麦の穂が、黄色く色付き始めたここ斐川町の田園風景。
その麦畑のすぐ横には、田植えの準備で、満々と水を蓄えた水田が広がっているのです。
この二つのコラボレーションは、斐川の春の風物詩として、定着してきましたね。
平和主義者の農耕民族を象徴するような、出雲人の心の豊かさは、遠くまで広がるこの水田がもたらしたものなのでしょう。
そんな農耕民族の代表者とも言える、のんびり屋のヒゲ専務ですが、皆さんのんびりしていますか?
気温も上がり、車を運転していると、ついついあくびの出てしまいそうな天気が続いていますね。
でもところによっては、上空に寒気が入り、地上との温度差で竜巻が発生し、大きな被害をもたらしました。
明日は斐川にも寒気が入るらしいので、注意しないといけません。
自然に対して人間はやはり、謙虚でいなければいけないのだと、今更ながら思い出していますよ。
さてさて、連休が有ったおかげで、ちょっとお久しぶりのブログ更新となりました。
前々回から、ウッドデッキの話をしていますが、皆さん覚えていますか?
初回はデッキに使う木材の話をし、前回はその木を長持ちさせるため、屋根を掛けてあげましょうとお話ししましたよね。
今回は更に長く使ってもらうために、床下からの湿気についてお話しします。
私達がウッドデッキを設置するときに、屋根と一緒に提案させて頂いているのが、床下のコンクリートなのです。
デッキの床下が土のままだと、どうしても湿気が残りやすく、木材を早く傷めてしまいます。
幾ら屋根がかかっていても、風によって吹き込んだ雨は、デッキの上に降り注ぎます。
そして当然床板の隙間から、地面に落ちて行き、土の中に染みこんでしまうのです。
問題は、その床下には雨水は流れ込んでも、直射日光が当たらないと言うことです。
床の周辺を囲うわけでは無いので、確かに風は吹き抜け、いずれ乾燥はするでしょう。
しかし、どうしても乾くまでの時間は、デッキのない地面の方が、数倍早いと思わなければいけませんよね。
そうなると、床下の湿気が長時間デッキの木材を痛めつけることになるのも、なんとなく想像できるのでは無いでしょうか?
それに比べ、床下にコンクリートが張ってあれば、水の切れも早く、当然湿気は残りにくくなりますよね。
要するに、ウッドデッキの面積を大きくすればするほど、日の当たらない面積も増えることになります。
更に、床下の掃除もしにくくなりますので、高さの低いデッキであればなおさら、床下には細心の注意が必要なのですよ。
解って頂けましたでしょうか?
あこがれのウッドデッキを設置する前に、是非とも検討してみてくださいね。
では又っ!!