ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

3/24(火) 花見スポット探索

2009年03月24日 23時49分51秒 | 日記
会社で若干、人事異動があり、私も担当が変わったりすることになった。
一番仲の良かったI藤さんも、御徒町方面へ異動することになった。
昨日は担当の有志と会社の食堂で飲んだ。異動ってえのは、なんとも嫌なもんだ。

今日はその延長で、気分が晴れないので、花見スポットでも探しに行くことにした。
品川には江戸時代から花見名所だったという「権現山(ごんげんやま)」がある。
会社を出て、インターシティをまっ直ぐ抜け、旧東海道の品川宿へ。
  

ここは江戸時代の面影を残す町並みだが。最近は尚更それを意識した建物も増えて
すっかり東海道品川宿らしくなっている。
  

ちょっと露地を入ると、「天ぷら船宿 三浦屋」といういかにも品川らしい店が
あった。私は一人では飲まない主義なので、外から覗くだけ。なかなか良さ気だ。
ここの他にも、下町らしい店が山ほどあって、嬉しい街だ。血が騒ぐ。

さて、この旧街道から逸れて、品川女子中学高校のあたりで第一京浜を渡って
郵政の社宅を抜けて、権現山に向う。ここら辺は中学2年の2学期まで住んでいた
ので、思いっきり土地勘がある。
  

権現山公園という本当に小さな公園がある。このあたりは、郵政、電電、日立、
東電、横浜ゴムなど様々な会社の社宅があったところ。今は郵政と横浜ゴムの社宅
だけが残っている。それ以外は皆マンションになってしまった。隔世の感。

権現山は江戸時代に桜の名所だったのだろうが、その時代の桜が今も残っている訳
ではなく、今の桜は40~50年前に植えたものの筈だ。すでに巨木である。
しかし若い木だから、樹勢がある筈です。きっといい花を咲かせるだろう。
まだ一分咲きにも行ってませんでしたが。

この公園で花見をしたら、周りのマンションの住人達はさぞかし迷惑だろうな。

権現山を城南中学方向へ下って、品川神社前に向かう。この神社は東京十社の
一つに数えられる。歴史は江戸幕府より前に遡るのだ。
ここの例大祭は毎年六月に行われるが、江戸時代の大神輿も出る勇壮な祭りだ。
子供のころは、私も子供神輿を友達と担いだものだ。

品川の神輿には、鼓(つづみ)が括りつけられていて、長いバチでこれを叩く。
神輿を上げるとき、下ろす時、練り歩く時、など太鼓の叩き方が違う。
「てんつく、てんつく、てん、ててつくてん…」などと祭りが近づくとみな学校で
物差しをバチに、ランドセルを叩いて、太鼓の練習をしたものだ。
当時お祭りの時は、学校が半日でお休みになったので、いやがうえにも盛り上がる。
  

品川神社の前で第一京浜を渡って、目の前の商店街はかつての「北馬場商店街」。
子供のころ通った理髪店「ラウンドバーバー」。手焼きせんべい「王将」。
昔のまま残っている店、新しくなった店がマダラになってパッチワークのようだ。

「王将」せんべいを買って家への土産にする。何のことはない、自分が食べたい
だけなのだが…。

いろいろ頭を悩ませていたことが、少し抜けて行った気がする春の宵。
コメント
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