トヨタ自動車とKDDIは、自動車との連携機能を備えたauブランドの携帯電話「TiMO(ティーモ)」を開発、10月下旬よりトヨタ販売店で発売する。9月1日からは予約受付が開始される。
今回開発された「TiMO」は、自動車との連携を深めるために開発された携帯電話。6月に発売された東芝製CDMA 1X WIN端末「W44T」をベースにしており、型番は「W44T II」となる。1GBの内蔵メモリや音楽再生機能といった仕様はW44Tと同じだが、新たにトヨタ純正のBluetoothナビゲーションシステムとハンズフリー接続する際、初期登録操作を簡単に行なえるガイダンス機能が用意されている。また、オプション品としてアームレストなどに固定できる専用車載充電台が採用されている。
TiMO専用コンテンツとして、緊急時にボタンを押すだけで日本緊急通報サービスに連絡できる「HELPNETケータイ」が1年間無料で利用可能。「無料コンテンツ倉庫」というサービスでは、ゲームや着うたといったコンテンツも1年間無料でダウンロードできる。
ディスプレイ部背面にはドットパターンが刻まれたデザインが新たに採用されたほか、ボディカラーは、パールホワイト、ダークネイビー、ライトボルドーのTiMO専用カラーとなっている。
大きさは約51×108×21mm(最厚部25mm)、重さは約139g。連続待受時間は約270時間。連続通話時間は約200分となっている。320万画素カメラ、約2.6インチ、240×320ドットの液晶ディスプレイを装備する。
トヨタとau、車との連携を強化した携帯電話「TiMO」
TiMOによって、クルマと携帯電話の連携がどれくらい強化されているのか興味がある。
極端に言えば、EZ助手席ナビやEZナビウォークをカーナビ代わりに使えるようにすれば、もっと面白い気がする。
トヨタと密接な関係があるauならではという感じもする。その点ではDoCoMoよりもauの方がやりやすいはずだ。