ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

トイレの詰まりに「5分の奇跡?」  vol.126

2012年01月25日 | 住まい

さっ寒いですね~、今日の最高気温2度だとか!

ここ斐川町は、一日中粉雪が降ったりやんだり、吹雪いたり・・・。

夕方からは、とうとう路面も白く凍ってしまいましたよ。

出来ればこのまま、春まで冬眠してしまいたいヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか?

そんな粉雪の中をついさっき、斐伊川にかかる北神立橋を渡り、出雲市内へ行って、又すぐに帰ってきました。

実は、3年ほど前にリフォームをしたお家の方から「トイレの便器が詰まってしまって水が流れないんですが、何処に連絡したら良いんでしょう?」と、電話が掛かったのです。

すぐさま「もちろんそれは、私で良いんですよ!」と答えました。

そのお家は2世代の夫婦4人と2~8歳の子供3人の、今時珍しい7人大所帯の仲良し家族。

その為に、リフォームの際に1階と2階それぞれにトイレを設置したのでした。

今回詰まったのは若夫婦と子供達が、夜間に必ず使う2階のトイレだったのです。

小さい子を3人も連れて寝ていると、誰かが何かで起き出したりぐずったりで、朝まで熟睡なんて事は、はっきり言って無理。

やんちゃな三男一女を育て上げた経験上、それは想像に難くないのですが、せめて同じ階でしかも寝室近くにあるトイレは、めっちゃ必需品!

それが詰まって一晩使えないなんて事は、それだけでもつらい上に、眠い目をこすりながらの階段の上がり降りは、危険この上なし!

かわいい子供達を、そんな危険な目にさらすわけにはいかないぞっ!てことで、寒風を突いて、早速出かけたのでした。

便器の詰まりと言った相談の電話は、年に2~3度は必ずあります。

でもほとんどの場合、トイレットペーパーの使い過ぎが原因の、便器内部での詰まりなのです。

この場合は出かけるときに、会社に置いてある吸引カップを一個だけ持っていきます。

皆さん、吸引カップって解りますよね。

ゴム製の半円状のカップに、持ち手である棒が一本突いている、ホームセンターでもスーパーでも何処でも売っている、それです。

弊社のは、十数年前にダイソーで買った、時価100円の高級タイプ(笑)。

しかしこれが又、「たかが」の「されど」で、大活躍するのです。

ただし使い方にはちょっとしたコツが必要で、ヒゲ専務からの貴重なアドバイスをしますので、メモして下さいね。

あっいや、これ自体メモみたいなモンだったりして・・・(汗っ!)

まず最初に、便器内に水がたまっていることを確認します。

ある程度たまっていたら、その水の中にゆっくり吸引カップを沈ませます。

このとき、カップ内の空気がボコボコと出てきますが、それで良いのです。

要するに、空気で固まりを押し出すのではなく、水自体を前後に数回揺すってやり、詰まりの部分を押し出す感覚だと思って下さい。

カップを凹むまで押した後、奥の水を吸い出すように引きますが、それを素早く繰り返し、だいたい10回前後の揺すりで、抵抗が変わるのが解るはずです。

そうなった時に、ゆっくり水の中からカップを取り出すと、ゴポゴポと気持ちよく水が流れていく筈です。

そこで、タンクの水をもう一度流してみて、なんの抵抗もなく流れれば、問題解決!となるのです。

これを「所要時間わずか5分の奇跡」と呼んでいます。(実はウソです!)

もしそれでも流れなかったら、指導方法に問題有りって事で、遠慮無くヒゲ専務を呼びつけましょう。

それでも流れなければ、蹴りの一発くらい入れてあげましょう。

あっいや、かわいそうなので、最後の一行は無しでお願いします。

でも、これからもずっと「困ったときの西工務店」で、有り続けたいものですね。

では又っ!!


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