祝孫っち２歳

何せ、「スープが冷める或いは、揺れてこぼしてしまう距離」に住んでいるので、滅多に会えない孫っち。

前回会ったのは、何時だ？確か下の歯が2本生えた頃だったなあ。

まだ産まれてから片手で数えられる程しか会っていないし、本人は、「このバーサン誰ヤネン（あ、関東弁だった）」位しか思っていないだろうなあと毎回会う度にどきどきする。

顔見て泣かれたらどうしよう・・・とか。

でも、今日は２歳の誕生日、多分将来こんな「オオサカのオバーチャンが居たよ」と言っても、記憶も無いだろうが、やはり、僅かな望みを抱えて、新幹線で一っ跳びしてきた。

末っ子パパの誘導で、リビングに入ると、孫っちは、ポカンとした顔で私を見る。

で、怖がるでなく、嫌がるでなく「あ、又来たんやな（いや、きっと関東弁だろうけど）」と思ったようで、ごく自然に笑ってくれた。

大きくなったなあ。

歯も全部生え揃っていて、前回の「前下2本」から、随分時間が経ったのだと痛感した。

まだ２歳になったばかりだと言うのに、物おじしない堂々とした体格、人見知りしない性格。

パパが買って来たプレゼントに興味津々。



でもさ～プラレールって組み立てなアカンねんで。まだ早いのとちゃうかあなんて言ってたら、やおら、包装紙を破る孫っち。

そして、取説も見ずに（これは我が家のＤＮＡやな）必死で組み立てて、それらしき線路を作り上げたのだ(*_*)




思い起こせば、２ＤＫの市営住宅時代、ダンナは電車好きの長男の為に「Ｎゲージ」という緻密な線路と電車を買っていたっけ。血筋は争えまへん。

Ｎゲージは狭い団地では、邪魔で邪魔で、しょっちゅう踏み潰していたっけ・・・・

孫っちは、電車も組み立てて、線路を走らせる。ついでに鉄橋と踏切も。

しかし、プラレールの連結は大変緩くてすぐ外れるので、崩壊したら、パパの出番で、それを修復するのである。


散々線路で遊んだ後は、ちゃんと椅子に座って、スプーンで　お昼ご飯を食べる。

食べる途中で、遊んだりしない、黙々と食べる。そりゃ大きくなるわなあ。半年位前だったか、嫁ちゃんに体重を聞いたら、１２キロとの事(*_*)

今はもっと重いんやろな・・・でも、よく笑い、よく走り回り、笑顔が絶えず、ご飯を食べれば「オイチー」と特別の笑顔。

自分の子育てを思い出し思い知ったのだ。子育ては体力勝負。食べて、寝て、走って、笑って、ウンチして、これに付き合うなんて、若くないと出来ない。

まだまだチミの人生長いから、「そういや、大阪にオバーチャン居てたなあ。まだ生きてるかなあ」と言われる位長生きしたいっ！

来年の誕生日には「Ｎゲージ」プレゼントしちゃるからな～～。もっともっと大きくなれよ～～。