大人のドラマ「やすらぎの刻~道」の放送を録画して毎日見ております。
芸能界で活躍し、厳選な審査にパスした人のみ入居できる介護施設「やすらぎの郷」で繰り広げられるドラマですが、もう登場人物が皆、海千山千の老獪な諸兄姉揃い。
石坂浩二さん演じる脚本家の菊村栄が前立腺がんの手術を終えてやすらぎの郷に帰ってくるというのが今日の放送でしたが、その内容が面白ろ過ぎました。
施設のみんなには旅行に行くと言って外の病院で手術を受けるのですが、他の入居者達は「旅行なんかではない、きっとどこか悪くて手術を受けに行くのだ、それもかなり悪いらしい」と菊村自身が被害妄想になってしまうほど鵜の目鷹の目で噂をし合っています。
手術は無事に成功しますが、そこは脚本家。
「菊村先生はもう死にそうだ」と噂をして楽しんでいた、施設のみんなに復讐してやろうと思い立ちます。
病院で偶然出会った馴染みの国際的メイクアップアーティストに頼んで、彼らの希望通りガックリ痩せ衰え、死相を漂わせて彼らの元に現れてやろうと、酷い顔にメイクしてもらって帰るのです。
自分の思いつきに、久しぶりにイキイキ生きる元気が湧いてきた、という菊村。
果たして菊村の企みは大成功、施設の職員も入居者達も帰って来た菊村の顔を見て絶句します。
いいなぁ、いいなぁ。
いくつになっても、こういうことを思いついて実行できるなんて最高!
やっぱり人間、茶目っ気を失ったら終わりよね。
この石坂浩二演じる脚本家の菊村栄は、きっとこのドラマの脚本家の倉本聡先生自身、流石です。
20代の頃に読んだチチ松村さんの「それゆけ茶人」の茶は、茶道の茶ではなくお茶目の茶、なのです。
これからも茶人を目指してお茶目道を極めるべく精進するのだ、と心に誓った夜でありました。
芸能界で活躍し、厳選な審査にパスした人のみ入居できる介護施設「やすらぎの郷」で繰り広げられるドラマですが、もう登場人物が皆、海千山千の老獪な諸兄姉揃い。
石坂浩二さん演じる脚本家の菊村栄が前立腺がんの手術を終えてやすらぎの郷に帰ってくるというのが今日の放送でしたが、その内容が面白ろ過ぎました。
施設のみんなには旅行に行くと言って外の病院で手術を受けるのですが、他の入居者達は「旅行なんかではない、きっとどこか悪くて手術を受けに行くのだ、それもかなり悪いらしい」と菊村自身が被害妄想になってしまうほど鵜の目鷹の目で噂をし合っています。
手術は無事に成功しますが、そこは脚本家。
「菊村先生はもう死にそうだ」と噂をして楽しんでいた、施設のみんなに復讐してやろうと思い立ちます。
病院で偶然出会った馴染みの国際的メイクアップアーティストに頼んで、彼らの希望通りガックリ痩せ衰え、死相を漂わせて彼らの元に現れてやろうと、酷い顔にメイクしてもらって帰るのです。
自分の思いつきに、久しぶりにイキイキ生きる元気が湧いてきた、という菊村。
果たして菊村の企みは大成功、施設の職員も入居者達も帰って来た菊村の顔を見て絶句します。
いいなぁ、いいなぁ。
いくつになっても、こういうことを思いついて実行できるなんて最高!
やっぱり人間、茶目っ気を失ったら終わりよね。
この石坂浩二演じる脚本家の菊村栄は、きっとこのドラマの脚本家の倉本聡先生自身、流石です。
20代の頃に読んだチチ松村さんの「それゆけ茶人」の茶は、茶道の茶ではなくお茶目の茶、なのです。
これからも茶人を目指してお茶目道を極めるべく精進するのだ、と心に誓った夜でありました。