本日は『人日(じんじつ)』です。
中国から伝わった考え方に、日本の宮中行事などが合わさった五節句のうちのひとつです。
ちなみに「人日」でGoogle検索すると、「作業量の大きさを表す単位の一つ」という結果が一番上にヒットしました。
ちゃうねん。
『人日の節句』『七草の節句』とも呼ばれ、七草粥を食べて万病を除き、一年健康で過ごせるよう祈願します。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草」
という和歌にあるように、七草粥とはこの春の若菜を刻んで入れた粥のことです。
これはもともと日本にあったしきたりとも、中国から人日の風習と共に伝わったものだとも言われています。
どちらにせよ、平安時代ごろから七草を食べる伝統があり、江戸幕府が五節句を公式行事としたことから全国に定着したと見られています。
七草粥はおまじないだけでなく、冬に不足しがちな栄養素を補うための健康食だった一面もあります。
現代では青物も気軽に手に入りますが、お正月のご馳走で疲れた胃を休めるという意味で親しまれているそうです。
さて、気になる七草の栄養は?
○芹:ビタミンAや鉄分。神経痛や食欲増進に効果あり。
○薺:タンパク質やカルシウム。高血圧防止や解熱効果あり。
○御形:タンパク質やミネラル。咳や喉の痛みを緩和する効果あり。
○繁縷:タンパク質や鉄分。利尿作用や胃炎に効果あり。
○仏の座:抗酸化物質。筋肉痛や解熱効果あり。
○菘:ビタミンCやカロテン。胃もたれ解消や貧血予防に効果あり。
○蘿蔔:ビタミンCや鉄分。二日酔い防止や冷え性改善に効果あり。
参考はこちら→ 知って納得!七草粥の健康効果 野菜の知識【春の七草】 春の七草
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私、霧ヶ原悠の作品は下記のサイトにあるので、気になった方は覗きにきてください!
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