ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

 引き戸の隙間対策   No.172

2013年12月14日 | 住まい

年末を前にして急に寒さが厳しくなってきましたね。

今日も最高気温が6度と真冬の寒さとなってしまいました。

ついでと言ってはなんですが、このところ風もとても強く、木枯らしの域を超えた非情さを感じているヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか。

風の強さにおいては、ここ斐川町は天下一品!と言っても過言ではないほど。

特にこんな寒い日には、その風が骨身にしみるほどに、つらく感じることもあります。

もちろんその裏返しで、帰ってからの熱燗がこの上もなく、旨く感じてしまうというプラス面もありますけどね。

そんな言い訳をしながら、また今夜もぐいっと一杯!

ナドナド・・・

またまた久しぶりのブログ投稿となってしまいましたが、量より質を目指して、皆様にお役にたつ情報を、お送りしたと思います。

さてさて今回は、室内の木製建具について、皆さんと一緒に考えてみましょうね。

室内建具で最近多いのが、横に滑らせて開閉する引き戸です。

一枚の片引き戸であったり、2枚以上の複数枚で構成する、引違い戸であったりします。

開きのドアなどと違い、開け放しているときに邪魔にならないし、開閉時のガチャン!バタン!といった衝撃音もありません。

使い勝手の良さから、私たちもプランニングの段階では、極力引き戸を採用していくのです。

しかし、この建具の欠点はといえば、どうしても必要な隙間ですよね。

上下の溝の中をこするように動くこの引き戸に関しては、隙間がないと建具がスムーズに動きません。

しかし、その隙間はいろいろなものを通してしまうのです。

音であったり、臭いであったり、隙間風なんかが気になる事もあるのです。

特に寒いこの時期には、小さな隙間がとても気になったりする事でしょう。

建具と建具や、建具と枠材など、お互いが傷ついたり、こすれて音を出さないように、あえて隙間を設けてあります。

必要悪ともいえるその隙間への対策としては、モヘアが有効となるでしょう。

4ミリから9ミリくらいまでの、小さな毛が並んでいるモヘアテープを、建具の表面や枠材の気になるところに張り付けていくのです。

でも、たかが小さな毛であっても、長くなって接触面が増えると、思った以上に大きな抵抗となります。

最低限のモヘアテープで、最大限の効果を発揮する場所と長さを、慎重に見極めて使用したほうが良いようです。

私たちは引き戸を採用することが多いと、先ほど申し上げましたが、もちろんこれにも一長一短ありますので、次回はもう少し掘り下げて、書いてみようと思います。

お楽しみに!!