Robe de comachi

こまちちゃんのドレス

親子財布。

2012-07-18 09:00:00 | 日々のこと

先日、お隣町のヒナタノオトさんで展示されている「ツナガル ツナガリ」宮本佳緒里さんの作品を見に出かけました。
その日はご本人もご在廊との事で作品についていろいろ伺えればと思っていました。

お店に着くなり目にしたのは、たくさんのがま口たち!!
がま口好きにはたまらない光景です→
ひとつひとつ、手にとり、ひとこまひとこま、どんな生地なのか聞いてみたくなってしまいます。

私はいろいろ見ながら気になったものをチョイスすると、同じカタチで同じイロアイの2つのがま口が気になっていました。
所々、同じ布が使われているのも運命を感じます。
その2つはまるで親子のようです。



娘と大事に使おうと、この2つを連れて帰ることにしました。

小さながま口に使われている布たちは、古布だったり、藍染してあったり、タイの民族の布だったり。
きっと、作者の宮本さんにはひとつひとつ思い入れのある布なのでしょうし、
そのひとつひとつをきちんとご説明してくださって、なんだか自分も布探しの旅に出ているようなそんな気にさせてもらえます。



がま口の後ろ側もまるで栗のようでかわいくて。
娘と一緒にお出かけしたくなる、楽しい作品に出会えました。

作品を通して、作者の方と間接的に関わりを持つことはごく簡単かもしれないけれど、
作者さんと一緒に作品を選び、語る事は案外、無い事なのかもしれないと思いました。
それは普段何気なく作り手側を考えず、本当に必要かも考えず買い物をしてしまっている事を、
考え直させてくれるような気がしました。
物を大事にしようとも思う心が大きくなるお買い物だとも思いました。

娘にも少しずつ伝えたいと思っていますが、
自分でものづくりをするようになったら、気づくことなのかなぁとも思います。

ヒナタノオトさんで開催中の宮本佳緒里さん「ツナガル ツナガリ」は、25日までです。
時間が合えばもう一度伺いたい展示です。





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