東海汽船の大島航路の船は夜中に出発する。朝方に港に入るための時間調整だ。
竹芝桟橋にその時間まで、ただ係留していてももったいない、ということで
誰かが始めたのだろう。午後7時ころから9時ころまでの2時間、飲み放題で
2500円という納涼船になる。浴衣を着てきたら1000円引きということで
女子は殆どが浴衣で乗船するようだ。
これに乗船しようと、うちの女子社員が企画して、担当で行ってみた。
浜松町の駅を降りたら、まるで花火大会でもあるかのよう、浴衣の女子がわんさか。
当然うちの女子社員も更衣室で着替えてきた。

先発隊が並んで場所取りをしていたので、我々は結構前の方の乗船の順番を確保。
乗船とともに、船尾のイスとテーブルのキープにかかる。
乗船の前から降り出した雨が本降りになり、船尾のテーブルに吹き込んでくる。
ビールのコップに傘を立て掛けないとならない状態。しかも寒い。
ただ、船尾なので、走り出せば雨の吹き込みは治まるはずだ。


出港とともに証明が落ちて、バンドの演奏が始まった。レインボーブリッジや
ウォーターフロントのビル群の明かりが幻想的だ。案の定雨は吹き込まなくなった。
各デッキは座れなかった人で、ごった返している。それでも非日常的な空間が
人々を魅了するのか、混んでることや、座れないことに文句を言う者はいない。



仕上げは浴衣のダンサー。デッキ中を回って激しい振付のダンスを披露。
観客は歓声を上げて喜んでいる。


この大騒ぎの中を、竹芝桟橋に到着。思わず舫いが岸壁に固定されるのをじっと
見てしまった。
桟橋でその作業をしていたのは作業服を着た女子作業員だった。
われわれが、飲んで大騒ぎをしていられるのは、こういう人達が陰で支えていて
くれているからだと、少し酔いが覚めた。そういえば、こんなに大きな船を
交通量の多い東京港内で、しかも夜に羽田沖まで往復させるのは、クルーにとっても
かなり、神経を減らす任務に違いない。見えないブリッジに向かって頭を下げる。
楽しい夜をありがとう。
竹芝桟橋にその時間まで、ただ係留していてももったいない、ということで
誰かが始めたのだろう。午後7時ころから9時ころまでの2時間、飲み放題で
2500円という納涼船になる。浴衣を着てきたら1000円引きということで
女子は殆どが浴衣で乗船するようだ。
これに乗船しようと、うちの女子社員が企画して、担当で行ってみた。
浜松町の駅を降りたら、まるで花火大会でもあるかのよう、浴衣の女子がわんさか。
当然うちの女子社員も更衣室で着替えてきた。

先発隊が並んで場所取りをしていたので、我々は結構前の方の乗船の順番を確保。
乗船とともに、船尾のイスとテーブルのキープにかかる。
乗船の前から降り出した雨が本降りになり、船尾のテーブルに吹き込んでくる。
ビールのコップに傘を立て掛けないとならない状態。しかも寒い。
ただ、船尾なので、走り出せば雨の吹き込みは治まるはずだ。



出港とともに証明が落ちて、バンドの演奏が始まった。レインボーブリッジや
ウォーターフロントのビル群の明かりが幻想的だ。案の定雨は吹き込まなくなった。
各デッキは座れなかった人で、ごった返している。それでも非日常的な空間が
人々を魅了するのか、混んでることや、座れないことに文句を言う者はいない。



仕上げは浴衣のダンサー。デッキ中を回って激しい振付のダンスを披露。
観客は歓声を上げて喜んでいる。


この大騒ぎの中を、竹芝桟橋に到着。思わず舫いが岸壁に固定されるのをじっと
見てしまった。
桟橋でその作業をしていたのは作業服を着た女子作業員だった。
われわれが、飲んで大騒ぎをしていられるのは、こういう人達が陰で支えていて
くれているからだと、少し酔いが覚めた。そういえば、こんなに大きな船を
交通量の多い東京港内で、しかも夜に羽田沖まで往復させるのは、クルーにとっても
かなり、神経を減らす任務に違いない。見えないブリッジに向かって頭を下げる。
楽しい夜をありがとう。