茂原学習塾・予備校塾長日記(誠心学院予備校)

塾・予備校の出来事や内容紹介。
成績の上げ方、日ごろの心構えを
分かりやすく記事にしています。

動脈・静脈の色が違う理由

2010年02月14日 | 科学
生物の授業なんかでは、動脈と静脈はそれぞれ「赤色」「青色」に分けて表示
されているが、もちろんだれも静脈に流れている血液の色が「青色」だとは思
っていないだろう。もし仮に、「青色」だとしたら、それはSFの世界での話。
本当にそんな血液を見たのなら、ノーベル賞モノかもしれない。


でも、動脈を流れる血液と、静脈を流れる血液、色が違うということは事実で
ある。動脈は皆さんの知っているような鮮やかな赤い血の色。しかし静脈はド
ス黒い血の色。なぜ動脈と静脈で血の色が違うのか。まず考えなければいけな
いのは、血液の「赤」という色は、赤血球の色。その中に含まれているご存知
「ヘモグロビン」という色素が赤いためそう見える。

ヘモグロビンとは、体中に酸素を運ぶ働きをするので、酸素をくっつけている
ときと酸素を離したときで色が違ってくる。だから体中に酸素を運ぶ働きをし
ている静脈の血は鮮やかない赤色、酸素を離したときつまり静脈の血の色は黒
っぽくなるのである。
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