
カキ

9月10日。
昨日は友達とイタリアンへ・・・・先日、東京で行った「Pizza Strada」で、おいしいピッザを食べた記憶が残っており、札幌でも美味しいピッザを食べたいと思っていました。友達と会って「今日はピッザはどうかな?」と聞くと異議なし・・・・・少し歩いたものの札幌駅前にある「Circo」に行ってみました。まだ6時少し過ぎたばかりで、店内は4~5組ほどでした。席についてメニューを見ると一番上に「カキ」がお勧めで載っています。スタッフさんに聞くと2種類のカキが盛り合わせてあるようです。一つは厚岸ともう一つは釧路のもののようです。早速注文・・・・ビールで乾杯し、わいわいと話しているとカキが届きました。2種類のカキを食べ比べているとマルゲリータが到着・・・・・アツアツのピッザを頬張ると、もう最高・・・・友達と他愛のない話をしながら、楽しいひと時を過ごせましたね。

昭和天皇実録
花

9月9日。
テニスの錦織選手は決勝で3対0で負けましたね。ちょっと残念。相手のチリッチ選手のサーブは凄いですね。サービスエースだけでも10本以上取っています。錦織選手レベルでも身動き一つできない・・・・あれほどのサーブを打ち込めるチリッチ選手も素晴らしい人ですね。しかし、それ以外では負けることが無いように見えました。あのサーブをしっかり返せるようになると錦織選手も勝てる可能性は出てきますね。これからに期待したいですね。

新聞に昭和天皇の事が書かれていました。読んでいて気になるのは、軍部に対して自分の意思を押し通すことが出来なかったところです。昭和天皇と云えば、当時は神と崇められていたはず・・・・その神でも軍部に押し切られ戦争へと突入しています。これは、大多数の国民にとって天皇は神であり、絶対的存在だったのでしょうが、軍部ではただの操り人形として飾ってあっただけでしょう。多くの国民が慕う天皇を、軍部は都合の良いように扱い、一応は部下であるがごとくふるまうが、陰では自分たちの云うとおりにさせ、自分たちの意志を天皇が発言しているかのようにしていたようです。

これは、今アベシを含め多くの自民党が「日本会議」のメンバーであり、天皇を絶対的なものにしようとする考えを持っています。そして自民党が改正しようとする憲法にも、その表現が多々見られます。これは、自民党が天皇の命を受けたかのよう見せ、軍隊を動かし好き放題できる環境づくりになっています。

年金の制度を目茶苦茶にし、国民の生活レベルダウンさせ、原発事故もほったらかし、財政も悪化はすれど改善の目途は全くなし、健康被害が出てくるモンサントも眼中になし・・・・・そして武器輸出、原発輸出、NSCの設立、秘密保護法案、集団的自衛権の行使など、国民の平和など無視・・・・・こんな自民党は早期に壊滅させねばなりませんね。

リニア中央新幹線
空

9月8日。
だんだんと寒くなってきました。外が青空なので半袖のポロを着て自転車で出かけました。走り始めて空気の冷たさにびっくり・・・・寒い・・・・・。そして夕食後にうたた寝をしていて、寒さで目を覚ますと喉が痛くなっています。風邪になりかけでしょうね。あわててうがいをし、駆風解毒草を飲みました。もう札幌は冬に向かってまっしぐらですね。

今、リニア中央新幹線の工事が進められて行こうとしていますが、問題が発生しそうです。京大助教授の小出裕章さんのブログに「ウランの残土から半永久的にウランガスが放出される」と書かれています。場所は岐阜県ですが、日本最大のウランが埋まっているようです。リニア新幹線は高速のため、そのほとんどが直線に走ることになります。ウラン鉱床の中を進むため、ウランを掘り出されることになりますが、その掘り出されたウランは半減期が45億年・・・・

現在も岡山県と鳥取県にまたがる人形峠では、’57年から原子燃料公社(現在の「日本原子力研究開発機構」)によるウラン採掘が行われたが、野積みされたウラン残土の風下に位置していた鳥取県の方面地区では、鉱山閉山後の’66~’94年の間に、人口約100人のうち11人がガンで死亡。うち6人が肺ガンであった。(この調査に携わった京都大学原子炉実験所の小出裕章氏はこう語る。)

福島原発の汚染処理でも、人形峠のウラン残土でも政府はきちんと対応をしていません。問題だと騒ぐ人が少なければ、ほとんど無視してごり押しをしています。多くの人たちが、常に政府のすることを監視していなければなりませんね。そしてEUのように問題があれば市民運動を展開しなければ・・・・・

NO WAR サウンドデモ
京都デモ

9月7日。
9月6日に京都で若者が「NO WAR サウンドデモ」をしたとニュースがあります。先日東京でも高校生がデモをしていましたが、京都でもあるという事は、報道されないだけで意外と各地で若者が動き始めているかもしれないですね。私達の世代は政治に関心を持つ人は少なくて、ただ朝から夜遅くまで働き続けていました。その結果、官僚と政治屋が好き放題をし、気づけば財政赤字は、税収が500億円位しかないのに累積赤字が1000兆円にもなっている。一般国民の生活レベルは、じり貧の状態。福島事故が発生しても、責任を取るものはいないばかりか、復興の資金手当も国民に押し付け、避難している人は3年過ぎても15万人弱もいる。このデタラメ過ぎる日本を直すには、若者たちが政治に関心を持つことから始まりますね。

特に戦争に向かって一直線のアベシ・・・・早く何とかしなければ、取り返しがつかなくなるでしょう。自民党のナンバー2であるイシバシも、「日本人が血を流すことが、集団自衛権のベースだ」と言っています。日本人が血を流さないでアメリカ人が血を流してくれるか・・・と主張しています。当然、徴兵するのも当然のことであると言い切っています。これが自民党のナンバー1と2・・・・どちらも改憲・右翼団体「日本会議」のメンバー・・・・・今回の第2次改造内閣には、アベシを含む19人の閣僚のうち15人が、日本会議のメンバーのようです。日本会議の国会議員懇談会の特別顧問(麻生太郎)、相談役(谷垣禎一)、会長(平沼赳夫 )、副会長(安倍晋三、石破茂・・・・)。

戦争のつくりかた
9月6日。
フェイスブックに「WEBで読む - 戦争のつくりかた」というものがりました。この初版は2004年6月1日です。今から10年ほど前に、国会の進め方を見ていた人が、この国は戦争を始めるのではないかと危惧し、そうならないように危機意識を持ってもらおうと絵本を作りました。

しかし、その絵本を読むと、まさにその通りに突き進んでいます。ネットの世界を通じ、日本の歩む道を間違わないように多くの人たちと連携することが大切ですね。


マッチポンプ
9月5日。
先日よりいろいろな媒体で、アイスバケツ(氷水のはいったバケツ)を頭からかぶり、次から次へと次の実行者名を指名し世界中でキャンペーンになっている話題が出ていました。目的はALS(筋委縮性側索硬化症)を広く世界に知ってもらい募金を集めることです。これにはビルゲイツや元米国大統領ブッシュJrなど出て世界的に広まりました。

ネットを見ていると、これには批判的な人が結構おりました。私も身内にこの病気で亡くなった者がいるので、このキャンペーンを見ていても、本当の目的は何であるのかが分からず、どことなく嫌な感じを受けていました。

これを「らっきーデタラメ放送局」が「マッチポンプだ」と説明しており、なるほど・・・と思ってしまいました。真相を隠し、違う意味でキャンペーンをし情報を操作している・・・・そう思うと「なるほど・・」と合点が行きますね。

デング熱
デング熱

9月4日。
ここ数日、東京の代々木公園で蚊に刺されデング熱にかかる人がいるとと報道されいます。初め数人だったのが4日現在で59人と増えており、代々木公園を閉鎖する騒ぎになっています。70年ぶりの発生であると言われていますが、国立感染症研究所のデングウィルス感染症情報によると上図のように、ここ数年は年間で約200ほどの人が発症しているようです。

そこで、噂が流れています。代々木公園で開催される「さよなら原発1000万人アクション」の妨害のために、政府もしくは原発関係者から依頼されたマスコミが、一斉にヤラセニュ-スを流している・・・・とネット上で言われています。川内原発を何が何でも稼働させようとする政府側にとっては、やりかねない情報操作かも知れないですね。

ひまわり
ひまわり

9月3日。
昨日行った農場の一部にひまわりが咲いていました。これだけ揃うと見事なものですね。撮影してから散歩をしていて「あれ、何かおかしい・・・」気づいたのですが、それは撮影が逆光になっていたのです・・・・太陽はひまわりの後ろから照らしてました。私は「ひまわり」はいつも太陽の方向を向くので「ひまわり」と呼ばれていると思っていました。しかし、実際は東側を向いており、太陽は後ろから照らしていました。

ネットで調べてみると、その意味が分かりました。ひまわりの生長期までは、朝は東の太陽を見ていて、夕方は西の太陽を見ているそうです。これは蕾をつけるまで続いて、蕾が大きくなり花が開くころには生長が止まり、動かなくなるようです。

ひまわりの語源は世界的には、大きく2つあります。一つは太陽の方を向いて回る花だからというもの。もう一つは、太陽のように丸く、大きく、黄色であるからというものだそうです。どちらにしても、世界中で同じような見方をするのが面白いですね。

農園
農園

9月2日。
昨日に続き、札幌は晴天! あまりにも気持ちの良い晴天なので、写真を撮りながら散歩しました。昨日とは違い、蒸すような暑さはありません。大変爽やかな暑さです。今日は近道をしようと初めての道を歩いていくと行き止まりになりました。でもよく見ると塀を乗り越えれば、その向こうは白樺並木があります。ちょっと頑張って乗り越えてみると、ほとんど人が通らない路・・・・・・すぐ近くに小川もあり、新発見ですね。

ネット上に朝日テレビ「報道ステーション」の岩路真樹ディレクターが亡くなったことで、多くの方々が亡くなった原因がおかしいと言っています。警察の報道では自殺となっていますが、皆さんは自殺する人ではないと思っています。岩路真樹ディレクターは原発事故の被爆や除染処理についてかなり突っ込んだ取材をしていて、原発報道では右に出る人はいないとされるほど情報を持っていたようです。彼はTEPCO(東京電力)に取り入ることをせず、被災者の目線で報道をし続けたようです。

権力から横ヤリが入るほど原発問題を厳しく追及していたため、また、一人消されたのではないかという人もいます。以前にブログ「まともな政治家 石井紘基議員」にも書いたように、利権がらみに首を突っ込んで命を落とす人は結構います。金で動く人間は多いようですね・・・・

ナナカマド
ナナカマド

9月1日。
今日の札幌は快晴! 仕事をしていると汗をかくほどの暑さです。こんな暑さも、もう終わりでしょう。夕方には空気が冷たくなっていました。仕事の帰り道に、もう「ナナカマド」が実をつけ始めているのを見つけました。もう少しすると、真っ赤な実をつけたナナカマドが街路樹を埋め尽くすでしょう。本格的な秋の始まりですね。この真っ赤なナナカマドの街路樹が並んでいる風景が好きですね。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フェイスブックに「海藻摂取と甲状腺がん発生」の関係について話題が出ていました。「独立行政法人 国立がん研究センターがん予防・検診研究センター」が出しているものです。内容は驚くべきものです。

日本国民は海藻を食べる独自の文化を持っている。海藻から甲状腺ホルモンの構成成分であるヨウ素をたくさん摂取しているので、甲状腺がんになりやすい・・・・と述べています。今までとは真逆の見解です??????

驚きなのは、福島原発事故の際、日本人は海藻をたくさん摂っているので甲状腺がんにもなりにくいし、ヨウ素剤も摂る必要は無い、として 実際に、スタンバイしていたヨウ素剤も、一切与えなかった・・・のが事実ですね。

また実際に、チェルノブイリの人たちに、あなた方は、海産物を摂っていないからヨウ素が不足している、だから、甲状腺癌になりやすいのだ、だからこそ、「風土病である」と断じていました???

いくら御用学者や政府の役人と云えども、ここまでデタラメを平気で言える環境に驚きますね。
先日発表があった、福島原発事故による「子供の甲状腺がん」は35人とされています。世界の標準基準が10万人当たり「0.1人」であることを考えると、異常な数字です。普通であれば非常事態であるにもかかわらず、まるで何事も無かったように目をつぶろうとしています。無責任極まりないですね・・・・・・こんな奴らを、税金で雇っていると思うと腹が立ちます。これこそ無駄の最たるものでしょう・・・・・財政再建の第1歩は、無駄な官僚や国会議員の人件費を削減し、天下り先の行政法人を初めとする、助成金を無くすことから始めなければ・・・・・
もっとも自民党ではできるはずがないけど・・・・・

公園
公園

8月31日。
2日ほどより前から背中の左わき腹が痛くて動けない状態が続いています。初めは寝違いくらいに考えていたのですが、息を吸うのも大変な程の痛さなので、昨日病院へ行ってみました。行こうと思ったのは午後であり、通常の病院は営業をしていません。新聞で調べて少し離れた病院へ・・・以前に腎臓結石が尿管に流れて、ひどく苦しんだことがあり、今回ももしかしたら思い検査してみました。CTスキャンで調べたところ腎臓に結石があるのは見つかったものの、今回の痛みとは関係が無いと言われました。しかし、画像を見ていると結石らしいもを見つけたので医者に聞いたところ、動脈のところに一部石灰化したところがあると言っています。医者も私が遠くから来ているので、今後も自分の病院に来ることは無いと思っているのか、詳しくは説明しようとはしません・・・・・・いつもの病院で詳しく調べないと・・・・・

夕方孫たちが遊びに来ました。天気もいいので、近くにある大きな公園に行ってみました。子供たちが遊ぶところが整備されており、多くの子供たちが遊びに来ています。孫も初めてなので、いろいろな遊戯具を試しています。見ていると結構力がついているようです。ロープで作られたジャングルジムを上手に登っています。一番上まで登って大きな声で叫んでいました。下の孫はまだ1歳半なので、小さな幼児用のブランコでご満悦・・・・・北海道も、もうそろそろ外で遊ぶのが寒くなるので、今日の気候は最高でしたね・・・・・

トリック
8月30日。
フェイスブックで岡本よりたかさんが、面白い例えを出していました。まじめな日本人をいいように騙し続けている政治屋に気を付けるように言っています。以下に転載します。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「トリック」

こんなクイズが出されています。

「ある三人組がホテルに泊まりました。料金は3万円で1人1万円ずつ支払いました。ところが、支配人の間違いでホテルの料金は2万5000円でした。

そこで、支配人はホテルマンに5000円を持たせ返金するように命じますが、ホテルマンは2000円をポケットに入れ、1人1000円ずつ、合計3000円を返金しました。さて、問題です。

先に3万円払い、3000円返ってきたので1人9000円支払ったことになります。3人で2万7000円支払い、ホテルマンがポケットに入れたのが2000円で、合わせて2万9000円。では1000円はどこに行ったのでしょう。」

この答えが瞬間にわかる人は、当事者意識の高い人であり、物事の本筋を見ようとする人です。まずは考えて見てください。考えてから、以下の文章を読んでください。

***********

世の中に起きることのほとんどはトリックによって正当化されていきます。

原発事故にしろ、集団的自衛権にしろ、秘密保持法にしろ、遺伝子組み換えにしろ、多くのことが他人事のように進んでいき、あたかも正義が貫かれていくかのような説明の中で多くのことが事実となっていきます。

我々は、その言葉の裏側を知らなければ、必ず騙されていきます。こうした不都合な真実を推し進める者たちは、言葉巧みに国民を誘導し、あたかも大きな問題点を解決するためのごとく説明して、煙に巻いていきます。

原発がなければ、電力不足により経済が破綻するとか、集団的自衛権がなければ自国民を戦争から守れないとか、秘密保持法がなければ国民の財産が奪われるとか、遺伝子組み換え作物がないと世界は飢えてしまうとか。

しかし、その説明のどれ一つをとっても、僕は真実ではないと思います。言葉のトリックで正当化しているだけで、騙されやすい国民を、都合の良い方に誘導している過ぎません。だからこそ、言葉の裏を読む力が必要なのです。

さて、最初の問題ですが、1000円はどこにも行ってなどいません。最初から存在しないのです。わかりますでしょうか。言葉のトリックです。あたかも1000円失ってしまったかのように欺いているだけに過ぎません。最初に3万円という数字を出して、この数字を基準に考えさせてしまうというトリックです。

しかし、よく考えてみてください。基準となるのは、「お客が最終的に払った金額」です。三人組は27000円を払いました。これが基準です。この27000円はホテル代25000円とホテルマンがポケットに入れた2000円です。最終的には、この27000円しかお金は動いていないのです。

30000円と思わせるのが、つまり電力不足であり、国民の生命の危機であり、国民の財産であり、飢餓なのです。その4つとも30000円ではなく、27000円でしかありません。それがトリックなのです。

真実を見極める目を持ちたいものです。

公園
公園

8月29日。
仕事場の敷地内に猫の糞を見つけました。初めは犬かなと思っていましたが、決して人が入るような場所ではないし、糞の上に砂利をかけた形跡がります。裏の住民の方に聞くと野良猫がいることも聞きました。なんとか駆除しようと思い保健センターに連絡をしたところ、駆除をする部署は無いとのことです。市民が野良猫を捕まえ、それを持って行くと処理はしてもらえるようですが、役所が自ら動いて捕まえることはしないそうです。

窓口で相談するといろいろな方法を教えてもらえました。猫がそこの場所で糞・尿をするのは、そこが一番快適な場所だからだそうです。その快適な環境を変えることにより、撃退することができるようです。たくさんある方法の中で、今回は「木酢液」を使う事にしました。木酢液とは炭焼きの煙を冷やしたときに得られる黒褐色の液体で、木材が焦げたときの特有の臭気があるとのことです。500ccのペットボトルの上部に4カ所ほど切り目を入れて臭いが外に出るけれど、雨水が入らないように三角の切り目を入れます。そこに100倍に薄めた木酢液を入れ、倒れないように半分ほど地中に埋めておくという方法です。明日その仕掛けを、設置するつもりです。

役所に行った帰りに、大きな公園を通り抜けて近道をしようと行ってみました。以前によく散歩するために来た公園ですが様子が随分と違います。かなりきちんと整備がされています。いままで無かった散策用に歩道が作られ、案内標識やベンチなども設置されています。確かに散歩する人にとっては気持ちが良いでしょうが、一体いくらの税金を投入したのかが気になります。この散策用の歩道だけでも数千万かけているのでしょう。そして、別途に大掛かりなゲートボール場も新設しているようです。トータルでいくらの税金の投入なんでしょうね。それで、何人の人がメリットを享受するんでしょう・・・・・ 自民党のばらまき政策の一環なんでしょうね。来年度予算も一般会計で100兆円をオーバーしているようです。税収は50兆円以下・・・・・・累積赤字は1000兆円を超えており、年間の税収のおよそ20年分・・・・・もう、国を崩壊させて借金を無くす以外手立てはないでしょうね・・・・・

ヤマダ電器

8月28日。
東京電力は今まで管轄だった東京以外の地域に電力を販売始めるようです。その第1号がヤマダ電器。地元より安く購入できるので契約するようですが、相手が福島事故の張本人である東京電力なのに、その東電と契約とはあまりにも問題意識が無いようですね。あれほど無責任な東電と契約をするような企業はボイコットですね。社会に貢献するためにチェーンストアの勉強をしてきているはずなのに、多くの国民に悪影響を与えた企業と手を結ぶ姿勢が許せない。

原発を売ろうとする、三菱・日立・東芝にヤマダ電器を加えて、製品不買運動をしましょうかね。私一人では、何の意味もないのでしょうが、そのように考える人達もいるでしょう。その輪が広がれば、不買運動も意味を持つかもしれません。今後は少し遠いけれども、ビッグカメラかヨドバシで電気製品を買う事にします。

トンボ
トンボ

8月27日。
札幌は一気に秋に突入。急に冷え込み始めました。朝シャワーを浴びようとして、浴室に入ると裸でいることが寒くて、しばらくはシャワーを身体にかけ続けて温めました。それも昨日までの湯温では、寒くてお湯を熱めにしなければいけません。数日前にいた鳴門や東京の暑さとは全くかけ離れた寒さです。

とんぼがたくさん飛んでいます。こんなに多くのトンボを見たのは珍しいですね。子供の頃は、電線にズラッとトンボが止まっていて、空にもたくさんのトンボや蝶々が飛んでいて当たり前の光景でしたが、いつの間にか見ることも無くなりました。今はわざわざ出かけなければ、そのような光景を見ることも出来ないのが残念ですね。先日行った山梨の友達のところは、周りが自然がいっぱいで蝉の声や虫の声がたくさん聞こえました。自然が大好きな私にとって、素晴らしい時間でした。秋の北海道を探しに出かけようかな・・・・・・

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ネット上に「09年にグリーンピースが発表した日本の遺伝子組み換え商品と企業のワーストランキング」がでていました。日本人が好きそうな有名な企業ばかり。

ワースト1位 明治ホールディングス
「カール」「明治ミルクチョコレート」他多数
精神薬の販売も手掛ける

2位 味の素グループ  
「豊年サラダ油」「ピュアセレクトマヨネーズ」他多数
 MSGの生みの親

3位 山崎製パン
「ナビスコリッツ」「コーンポタージュスープ」「ナビスコチップスター」
 パンはすべて食物ではない、みたいな

4位 森永グループ
「おっとっと」「チョコフレーク」 「エスキモーシリーズ」他

5位 サントリーフーズ    
「ペプシコーラ」「CCレモン」

6位 キューピー  
「マヨネーズ」「ドレッシング」

7位 サッポロ飲料  
「リボンシトロン」「不二家ネクター」

8位 日清オイリーグループ
「ヘルシーコレステ」「ギャバ習慣調整豆乳」他

9位 キリンビバレッジ  
「午後の紅茶」「キリンレモン」

10位 ロッテ 
「パイの実」「コアラのマーチ」「雪見だいふく」「トッポ」他多数

放射能汚染の対応
放射能汚染

8月26日。
FaceBook(内海聡さん)に放射能汚染に対する「ウクライナと日本の対応」を一覧表にしたものをアップロードしていました。旧ソビエトでさえ、最低すべきことをしているのに、日本政府の無能で卑怯な事・・・・・いかに責任を取らすに、うやむやにするかだけを考えています。

以下に2006年の国会での質問とアベシの答弁です。きちんと追及して責任を取らせなければならないですね。
内海医師がまとめたものを掲載します。

・2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm

・2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm

以下引用・・・♪。

1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない

1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

安倍ちゃ〜ん、復旧シナリオは考えていなかったばかりか、今も考えていないんじゃん!