鎌倉市長選の投票は昨日で、即日開票で夜10時の鎌倉ケーブルテレビでは
松尾氏の当選確定が報道されていた。
しかし、松尾氏3万に対し岩田氏2万と考えようによっては、あまりにも僅差
の勝利と言える。
鎌倉市議時代は選挙のたびにトップ当選、神奈川県議に移っても高得票が彼の
トレードマークだったことを考えると、神奈川新聞が「薄氷の勝利」と書くの
も頷ける。
投票1カ月前まで、松尾氏の対抗馬は立候補せず、場合によってはこのまま
無投票での当選か、とまで噂が立ったほど当初は楽勝ムードだったに違いない。
最大の争点が「家庭のごみ処理」
鎌倉のごみ焼却場は2箇所のうち1か所が近々停止、一つでは到底処理しきれ
ない分をどうするか。二人とも、早急に新しい焼却所の建設を掲げているが
それが出来るまでのやり方に差がある。
それぞれに考えた末の事だと思うので、どちらが正しいということはないと
思うが、松尾氏にとってはいい経験だったと言えそうだ。
トップ当選を重ねて来た松尾氏にとって、初めての壁だったはず。選挙戦の
最終日に演説中に感極まる程、苦しいまた予測の難しい選挙だった。
開票日の昼、雪ノ下教会の震災復興バザーに、小さなお子さんを連れてきた
松尾氏は完全に意気消沈して覇気のない老人のような風貌だったが、それほど
予測の難しい戦いだったのだろう。
当選した松尾氏だが、僅差の勝利ということを肝に銘じ、反対派の声にも
真摯に耳を傾ける姿勢を忘れてはいけないと感じた。これから、彼がもっと
大きな政治家に成長するためには、民主主義とは何かを忘れずにワンマンな
行動を良しとしないように、傲慢ではなく謙虚に真摯に、公僕である長の
手本となって欲しい。
松尾氏の当選確定が報道されていた。
しかし、松尾氏3万に対し岩田氏2万と考えようによっては、あまりにも僅差
の勝利と言える。
鎌倉市議時代は選挙のたびにトップ当選、神奈川県議に移っても高得票が彼の
トレードマークだったことを考えると、神奈川新聞が「薄氷の勝利」と書くの
も頷ける。
投票1カ月前まで、松尾氏の対抗馬は立候補せず、場合によってはこのまま
無投票での当選か、とまで噂が立ったほど当初は楽勝ムードだったに違いない。
最大の争点が「家庭のごみ処理」
鎌倉のごみ焼却場は2箇所のうち1か所が近々停止、一つでは到底処理しきれ
ない分をどうするか。二人とも、早急に新しい焼却所の建設を掲げているが
それが出来るまでのやり方に差がある。
それぞれに考えた末の事だと思うので、どちらが正しいということはないと
思うが、松尾氏にとってはいい経験だったと言えそうだ。
トップ当選を重ねて来た松尾氏にとって、初めての壁だったはず。選挙戦の
最終日に演説中に感極まる程、苦しいまた予測の難しい選挙だった。
開票日の昼、雪ノ下教会の震災復興バザーに、小さなお子さんを連れてきた
松尾氏は完全に意気消沈して覇気のない老人のような風貌だったが、それほど
予測の難しい戦いだったのだろう。
当選した松尾氏だが、僅差の勝利ということを肝に銘じ、反対派の声にも
真摯に耳を傾ける姿勢を忘れてはいけないと感じた。これから、彼がもっと
大きな政治家に成長するためには、民主主義とは何かを忘れずにワンマンな
行動を良しとしないように、傲慢ではなく謙虚に真摯に、公僕である長の
手本となって欲しい。