ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

 ウッドデッキの床下は・・・   vol.140

2012年05月10日 | 住まい

麦の穂が、黄色く色付き始めたここ斐川町の田園風景。

その麦畑のすぐ横には、田植えの準備で、満々と水を蓄えた水田が広がっているのです。

この二つのコラボレーションは、斐川の春の風物詩として、定着してきましたね。

平和主義者の農耕民族を象徴するような、出雲人の心の豊かさは、遠くまで広がるこの水田がもたらしたものなのでしょう。

そんな農耕民族の代表者とも言える、のんびり屋のヒゲ専務ですが、皆さんのんびりしていますか?

気温も上がり、車を運転していると、ついついあくびの出てしまいそうな天気が続いていますね。

でもところによっては、上空に寒気が入り、地上との温度差で竜巻が発生し、大きな被害をもたらしました。

明日は斐川にも寒気が入るらしいので、注意しないといけません。

自然に対して人間はやはり、謙虚でいなければいけないのだと、今更ながら思い出していますよ。

さてさて、連休が有ったおかげで、ちょっとお久しぶりのブログ更新となりました。

前々回から、ウッドデッキの話をしていますが、皆さん覚えていますか?

初回はデッキに使う木材の話をし、前回はその木を長持ちさせるため、屋根を掛けてあげましょうとお話ししましたよね。

今回は更に長く使ってもらうために、床下からの湿気についてお話しします。

私達がウッドデッキを設置するときに、屋根と一緒に提案させて頂いているのが、床下のコンクリートなのです。

デッキの床下が土のままだと、どうしても湿気が残りやすく、木材を早く傷めてしまいます。

幾ら屋根がかかっていても、風によって吹き込んだ雨は、デッキの上に降り注ぎます。

そして当然床板の隙間から、地面に落ちて行き、土の中に染みこんでしまうのです。

問題は、その床下には雨水は流れ込んでも、直射日光が当たらないと言うことです。

床の周辺を囲うわけでは無いので、確かに風は吹き抜け、いずれ乾燥はするでしょう。

しかし、どうしても乾くまでの時間は、デッキのない地面の方が、数倍早いと思わなければいけませんよね。

そうなると、床下の湿気が長時間デッキの木材を痛めつけることになるのも、なんとなく想像できるのでは無いでしょうか?

それに比べ、床下にコンクリートが張ってあれば、水の切れも早く、当然湿気は残りにくくなりますよね。

要するに、ウッドデッキの面積を大きくすればするほど、日の当たらない面積も増えることになります。

更に、床下の掃除もしにくくなりますので、高さの低いデッキであればなおさら、床下には細心の注意が必要なのですよ。

解って頂けましたでしょうか?

あこがれのウッドデッキを設置する前に、是非とも検討してみてくださいね。

では又っ!!