Mahler;Symphony No.6 Bernstein / NypSony Classicsこのアイテムの詳細を見る |
1楽章から順に、21'29 12'27 15'21 28'39
ちなみにウィーンフィルとの88年新録は
23'00 14'15 17'20 33'10
Mahler: Symphonie No. 6; KindertotenliederDeutsche Grammophonこのアイテムの詳細を見る |
さらにちなみに、愛聴盤たるテンシュテットの91年ライヴは
25'33 14'12 17'44 33'29
マーラー:交響曲第6番テンシュテットEMIミュージック・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
うーん、濃さと演奏時間は比例すんでしょうか。
ま、時間比較それ自体はあんまり意味のないものではありますが。
67年の録音ということですが、
特に第1楽章と第2楽章は颯爽としていて、
小股の切れ上がった、と言ったら変ですが
軽快な感さえします。
打楽器がやたらと鮮明。これもいい。
(ただし、シロフォンの「死の舞踏(と俺が勝手に呼んでる)」は
さすがにテンシュテットの狂いざまに及びません。)
個人的には後年の録音のモッタリ感が好みだし、
ましてやテン様最強、という気持ちは変わりませんが、
こういうスピード感のある演奏もウォーキングしながらのチョイスに最適。
テンシュテットはなかなか気軽に聴けん罠。
第3楽章は、それでも十分に「歌」われます。
そう、この曲は「うた」で溢れているんだな、と気づきます。
バンスタの「ウエストサイド」をなぜか思い起こしました。
そして第4楽章、フィナーレ。
ここでは軽快さはすでに無く、
かといって濃厚な節回しでもなく、
強いて言えば鮮明鮮烈な響きが堪能可能。
---------- キリトリ -----------
やっぱり俺はこの第6番が好きだ。
古今東西、あらゆる交響曲のなかで。(全交響曲聴いた訳じゃないが)
今夜なんかバンスタの新旧とテン様で3連続プレイw
こんなバカ世界中に一人かもな。今夜に限っては。
「悲劇的」。
そんな表層的な修辞では言い尽くせない。
あまりに優しく、愛おしく、恋しく、
そして激しく、辛く、悲しく、そこに救いは全くなく、
だからこそ残酷で、
たぶん、死ぬ間際の80分間に聴きたい音楽だと思う。すきなだけ酒飲みながら。
決めたよ。
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