本日は『囲炉裏の日』です。
い(1)い(1)ろ(6)「いい炉」の語呂合わせにちなんで、囲炉裏愛好家たちによって制定されました。
囲炉裏を囲んで暖かい会話や食事の楽しみを知ってもらうことを目的としています。
囲炉裏とは、四角く切って開けた炉口に灰を敷き詰め、火を熾すために設けられた一画のことです。
かつて日本の伝統的な家屋ではよく見られましたが、今じゃテレビの時代劇ぐらいでしょうか。
数えるときの単位は「基」で、その用途は多岐に渡ります。
○暖房・調理:冬に火のそばで暖をとったり、鍋ややかんを乗せたり、「囲炉裏」と聞いて現代日本人が一番想像する使い方ですね。
○照明:電気がない時代は、安全に部屋を照らすことのできる大きな手段でした。
○乾燥:衣服や食料を乾かしていた他、室内を除湿して木材中の含水率を下げ腐食しづらくし、家屋を長持ちさせていました。
○火種:着火が容易でない時代、囲炉裏の火を絶やさないことでかまどや照明具の火種として利用していました。
などなど。
実は「囲炉裏」は冬の季語にもなっており、比多岐(ひたき)や地火炉(じかろ)と呼ぶ地域もあったそうです。
ちなみに、一人暮らしの家にあると一番危険と言われる「こたつ」は、囲炉裏の上にやぐらを置いて布団をかけたのがはじまりだと言われています。
しかもその原型は、室町時代にまで遡るとか。
つまり、こたつを愛する遺伝子は何百年もの間、日本人の中に脈々と受け継がれてきたというわけですね👍
ならこたつに潜って出て来れなくなってもしかたなーい♡
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