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【スーパーワンセグTV Watch】一般販売の予定なし!

2006年08月18日 21時29分51秒 | WILLCOM
 アサヒビールのキャンペーン賞品として発表されるやいなや、注目を集めているW-SIM対応のワンセグ腕時計「スーパーワンセグTV Watch」。詳細は未だ公表されていない段階だが、アサヒビールの企画担当者に話を聞く機会を得た。注目端末の片鱗をお伝えしよう。

 アサヒビールのキャンペーンでは、缶ビールを開栓してジョッキに注いでくれるおしゃべりロボット「本生ロボッ庫」といった世界初のユニークなプレゼントを提供してきた。同社が9月から開始するキャンペーン「うまい!を選ぼうキャンペーン 2006 うまい!旬感プレゼント!」でもこの路線を踏襲し、ウィルコムのW-SIMに対応した腕時計型ワンセグ端末「スーパーワンセグTV Watch」を開発したという。端末はアサヒビールと日本の某メーカーが開発したもので、メーカー名については近々にも発表される予定だ。

 腕時計型の端末で、折りたたみ型携帯電話のように、開くとメインディスプレイが現われるスタイルが採用される。メインディスプレイは、2.4インチ、320×240ドット、26万2,144色表示のバックライト付きカラーTFT液晶、時計が表示される円形のサブディスプレイは赤1色表示となる。カメラは搭載されない。

 リストバンド部は着脱が可能で、机の上など卓上でも利用できる。また、ストラップホールも用意されており、ネックストラップを使えば首にかけて利用することも可能だという。端末にはワンセグ用のアンテナが搭載される。

 担当者によれば、開発当初はウルトラセブンのウルトラ警備隊が身に着けているかのような、腕時計タイプの通信機をイメージしたという。ワンセグ機能だけではなく、ユーザー側でW-SIMを用意すれば、ケータイ端末にもなるのはこのためだ。ウィルコムに加入すれば音声通話やメールやブラウジングが可能で、「本部、応答せよ!!」と、当時の未来感を象徴させる腕時計での通話が可能とのこと。また、イヤホンマイクを使った通話にも対応する。

 連続待受け時間は約500時間で、連続通話時間は約3時間、ワンセグの視聴時間は約1.5時間となる予定だ。大きさは58×89.5×22.3mmで、重さが120g以下。ボディカラーは、シルバー、白、赤の3色が用意される。

 アサヒビールでは端末の詳細について今後順次公開していく予定だ。製品写真については9月の応募開始頃に追加される見込み。一般販売することは現時点では検討していないという。

 今回のキャンペーンは、缶ビールの添付されている応募券を集めて応募するものだ。対象商品には、8月上旬製造のものから随時応募シールが添付されているので、9月13日の応募開始に向けて、今から応募券を集めることも可能だ。


W-SIM対応ワンセグ腕時計はウルトラマンのイメージ

 まず最初に、最近の記者はウルトラマンとウルトラセブンの違いもわからないのか・・・嘆かわしい。「ウルトラ警備隊をイメージ」が正しい。せめて、「ウルトラセブンをイメージ」ならまだ許せるが、「ウルトラマンをイメージ」ではまったくの不正解としか言いようがない。

 それにウルトラ警備隊の通信機はテレビ電話だった気がするけど、これはテレビ電話までは実現していないのもちょっと残念。ウィルコムははるか昔にFOMAよりも前にテレビ電話を実現していただけに、テレビ電話も不可能ではないと思うのだが・・・。

 それはさておいて。なんと「一般販売することは現時点では検討していない」らしい。キャンペーンじゃ当たるかどうかもわからないので、どうしても欲しいというユーザーのためにも是非とも一般販売して欲しいところだ。

 ウィルコムのことだから人気が高まれば、 一般販売してくれそうな期待もあるのだが。

【JATE】松下製ソフトバンク端末「705P」が通過

2006年08月18日 16時57分15秒 | ケータイ
 パナソニック モバイルコミュニケーションズ製ボーダフォン(ソフトバンクモバイル)端末「705P」、シャープ製「810SH」「811SH」などがJATE(電気通信端末機器審査協会)を通過した。

 8月より、一部現行機種にボーダフォンからソフトバンクの新ブランドロゴに変更した「ソフトバンクモデル」を順次発売し、新色も追加する(2006年8月16日の記事参照)ソフトバンク向け端末だが、2006年後半の新モデルと思われる810SH、811SHのほかに、パナソニック モバイル製端末「705P」もこの時期に投入するであろうことが明らかになった。ソフトバンク孫社長は2006年5月、同社が供給メーカーとして参入することを表明していた(2006年5月10日の記事参照)。

 なおパナソニック モバイルは、ソフトバンクモバイル、NTTドコモのほかau向けにも投入することも予定している。

 そのほかauの2006年後半モデルとして、三洋電機製の「W42SA」と1X端末「A5522SA」も7月18日にJATE認可を受けている。W42SAは「W33SA II」に続いてワンセグ対応と思われるが詳細は未定。


パナモバ製ソフトバンク端末「705P」がJATE通過

 もしかして、705Pがソフトバンクブランド初の新機種になるのだろうか?

 810SHと811SHという謎の型番も気になる。

 auは総合カタログから想像すると、9月には新機種は出ない予定のようだから、W42SAは早くても10月発売ということではないだろうか?
 W33SAの後継機種ということは、また2軸式なのだろうか?W31SAのようなスライド式にも復活して欲しい気がする。

【高校野球】帝京の敗因は監督采配ミス

2006年08月18日 16時49分03秒 | スポーツ
 それは執念だった。9回表2死からの猛攻で逆転。だがその裏、投手はいなかった。大会第12日の17日、智弁和歌山(和歌山)との準々決勝に挑んだ帝京(東東京)は9回裏に再逆転され、12―13で敗れた。両チームが放った計7本塁打は大会史上最多。壮絶な試合だった。

 ◎…勝利を手にしたと、だれもが思った。

 9回表、4点差を追う帝京は安打と死球などで2死一、二塁の反撃機をつかむ。ここから本塁打を含む6連打で8点を奪う怒涛(どとう)の攻めを見せた。

 4番中村晃君(2年)が右前適時打を放ち、まず1点。なおも一、二塁で塩沢佑太君(3年)が左前安打で続き満塁に。雨森達也君(3年)の左前適時打で1点を追加すると、我妻壮太君(3年)が内野安打で3点目。

 なおも満塁から、杉谷拳士君(1年)の左前安打で2点を追加し逆転を果たす。すると、この回の先頭打席で凡退した沼田隼君(3年)が3点本塁打のアーチを描いた。

 これで4点差をつけ、攻守交代。ただ、9回表に大田阿斗里投手(2年)の打席で「打線をつなげたい」(前田三夫監督)と代打沼田君を送っていたため、東東京大会も含め今夏、マウンド経験のある投手は残っていなかった。

 9回裏のマウンドには、中堅手の勝見亮祐君(3年)がのぼった。しかし先頭から2四球を出すと、4番打者に左中間への3点本塁打を浴びた。1点差に詰め寄られる。次打者に四球を与えマウンドを杉谷君に譲ると、初球を死球にして降板。

 この日6人目の投手となる岡野裕也君(3年)は1死をとったが、中前安打でついに同点に。さらに四球で満塁とピンチが続く。最後は押し出しの四球を与え、まさかのサヨナラ負けを喫した。


帝京、壮絶な粘り 捨て身の代打で投手尽き

 9回表まではとても素晴らしい試合だった。しかし、9回裏はとてもお粗末な結果に終わった。

 これは選手が悪いというよりも、完全に帝京の監督の采配ミスだ。

 本来なら二番目のエースといえる投手を先発すべきところを、奇策を狙って三番目となる投手を先発させて、HRを打たれて二番目のエースに交代。最初から先発させていれば、貴重なリリーフを無駄遣いせずに済んだ。これが一つ目のミス。

 やっと7回にエース大田を投入した時にはすでに8-2と6点差。時すでに遅しだった。しかし、それでも帝京打線は諦めずに8回に2点をとって、4点差に追い上げた。

 勢いは追い上げている帝京にまだ残っていた。8回裏はエース大田が3者凡退に抑えて、いよいよ最終回に入る。

 そして、帝京の監督は再び大きなミスをする。好投するエース大田に代打を送ってしまう。これでは万が一同点に追いついたり、逆転しても、9回裏を投げる投手がもはや残っていないのだ。

 推測では、おそらく監督はもう負けを覚悟したのだろう。そうでなければ、代打を出すはずがない。しかし、打線はつながって一気に同点。そして、4点差までつけた。それなりの投手がいれば、当然勝てたはずだ。

 ところが、予選でも投手として投げたことのない野手しか9回裏にはのこっていなかった。そんな選手をいきなり甲子園のマウンドに立たせるなんて、ストライクが入らなくても当然だろう。サヨナラ負けするまでに1アウトをとるのがやっとだった。

 帝京の監督の重大な二つの采配ミスで負けたのでは、死力を尽くした選手がかわいそう過ぎる。