昨日は「監理技術者講習」とやらで、出雲市駅近くのビル内において、まるまる一日退屈TV講習を受けていましたよ。
それにしても、TVのスピーカーから出てくる音声って、なぜあんなに睡魔を呼び寄せてしまうのでしょう?
私の3列くらい前の机に座っていた、知り合いの現場監督さんにとっては、すっごく良い休養になったみたいです。
ある意味、あの度胸がうらやましいのですが・・・。
さてさて、それでは前回の続き、行ってみましょう!
キッチン一室だけなどの短期工事の場合に、事前準備が必要なのは、もちろん電気工事だけでは有りません。
それ以外の設備工事だって、勝手に出来ないことが、色々有るのです。
たとえば、弱電設備と言われている分野には、一筋縄ではいかない所がありますので、特に注意が必要です。
それは、天下のN??さんが「シロートが手を出すな!」と、声なき声で威圧している電話工事。
(もし、その筋の方がいらっしゃれば、改善を望みます!)
キッチンに直接関係は無いのですが、最近は受話器の取りやすい、ダイニング部分に電話機が設置されることが多くなりました。
養生シートなどを掛けて、そのままで工事が出来れば問題ないのですが、リフォームのついでに位置を変更したい事だって有るのです。
また、今ある電話配線が後工事で配線された為、それ自体が露出状態であれば、みっともないので壁の中に埋設したくもなりますよね。
そんな時は、リフォーム工事が始まる前に、キッチン以外の部屋に仮りに設置をしないといけません。
近年は、個人情報保護法の絡みからか、私達工務店関係者が電話したのでは、受け付けてもらえませんので、お客様に直接連絡を取ってもらいます。
ただ、たとえそれが一週間前であっても、御施主様や私達工事屋の都合では、ほとんどの場合工事はしてもらえません。
残念ながら完全に、その筋の関連工事会社の都合が、最優先されるのです。
特に御施主様に連絡を取ってもらうようになってからは、私達がしていた頃より、更にひどくなりました。
(もう一度・・・もし、その筋の方がいらっしゃれば、是非とも改善を望みます!)
そんなこんなで、事前に(特に早めに!)工事依頼をしておくことが肝心なのです。
最近であれば、インターネット関連の光ケーブルや、ケーブルテレビなども、DK内部に配線があったりします。
こちらは、ある程度融通を利かせてくれますが、それでも「今日の明日」とは行かないでしょうから、事前連絡が必要となることを、覚えて置いてください。
それでは逆に、事前連絡の必要のない、私達に出来る工事は、いったい何処までなのでしょうか?
これについては、次回にお話ししましょう。
お楽しみに、それでは又っ!!