一週間遅れになってしまったが、先週分のランキング。
ランキングは安定。ポイントは販売店での「第一印象」か
ドコモの販売ランキングは、3週連続で「N702iD」がトップとなった。
次いで「P902i」「SH902i」と、902iSシリーズを押さえて1世代古い902iシリーズがランクインした。なお902iシリーズでは、「D902i」が7位、「N902i」も8位に入っている。
auやボーダフォンに続き、ドコモもランクインする端末の顔ぶれが固まってきた印象だ。今回もトップ10圏内の端末は変わらず、902iSシリーズで最も人気のあるモデル「SH902iS」を抜き、P902iとSH902iが躍進した結果となっている。
なお、702ixシリーズの1つ、SH702iSが21日に登場したが、ランクインは果たせなかった。なお702ixシリーズ他機種の発売日はまだ決定しておらず、これらが出揃ってくるまで大きなランキングの変動もないと思われる。
W42CAとW44Tが売れている理由は?
auのランキングもトップ10の顔ぶれは同じだった。
トップは引き続き「W41CA」がひた走る。薄型/EZ FeliCa/回転2軸ボディ/2.6インチワイド液晶/カラーリング/miniSD/ペンギンなど、ユーザーニーズに沿った非常にバランスのよい仕様であることが人気の理由だが、今週、本機を1円で販売する店舗も見かけた(タイムセールだったのかもしれないが)。夏モデルが登場し終わったためか、最近、販売価格がもう1段階安くなった印象で、割安感が際だっている。
2006年夏モデルとしては、薄型/Bluetooth/回転2軸ボディ/2.6インチ液晶/3Dナビ/1Gバイト内蔵メモリなどが特徴の「W44T」に注目したい。初登場は7位だったが、じわじわ順位を上げ、今回は「ウォークマンケータイ W42S」を抜いて2位に入った。次いで、4位に「A5517T」、5位に「W33SA II」、8位に「W42K」が入り、auの夏モデルはおおむねランキングの上位を占めている。
さて、先週聞いた「G'zOne W42CA」についてのアンケートに、非常に多くの声をいただいた。この結果をまとめたものは後日掲載する予定だが、やはりポイントは「大きさ・重さ」「デザインやコンセプトそのもの」「外部メモリの種類やEZ FeliCaに非対応といったの機能面の問題」「投入のタイミング」という傾向が見られる。
新モデルの登場ラッシュが終わった最近の傾向として表れていることだが、デザインやサイズ・重さはもちろん、搭載機能や価格も含めて、ショップ店頭で実際に見た「パッと見の印象」がよいと想像できる端末への人気が集まっている。
シャープ製端末が1位から4位を独占
ボーダフォンのランキングは、トップに「705SH SLIMIA」、2位に「905SH」が順当に入り、大きな変動は見られない。
そのほか、VGA液晶を搭載する「904SH」が5位から3位に、アナログテレビ搭載の「V604SH」が7位から3位に躍進し、シャープ製端末が1位から4位を独占した。
なおボーダフォンは10月1日より社名を「ソフトバンクモバイル」に変更し、メールアドレスの新たなドメイン名「softbank.ne.jp」(10月1日以降に新規契約したユーザー向け。既存契約中のボーダフォンユーザーは「vodafone.ne.jp」を使用可能)も導入する。そして今週、社名に続き、ポータルサイト名称や各種サービス名称も決定した。ボーダフォンライブ!は「Yahoo!ケータイ」という名称になり、端末にはYahoo!ケータイにアクセスするための「Y!」ボタン(ヤフーボタン)が搭載されるという。
着々と判明してくる番号ポータビリティ関連の情報は、今後、販売ランキングにも影響されてくるのだろうか。
ケータイも「一目惚れしました」の季節
DoCoMoは夏モデル発売が一段落して、ランキングの動きはほとんどなかった。唯一、P902iとSH902iSが入れ替わっただけだ。これも「みられまくっちゃ」問題の影響でSH902iSが順位を落としたと考えるのが妥当だろう。
DoCoMoはベスト10中7機種がFOMA90xシリーズとなっていて、ハイエンド志向が強い。
auは夏モデルが好調だ。DoCoMoよりも価格を抑えている点が好調な原因かもしれない。特に東芝の送り出したW41CAキラーであるW44T(写真)が2位まで上がってきて、いよいよW41CAとW44Tの一騎打ちの可能性も出てきた。W41CAは旧機種ということもありかなり安くなっているので、間もなく在庫切れとなって、W44Tに首位を譲ることになるのかもれしないが、それまでは熾烈な首位争いになりそうだ。
auもベスト10中7機種がWIN端末となり、WIN人気は完全に定着してきた。
ツーカーは機種変更のみの状態となっているが、すでに3機種しか流通していないようで、さびしい限りだ。
ボーダフォンはシャープがベスト4を独占し、東芝はベスト10に4機種滑り込み、サムスンも9位を死守している。今のところはガチャピンケータイ人気は順位には影響ないようだ。
ボーダフォンはベスト10中7機種が3Gと世代交代が進んでいるとも見られるが、逆に言うといまだにPDCが3機種も残っているのはボーダフォンのみだ。PDC人気はまだまだ根強いと見る方が正しそうだ。
ランキングは安定。ポイントは販売店での「第一印象」か
ドコモの販売ランキングは、3週連続で「N702iD」がトップとなった。
次いで「P902i」「SH902i」と、902iSシリーズを押さえて1世代古い902iシリーズがランクインした。なお902iシリーズでは、「D902i」が7位、「N902i」も8位に入っている。
auやボーダフォンに続き、ドコモもランクインする端末の顔ぶれが固まってきた印象だ。今回もトップ10圏内の端末は変わらず、902iSシリーズで最も人気のあるモデル「SH902iS」を抜き、P902iとSH902iが躍進した結果となっている。
なお、702ixシリーズの1つ、SH702iSが21日に登場したが、ランクインは果たせなかった。なお702ixシリーズ他機種の発売日はまだ決定しておらず、これらが出揃ってくるまで大きなランキングの変動もないと思われる。
W42CAとW44Tが売れている理由は?
auのランキングもトップ10の顔ぶれは同じだった。
トップは引き続き「W41CA」がひた走る。薄型/EZ FeliCa/回転2軸ボディ/2.6インチワイド液晶/カラーリング/miniSD/ペンギンなど、ユーザーニーズに沿った非常にバランスのよい仕様であることが人気の理由だが、今週、本機を1円で販売する店舗も見かけた(タイムセールだったのかもしれないが)。夏モデルが登場し終わったためか、最近、販売価格がもう1段階安くなった印象で、割安感が際だっている。
2006年夏モデルとしては、薄型/Bluetooth/回転2軸ボディ/2.6インチ液晶/3Dナビ/1Gバイト内蔵メモリなどが特徴の「W44T」に注目したい。初登場は7位だったが、じわじわ順位を上げ、今回は「ウォークマンケータイ W42S」を抜いて2位に入った。次いで、4位に「A5517T」、5位に「W33SA II」、8位に「W42K」が入り、auの夏モデルはおおむねランキングの上位を占めている。
さて、先週聞いた「G'zOne W42CA」についてのアンケートに、非常に多くの声をいただいた。この結果をまとめたものは後日掲載する予定だが、やはりポイントは「大きさ・重さ」「デザインやコンセプトそのもの」「外部メモリの種類やEZ FeliCaに非対応といったの機能面の問題」「投入のタイミング」という傾向が見られる。
新モデルの登場ラッシュが終わった最近の傾向として表れていることだが、デザインやサイズ・重さはもちろん、搭載機能や価格も含めて、ショップ店頭で実際に見た「パッと見の印象」がよいと想像できる端末への人気が集まっている。
シャープ製端末が1位から4位を独占
ボーダフォンのランキングは、トップに「705SH SLIMIA」、2位に「905SH」が順当に入り、大きな変動は見られない。
そのほか、VGA液晶を搭載する「904SH」が5位から3位に、アナログテレビ搭載の「V604SH」が7位から3位に躍進し、シャープ製端末が1位から4位を独占した。
なおボーダフォンは10月1日より社名を「ソフトバンクモバイル」に変更し、メールアドレスの新たなドメイン名「softbank.ne.jp」(10月1日以降に新規契約したユーザー向け。既存契約中のボーダフォンユーザーは「vodafone.ne.jp」を使用可能)も導入する。そして今週、社名に続き、ポータルサイト名称や各種サービス名称も決定した。ボーダフォンライブ!は「Yahoo!ケータイ」という名称になり、端末にはYahoo!ケータイにアクセスするための「Y!」ボタン(ヤフーボタン)が搭載されるという。
着々と判明してくる番号ポータビリティ関連の情報は、今後、販売ランキングにも影響されてくるのだろうか。
ケータイも「一目惚れしました」の季節
DoCoMoは夏モデル発売が一段落して、ランキングの動きはほとんどなかった。唯一、P902iとSH902iSが入れ替わっただけだ。これも「みられまくっちゃ」問題の影響でSH902iSが順位を落としたと考えるのが妥当だろう。
DoCoMoはベスト10中7機種がFOMA90xシリーズとなっていて、ハイエンド志向が強い。
auは夏モデルが好調だ。DoCoMoよりも価格を抑えている点が好調な原因かもしれない。特に東芝の送り出したW41CAキラーであるW44T(写真)が2位まで上がってきて、いよいよW41CAとW44Tの一騎打ちの可能性も出てきた。W41CAは旧機種ということもありかなり安くなっているので、間もなく在庫切れとなって、W44Tに首位を譲ることになるのかもれしないが、それまでは熾烈な首位争いになりそうだ。
auもベスト10中7機種がWIN端末となり、WIN人気は完全に定着してきた。
ツーカーは機種変更のみの状態となっているが、すでに3機種しか流通していないようで、さびしい限りだ。
ボーダフォンはシャープがベスト4を独占し、東芝はベスト10に4機種滑り込み、サムスンも9位を死守している。今のところはガチャピンケータイ人気は順位には影響ないようだ。
ボーダフォンはベスト10中7機種が3Gと世代交代が進んでいるとも見られるが、逆に言うといまだにPDCが3機種も残っているのはボーダフォンのみだ。PDC人気はまだまだ根強いと見る方が正しそうだ。
NTTドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | → | N702iD | → | W41CA | ↑ | TK22 | → | 705SH | |||||||
2 | ↑ | P902i | ↑ | W44T | ↑ | TS41 | → | 905SH | |||||||
3 | → | SH902i | ↓ | W42S | → | TT31 | ↑ | 904SH | |||||||
4 | ↓ | SH902iS | ↑ | A5521K | → | ─ | ↑ | V604SH | |||||||
5 | → | F881iES | ↓ | W33SA II | → | ─ | ↓ | 803T | |||||||
6 | → | P702i | ↑ | W43T | → | ─ | ↓ | V502T | |||||||
7 | → | D902i | ↓ | A5517T | → | ─ | ↓ | 705T | |||||||
8 | → | N902i | ↑ | W42K | → | ─ | → | V403SH | |||||||
9 | → | D902iS | ↓ | W41S | → | ─ | → | 804SS | |||||||
10 | → | SH901iS | → | A5518SA | → | ─ | ↑ | 904T | |||||||