昨日のうっすらと屋根を白くした雪には驚きましたが、今朝はそれ以上でしたね。
朝起きてふと窓を開けると、何と外は真っ白の雪で覆われていました。
昨日に引き続きの、さらに輪をかけた出来事でしたので、さすがに驚いたヒゲ専務ですが、皆さんの朝は、どんな驚きがありましたか?
低気圧の通過に伴って、北日本はかなり荒れた天気になっているようですが、ここを乗り切れば、春は近し!
すぐそこまで来ているのは、なんとなく感じているからこそ、この風雪にも耐えられるのでしょうね。
と言いつつも、筋肉の低下に伴う、体内熱エネルギー欠如におびえるヒゲ専務に、誰か救いの手を差し伸べて下さいね。
さてさて、前回は、開きのドアと比較した時、引き戸の最大の利点は、安全性だとお話をしましたね。
今回は、安全優先のその引き戸を、プランニングに取り入れる際の、重要なポイントをお話しします。
以前も書いた通り、引き戸はその建具幅以上の引き込む壁が無ければ、引き戸そのものが成立しません。
小さな間取りとなる、洗面所やトイレ、それに勝手口などは、特にその壁を意識しながらプランニングする必要があります。
間口の小さなトイレは、正面から入るのではなく、横入りのプランニングが必要になります。
脱衣や勝手口などの大きさで有れば、動線に配慮しながら、どちらか片方に寄せた入り口位置の設定が重要になります。
それ以外のある程度大きな空間の部屋で有れば、極力廊下の突き当たりが、入り口にはならないようにすることが大切です。
廊下と平行に部屋を配置しておけば、引き込む壁はどこかで確保でき、引き戸を設置するのに悩むこともないでしょう。
以上のことを踏まえたうえで、全体の平面プランを練っていけば、建具から発生する危険を、少しでも回避できるはずですので、皆さんも試してみて下さいね。
それでは次回は、引き戸の部材選びのポイントを、お話しします。
たかが一枚の引き戸でも、使用する箇所によっては、建具金物を含めると10ケ位の部品で構成されています。
それらを把握することも大切なポイントとなります。
お楽しみに!!