週末から降り出した雪が、日曜日の朝には、お久しぶりの30センチ近くの積雪となりましたね。
せっかくなので運動不足解消にと、雪かきをしたまでは良かったのですが、身体中が悲鳴を上げているヒゲ専務ですが、皆さん悲鳴あげていませんか?
昨日朝の冷気でガチガチに凍ってしまった残雪が、相変わらず田んぼを白く覆っているここ斐川町。
先程出かけていった出雲市内のリフォーム現場の中庭には、屋根から落ちてきた雪で、小山が出来ていましたよ。
日陰なものですから、しばらく溶けそうになく、職人達もやりにくそうで、ちょっとかわいそうでしたね。
それにしても、出雲地方でこれだけの積雪は、本当に久しぶりなのですが、今回の雪は割と軽い感じでしたね。
と言っても、これだけの雪の重さに耐える屋根や柱は、もちろん丈夫な作りにしておく必要があります。
当然柱を支えるコンクリートの基礎だって、丈夫でなければ意味がないのは、皆さんだって想像できるでしょうね。
最近であれば、床下全面に鉄筋の入ったコンクリートで基礎をする、ベタ基礎と呼ばれている工法が有ります。
屋根から柱に伝わり、地面に降りてきた荷重を、床下全面で支えようと考えられた工法です。
小さな面で受けるより、大きな面で受けてやった方が、より大きな荷重を支えることが出来るからです。
新しい団地の中に建つ新築のお家は、ほとんどこれだと思って良いでしょうね。
しかし、増改築などのリフォーム現場では、必ずしもそれが良いわけでは有りません。
それは、構造強度の明らかに違う工法を、同一の建物で採用することで、力のバランスが崩れることが有るからです。
私達がリフォームするお家は、20年以上経過している建物がほとんどです。
そのころは、床下全面コンクリートのベタ基礎ではなく、軸組となる柱や壁の下部分だけに基礎をする、布基礎工法が主流でした。
それでも、鉄筋さえちゃんと計画して入れておけば、十分強度は確保できるのです。
要するに、今残っている部分が布基礎であれば、増築部分もその工法で作った方がバランスの良い「一軒の家」となると思っています。
もちろん、状況により部分的にでもベタ基礎が適している場合だって有りますから、まずは専門家のヒゲ専務に相談しましょう。
あっ、いやっ、こ、これでも一応専門家なんですけど・・・。
では又っ!!