ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

木橋の完成検査 No203

2015年08月28日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、斐川町内にある「原鹿の旧豪農屋敷」木橋掛け替えの完成検査。待てど暮らせど検査員は来ず。




木であっても、橋は土木工事らしく、出雲市の土木検査員だそうですが...
天気良いのが、いいのか悪いのか...?

初代の木橋は10年ほどでかなり痛みが来ていました。
かといって鯉の泳いでいる堀の上にかける橋に、防腐剤は危険いっぱいなので施さないことにしました。
代わりに、雨のたまらない組み方と、金物の使い方を工夫して組み上げてみましたよ。



もちろん国産ヒノキ材!!




10年後どうなっているかは、皆さんの目で確かめて下さいネ。

堀の中には少し時期外れの蓮の花が一輪

世間はお盆休みでも・・・  No202

2015年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム
世間がお盆休みの最中でも、動いている現場もあります。

西工務店の抱えている中部小学校耐震化工事現場。



常務監督のもと、暑さに耐えて職人さんたちも必死です。

夏休みの期間中には、確実に終わらせる必要がありますので、大工職人たちも今日は1日頑張ります。

明日は今日でていない社員が出勤予定とかで、空いている社員総動員でこの現場は進みます。

ヒゲ専務はと言えば、スマホ片手に現場内をウロウロと・・・

写真撮って、フェイスブックに投稿したり、忙しい常務を捕まえお話したり・・・

「ジャマさんだけでもテゴになる」(出雲弁で、邪魔をしないだけでもお手伝いになる、の意味)

と、子供のころよく、大工だった親父に言われたことを、今ふと思い出しましたよ。

まあ、皆さんは良いお盆さんを迎えて下さいネ!

薔薇園で頂いた薔薇のパイ  No197

2015年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム


斐川町神庭の福島さん家で仕事の打合せを兼ねて、ご自宅のバラ園でコーヒータイム!!

作りたて、奥様の薔薇のパイまでも頂きました。

こちらのバラ園は一週間後くらいから見頃を迎えるそうです。

お誘い合わせの上、おいでくださいね。一ヶ月位は楽しめるそうですよ。

ちなみに、パイが盛られているお皿は、ご主人の手作りだそうです。

お二人は退職されてから、趣味だった薔薇を本格的に育て始められたそうですよ。

今は庭も、お隣の畑も借りて広げられ、接ぎ木でスタンダードと呼ばれる、背の高い薔薇をたくさん育てていらっしゃいました。

夫婦で趣味が合うって羨ましいですね。

春のお祭りにおいで下さいネ!  No196

2015年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム
冷たい風が吹き荒れ、まるで木枯らしの吹く、冬真っ盛りと思えるここ斐川町。

全国的にも寒いらしく、桜の花が雪に覆われている映像も見ましたよ。

今朝起きた時にも、屋根の上に雪でも積もっているんじゃないかと、窓の外を恐る恐る覗いたヒゲ専務ですが、皆さん寒さに震えていませんか ?

それにしても、晴れてる割には風が硬く感じられ、思わず肩をすぼめてしまいますよね。

一週間前に上棟をしたお家も、さすがにまだ外壁はできておらず、寒風にさらされながら、職人たちは頑張っていましたよ。

それでも屋根は、みんなの頑張りでほとんど出来上がっていて、瓦は早々と先週に敷き終わっていました。

今回そこに使われた瓦はもちろん、島根が原産地の石州瓦なのですが、その中でも「利休瓦」というちょっと変わった瓦を敷いてみました。

自然体の好きなお施主様ですので、和瓦であってもその中でシンプルな感じの出る利休瓦は、心に響いたみたいですよ。

さらに雨樋は、今回の現場で初めて使うことになるガリバリュウム鋼板製のスタンダード半丸を予定していています。

こちらも形状は至ってシンプルであり、なおかつ色もシルバーという、自己主張の極めて少ない雨樋を選択することになりました。

玄関ドアやアルミバルコニーも、ナチュラル系の色合いとなりますので、全体的にカジュアルな外観に仕上がる予定ですので、私たちも今から完成を楽しみにしているところです。

皆さんも、それとなく頭の中でイメージして、楽しみに待っていてくださいね。

取りあえず、屋根だけの写真で申し訳ないですが、少しだけ乗っけておきますね。


全体的にこんな感じなんですが、これじゃ普通に見えてしまいますよね。


下から見たらシンプルさが伝わりますか?


軒先の瓦は一文字瓦の雰囲気を醸し出しています。


さてさて

何の準備も出来ていないと言うのに、弊社恒例の春のリフォーム祭りがあと三日後と迫ってきました。

ところがこの寒さ、屋内はともかく外のテントが例年通りの寒風にさらされるのかと思うと、とっても心が痛むのですよ。

春のお祭りは残念なことに、かなりの確率で強風に巡り合います。

テントが飛ばされそうになることも、決して珍しいことではありません。

それでもいつもたくさんの方においで頂いているということは、とても有り難いことだと思っています。

私たちが心がけるのは、日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちと、精いっぱいの笑顔でお迎えすること。

特別な仕掛けや、派手な花火を上げることはしませんが、おもてなしの心は決して忘れない事。

そして短い時間でも、楽しく笑顔で過ごしていただくことを心がけています。

東北野菜たっぷりの豚汁も、あったかいコーヒーも、そして薪ストーブで焼いたピザも、きっと皆さんの心に響くことでしょう、、、。

っていうほど、立派なものではないですが精いっぱい、お・も・て・な・し、しますのでぜひ遊びに来てくださいね。

それでは当日会場で、笑顔でお会いしましょうね。

おまちしていま~す!!

そうそう、このヒゲ専務のリフォーム相談会も、二日間とも開催していますので、お話に来て下さいネ。

誰も来なかったら、かわいそうですからね~!!

それではまたっ!


 心より添う空間を   No194

2015年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム
春の足音が聞こえてきたかと思ったとたん、冷たい雨が一日中降り続いていたここ斐川町。

やっと3月に入ったと思ったのに、三寒四温を地で行ったような寒々とした天気でしたね。

三日前にはヒバリが飛んで、二日前にはツクシが顔を出して、さあいよいよ・・・と思ったらこの天気。

ちょっと陰湿ないじめにあっているようで、気分のすぐれないヒゲ専務ですが、皆さんのご機嫌はいかがですか?

とは言え、そこかしこに春の気配を感じ、心がなんとなく春めいてきましたね。


そんな中、長期の5か月にわたるBIGな工事が終わり、先週お引き渡しを終えたO様邸。

今年に入ってからスタートし、年度内の完成を目指すT様邸。

そして明日から解体工事をスタートし、梅雨までの完成を目指すN様邸。

年齢も、職業も、構成人数も、まったく違うそれぞれの家族。

でも一つだけ共通点があることを、たった今発見してしまいましたよ。


それは完成した、あるいは作ろうとしている家を中心に人が、家族が集まろうとしていること。

点在していた人の心が、一点にまとまろうとしている事だと。

そして、そこには新しい環境から生まれる夢や希望や、複数いることでの葛藤さえも待っていることにはなる。

そんな家族には、みんなの心が寄り添う空間を提供する必要があるということなんですよね。


先週の土曜日にショールームに来てくれた若い夫婦と子供が二人。

迷いながら、なにかを探しているみたいだった。

なんとなく、形から入っていく「家を作る」という出来事。

しかし、そこには乗り越えないといけない壁が、何枚も何枚もあることに気づいてくれた。

そして、乗り越えた者にだけ、心の寄り添う空間が手に入れられるということ。


終わってみれば当たり前だと思えることも、その時はみんな解らないから、手探りで進んでいくのです。

そうやって家を守りながら家に育てられ、そこに家族という塊が生まれてくるのです。

子育ても同じで育てたつもりが、気づけば子供に育てられていたりするんですよね。

人は、自分の力だけでは成長は難しく、家族や友人や「家創り」の力を借りて大人に、そして本当の家族になって行くのです。


などなど、取りとめもない思いを巡らしながら、今宵は更けていく・・・。

ではまたっ!!