さっ寒いですね~、今日の最高気温2度だとか!
ここ斐川町は、一日中粉雪が降ったりやんだり、吹雪いたり・・・。
夕方からは、とうとう路面も白く凍ってしまいましたよ。
出来ればこのまま、春まで冬眠してしまいたいヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
そんな粉雪の中をついさっき、斐伊川にかかる北神立橋を渡り、出雲市内へ行って、又すぐに帰ってきました。
実は、3年ほど前にリフォームをしたお家の方から「トイレの便器が詰まってしまって水が流れないんですが、何処に連絡したら良いんでしょう?」と、電話が掛かったのです。
すぐさま「もちろんそれは、私で良いんですよ!」と答えました。
そのお家は2世代の夫婦4人と2~8歳の子供3人の、今時珍しい7人大所帯の仲良し家族。
その為に、リフォームの際に1階と2階それぞれにトイレを設置したのでした。
今回詰まったのは若夫婦と子供達が、夜間に必ず使う2階のトイレだったのです。
小さい子を3人も連れて寝ていると、誰かが何かで起き出したりぐずったりで、朝まで熟睡なんて事は、はっきり言って無理。
やんちゃな三男一女を育て上げた経験上、それは想像に難くないのですが、せめて同じ階でしかも寝室近くにあるトイレは、めっちゃ必需品!
それが詰まって一晩使えないなんて事は、それだけでもつらい上に、眠い目をこすりながらの階段の上がり降りは、危険この上なし!
かわいい子供達を、そんな危険な目にさらすわけにはいかないぞっ!てことで、寒風を突いて、早速出かけたのでした。
便器の詰まりと言った相談の電話は、年に2~3度は必ずあります。
でもほとんどの場合、トイレットペーパーの使い過ぎが原因の、便器内部での詰まりなのです。
この場合は出かけるときに、会社に置いてある吸引カップを一個だけ持っていきます。
皆さん、吸引カップって解りますよね。
ゴム製の半円状のカップに、持ち手である棒が一本突いている、ホームセンターでもスーパーでも何処でも売っている、それです。
弊社のは、十数年前にダイソーで買った、時価100円の高級タイプ(笑)。
しかしこれが又、「たかが」の「されど」で、大活躍するのです。
ただし使い方にはちょっとしたコツが必要で、ヒゲ専務からの貴重なアドバイスをしますので、メモして下さいね。
あっいや、これ自体メモみたいなモンだったりして・・・(汗っ!)
まず最初に、便器内に水がたまっていることを確認します。
ある程度たまっていたら、その水の中にゆっくり吸引カップを沈ませます。
このとき、カップ内の空気がボコボコと出てきますが、それで良いのです。
要するに、空気で固まりを押し出すのではなく、水自体を前後に数回揺すってやり、詰まりの部分を押し出す感覚だと思って下さい。
カップを凹むまで押した後、奥の水を吸い出すように引きますが、それを素早く繰り返し、だいたい10回前後の揺すりで、抵抗が変わるのが解るはずです。
そうなった時に、ゆっくり水の中からカップを取り出すと、ゴポゴポと気持ちよく水が流れていく筈です。
そこで、タンクの水をもう一度流してみて、なんの抵抗もなく流れれば、問題解決!となるのです。
これを「所要時間わずか5分の奇跡」と呼んでいます。(実はウソです!)
もしそれでも流れなかったら、指導方法に問題有りって事で、遠慮無くヒゲ専務を呼びつけましょう。
それでも流れなければ、蹴りの一発くらい入れてあげましょう。
あっいや、かわいそうなので、最後の一行は無しでお願いします。
でも、これからもずっと「困ったときの西工務店」で、有り続けたいものですね。
では又っ!!