先月家人の誕生日に浅草まで行ったときに、浅草のオレンジ通りで入った昔からの
刃物屋さん“菊季”(「きくすえ」と読みます)。そこで色々な職人の嘆きを聞いた。
爪切りとか糸切りバサミとか切りだしナイフとか、昔の刃物職人がドンドン少なく
なっているという。
というのも、手作りで作るには技術が要る割に、大量生産の安い製品が出回っていて
職人になり手がいないという。100円ショップで買ってきて切れなくなったら捨てて、
また新しいのを買えばいいという風潮。これでは技術力のある職人になり手がいない。
そういう風潮でも、まだ売れている包丁とかは職人になる者も多く、技術が途絶えると
いう事はないそうだが、糸切りバサミの職人は早々に居なくなりそうだと嘆いていた。
今居る職人はそんなに器用じゃないから、今作っている技術以外に食べる道を知らない
から、まだ造り続けるがドンドン高齢化していて、すでにいくつかの道具は作る職人が
居なくなったものもあるそうだ。
こんな話しを聞いてたら、何か買わないといけない気持ちになって、爪切りを1個だが
購入してしまった。「KIKUSUE」のオリジナルだと一目で分かる爪切りだ。ウクレレの
ために爪切りは非常に重要なもので、私のウクレレケース数個にはスーパーで買った
爪切りが入っている。つまり爪切りは沢山持っているという訳だ。
その中で、今夜、足の爪をこの“菊季”の爪切りで切ってみたところ、これの切れ味
に感心した。足の爪は硬くてなかなか切れないので、お風呂上りのまだ爪が水分を
吸って柔らかくなっている時を見計らって切るようにしている。しかし、今夜は
台風情報などなど見ていて、風呂上がってから、完全に足の爪が乾いてしまっていた。
しまったなあ、と思いながら切ったのだが、この爪切りなら千数百円を出した甲斐が
あったというものです。いい職人の技を体験させて貰いました。
刃物屋さん“菊季”(「きくすえ」と読みます)。そこで色々な職人の嘆きを聞いた。
爪切りとか糸切りバサミとか切りだしナイフとか、昔の刃物職人がドンドン少なく
なっているという。
というのも、手作りで作るには技術が要る割に、大量生産の安い製品が出回っていて
職人になり手がいないという。100円ショップで買ってきて切れなくなったら捨てて、
また新しいのを買えばいいという風潮。これでは技術力のある職人になり手がいない。
そういう風潮でも、まだ売れている包丁とかは職人になる者も多く、技術が途絶えると
いう事はないそうだが、糸切りバサミの職人は早々に居なくなりそうだと嘆いていた。
今居る職人はそんなに器用じゃないから、今作っている技術以外に食べる道を知らない
から、まだ造り続けるがドンドン高齢化していて、すでにいくつかの道具は作る職人が
居なくなったものもあるそうだ。
こんな話しを聞いてたら、何か買わないといけない気持ちになって、爪切りを1個だが
購入してしまった。「KIKUSUE」のオリジナルだと一目で分かる爪切りだ。ウクレレの
ために爪切りは非常に重要なもので、私のウクレレケース数個にはスーパーで買った
爪切りが入っている。つまり爪切りは沢山持っているという訳だ。
その中で、今夜、足の爪をこの“菊季”の爪切りで切ってみたところ、これの切れ味
に感心した。足の爪は硬くてなかなか切れないので、お風呂上りのまだ爪が水分を
吸って柔らかくなっている時を見計らって切るようにしている。しかし、今夜は
台風情報などなど見ていて、風呂上がってから、完全に足の爪が乾いてしまっていた。
しまったなあ、と思いながら切ったのだが、この爪切りなら千数百円を出した甲斐が
あったというものです。いい職人の技を体験させて貰いました。