茂原学習塾・予備校塾長日記(誠心学院予備校)

塾・予備校の出来事や内容紹介。
成績の上げ方、日ごろの心構えを
分かりやすく記事にしています。

信号の色の意味

2017年02月13日 | 科学
信号の色は、「赤」「黄」「青」の三色。並びの順番が横向きの信号では左か
ら青・黄・赤の順。縦の信号では上から赤・着・青。なぜこの順番か、という
事はよく知られていますが念のため。横タイプの信号は、道路脇の看板や、街
路樹で隠れてしまっても、赤を一番遠くに置く事で、一番重要なものが見える
ように、との理由。縦タイプはたくさん雪が降る地方に多く、雪がたくさん積
もっても、一番上に赤が見えるようにとの理由から。

ところで、なぜこの三色なのでしょうか。しかもそれぞれに意味が込められて
いる。いろいろ理由はありますが、心理学的な要素も加わって、次のように言
われています。赤は、一番遠くから見える(判断できる)色です。だから一番
重要な「止まれ」にした。次に青は、赤の次に遠くから見える色。これは心理
学的に安心する色である事から「進んでもよい」という意味を込めた。最後に
黄色は、雨や霧の中でも一番よく見える色だから。小学生の帽子や傘、レイン
コートが黄色なのはこのため。

ところで、「青」という人と「緑」という人がいますが、どちらが正しいので
しょうか。実はどちらも間違いではありません。緑の信号機もありますし、青
の信号機もあります。でも、これは意図してできた違いではありません。実は、
信号機のレンズの中に入っている電球の色はすべて同じ。白熱電球に近い色を
しています。実はこれが違いを生む原因になっているのです。赤、黄はレンズ
の色を赤、黄にすればそのままの色が出るのですが、青だけはどうしても緑に
なってしまいます。これが古いタイプ。しかし、最近になって青の部分だけ特
殊なレンズを入れる事によって「青」に見せる事が出来るようになりました。
ただ、技術的に高い。古いものをすべて直す事ができない、そこで違いが生ま
れたのですね。
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