新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

東京マラソン完走記-その1

2024-03-06 01:24:46 | マラソン大会
3月5日(火) 曇りのち雨

東京マラソン2024の完走記-その1です。スタートから中間点付近まで。今日はいろいろと事情があってかなり遅いアップとなってしまいました。

***東京マラソン2024完走記-その1***

スタートした後からはゆっくりだが走れるようになり徐々にスピードアップしてワシントンホテルにぶつかって左に曲がり、すぐまた左に曲がった頃にはほぼ問題なく走れるようになった。そして新宿大ガード下を通過した。ここを過ぎれば非常に広い道(靖国通)でストレスもほぼなくなる。飛ばし過ぎないように注意するのがここでのポイントだ。

なお、以下1km毎のタイムを記載する。手元計時なので公式タイムと誤差があるが、あっても数秒である。左から、スプリット(グロス)、ラップ、5kmラップの順である。

ロス 3m10s
1km 8m47s 5m36s
2km 14m07s 5m20s
3km 19m18s 5m10s
4km 24m21s 5m05s
5km 29m25s 5m04s 26m15s

大ガード下をくぐる前に1kmのチェックポイントでの確認タイムは8分47秒であり、スタートロスを除けば5分半ちょっとなので、渋滞を考えればこんなもんだろうと思った。スタート時に前の方に見えた3時間半のペースメーカーの幟はすでに遠くに去っていた。

だだっ広い靖国通を進み、2kmでまたチェック。14分ほどなのでキロ5分半は切ってきた。このペースでとりあえず5kmまで行くことにして、あとはあまり余計なことを考えずに走ろうと思った。脳を使うと意外にエネルギーを消費するので。

それにしても外人さんが多いですな。背中に、東京だけが残っているアボットの6大大会のリストを付けている人がいて、要するに今日完走すれば6大大会制覇ということなのだろう。すごいですな。

外人さんはパワフルで身体が大きいため風除けにいいのだろうが、風はほとんどなかった。そうこうしているうちに5kmを通過。タイムを見ると29分25秒(手元計時)であった。スタートロスを引くと26分15秒ほど、予定ではキロ5分13秒なのでそれほどの差はない。下り基調とはいえ序盤はゆっくり目に入るのが鉄則だからオッケー牧場なのであった。

6km 34m24s 4m58s
7km 39m26s 5m02s
8km 44m39s 5m14s
9km 49m51s 5m11s
10km 54m56s 5m05s 25m30s

6kmを過ぎたあたりから未経験のコースに突入した。私は2017年の大変更(フィニッシュがお台場から皇居前に代わったとき)されたコースを経験しているが、いつの間にか6km以降で飯田橋のガードをくぐらずに後楽園方面に向かうのである。個人的には外堀沿いに進む新コースの方が広々として好きなのだが、途中で東京ドームの横を通るのはあまり気に入らない。何故なら私はアンチ巨人、それに加えて閉塞感のある東京ドームが嫌いだからだ。やはり夜空に白球が吸い込まれるような開放感が野球の醍醐味ではないか。神宮球場大好き。

コースはお茶の水を過ぎて万世橋を渡る。万世「肉ビル」が全館閉店と聞いたが大変残念である。若い頃に秋葉原にはよく行ったが、買い物のあとにここでハンバーグや万世ラーメンを食べるのがプチ贅沢だった。でも、別のビルで営業するようなので、今度チェックしておきましょう。

余談はさておき、コースは秋葉原のメインストリートに突入した。オタクの聖地であるここをよくコースにできたなと思う。ランナーが走っている間、オタクと観光客は渡れないではないか。銀座、東京付近ならば地下街が発達しているので地上の道路が封鎖されてもさして影響はないが、秋葉原は地下道がほとんどないので相当困るのではないか。逆に言えば、そこを走ることができるランナーは恵まれているのである。有難いことです。

秋葉原を突っ切り上野方面に行き最初の折り返しがある。その少し手前が10km地点なのでタイムチェックすると54分56秒であった。スタートロスを引くとここまでキロ5分11秒ほどなのだ。速すぎではなかろうか、いやここまで下り基調だからこれでいいのではと逡巡してしまうのであった。

11km 1h00m05s 5m09s
12km -
13km 1h10m48s 10m43s
14km -
15km 1h21m22s 10m34s 26m26s

折り返してまた秋葉原を戻り、今度は神田方面へ。この辺りから何やらじわじわと身体に異変を感じるようになってきた。腰に凝ったような違和感が生じたのである。うーん、まだ1/3も過ぎていないのにヤバいじゃないのと心配になってきた。あとで考えると背負っていたランパックのせいだったと思われるが、走っている間は全く原因がわからなかった。

ここで考えるべきことは、この違和感が進行性なのか否かである。距離を追う毎に痛みが増すようならば後半に大失速してしまうが、それほど進むものでないなら大勢に影響ない。ということで少しだけペースを落として様子見することとした。

神田のガード下を斜めにくぐって山手線の外側に出た。そして三越を右に見ればすぐに日本橋交差点でここを左折する。そして、10.7kmレースのフィニッシュ地点があるので、右側を並走していたランナーとお別れだ。もう走り終えてレース後の生Bを飲めるとは少し羨ましい。

日本橋から茅場町方面に行き、またここで左折する。いよいよ浅草方面に向かうのだ。この付近からは第1回大会から使われているコースなので、わかりやすくてよい。ひたすら雷門の提灯を目指せばいいのである。

腰の違和感をなだめすかしながら粛々と進んで15km通過。タイムは見たのだが、この辺りではもはや暗算ができなくなっていてこの5kmのタイムがどうなのかよくわからなかった。多分5kmを26分から27分の間だろうと考え、以降、体感に忠実に歩を進めることにした。一応キロポスト毎に時計を押したが中間点と終盤以外で時計を見ることはなかった。

16km 1h26m38s 5m16s
17km -
18km 1h37m09s 10m31s
19km 1h42m24s 5m16s
20km 1h47m47s 5m22s 26m25s

16kmの少し手前でトップランナーとスライドした。誰だかわからなかったが当然キプチョゲなんだろうと思っていた。かなり離れて日本人ランナーとスライド。このときは駒大OBの西山がいるのがはっきりわかった。鈴木の姿は見つけられず、ああ「夫婦でパリ五輪」の夢は儚く消えたんだなと思った。ぜひ付き添いで参加してくだされ。

蔵前橋を過ぎてひたすら浅草を目指す。隅田川沿いは平坦でなかなかよろしい。思わず「春のうららの墨田川…」と歌ってしまいそうだ。ただ腰の違和感は消えず、相変わらずおっかなびっくり走っていたが、そこそこのペースは維持しているつもりだった。

給水所は全部で15か所もあり恵まれているのだが、一般ランナーもビブス番号の末尾の数字のところで取るよう指定されている。末尾が1か2ならば「給水所1,2」を使えというわけだ。ただ、混雑緩和に役立つように見えて、私にはこれが意外に混乱しているように思えた。決められた場所でしか取れないため、急に車線変更するランナーが多いのである。もし番号指定がないならば、前後のランナーが途切れたのを見計らってささっと取りに行けるのだが、それができず結構ストレスであった。結局私は給水所の半分も利用しなかった。いろいろ事情はあるのだろうが無指定方式に戻した方がいいと個人的には思う。

なお、180ccのゼリー(キレートレモン・クエン酸ゼリー)を一つランパックのショルダーストラップに入れておいたので、給水を取れないときはそれをチビチビ飲んでいた。

さて、雷門の折り返しを過ぎて南下する。この折返し付近から見るスカイツリーはやはり大迫力だ。また、その手前のジョッキビルと黄金の雲もなかなかの素晴らしさ。これぞ東京マラソンである。

だましだましの走りながらそれほどペースは落ちていない印象であり、腰の痛みもそれほど悪化していないようだった。浅草から戻ってきて今度は蔵前橋へ左折して隅田川の東に向かう。蔵前橋のところが20km地点である。その先のハーフ地点でタイムチェックすると1時間53分台だった。ロスを引くと1時間50分超だから3時間40分が怪しいが、得意の(得意なのか…)ネガティブスプリットで可能性はありと思っていた。まあ、最悪3時間45分を切れれば御の字。

***つづく***

遅くなった事情というのは、今日の深夜便で札幌の実家に来たからです。23:10に新千歳に到着する便に初めて乗りました。かなり安かったのですが、JRは終わっていて接続バスが1台だけという危うさでした。これに乗り遅れるとタクシーで1万円は取られます。まあ、何とかなりましたが。

ということで室内気温1.5℃の中で書いております。なかなか部屋が温まりませんな。

ラン資金     -33501円
月間走行距離    47km
年間走行距離    677km

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