昨夜から吹き始めた台風6号君の風も、お昼過ぎにはかなりの強風となりました。
夕方になって若干おさまってきたとはいえ、まだまだ窓の外は風の音が激しく聞こえています。
気象庁によると、台風はこれから急激なターンをして、日本列島から離れていくらしいのですが、ホントかしら?
もしこのまま、まっすぐ突き進んできたらどうしようと、内心びくびくしているキモホソのヒゲ専務ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
今年はもうこれ以上、自然災害に痛めつけられるのは勘弁して欲しいのが本音の日本列島なんですけどね。
でもデモ、やられても、蹴られても?あきらめずに前に出る精神を、「なでしこジャパン」が教えてくれましたね。
あれだけのパワーの差を見せつけられ先行されても、走り続け追いつき、そしてとうとう勝利をもぎ取ってしまう。
ちいさい娘たち、小さい日本人でも、団結力と精神力で高い壁も乗り越えてしまうのです。
大震災や原発事故や政治家に痛めつけられて、心が折れそうになっている日本中だからこそ、この勇気と金メダルが誇らしく思えるのでしょうね。
島根の片隅からでは有りますが、「なでしこジャパン」に、心から「ありがとうと」言わせて頂きます。
それはそうと、台風と言えば平成3年9月の19号台風を思い出しませんか?
瞬間風速50メートルを超える強風で、とても大きな被害をここ斐川町にも残していきました。
夕方から吹き始めた風は深夜まで続き、あらゆる物を吹き飛ばしました。
ちょっとだけ風が収まった頃、お客様の家々を車のライトで点検に廻り、瓦の必要性を感じました。
夜明け前から瓦屋の倉庫にトラックで乗り付け、瓦のパレットを慣れないフォークリフトで積み込み、一人で準備をしたのです。
そして、夜明けとともに職人達をかき集め、とりあえず雨漏りだけは防ごうと、瓦を小分けに積み込み、走り出しました。
私が先行で下見をし、電話で指示を出して次の屋根に上がり、又電話で指示を出す。
延々とそれを繰り返し、結局一週間は屋根から屋根へと渡り歩く生活でした。
まだ、瓦屋根だった弊社の作業場は、ほとんどのセメント瓦が飛ばされ、ついでに普通車のハコバンは川に落とされ、当時の事務所の壁とシャッターは飛ばされたままでした。
この近辺では最後まで、青シートが掛かっていたように記憶しています。
困ったときこその「工務店さん」で有り続けなければ、淘汰され、強風に吹き飛ばされてしまいますものね!
ただ問題は、「チーム西工務店」を引っ張るのが「澤」ではなく、怪しいヒゲオヤジである事。
火を見るよりも明らかなこの大差では、早々と諦めた方が良い場合だってあるのだ!
っと、さっそく敗北宣言の今夜のヒゲ専務には、「あきらめが肝心」の言葉こそお似合いなのかも?
では又っ!!