【2012年5月28日(月)】
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サンケイホールブリーゼにて、
丸山隆平・片桐仁・平愛梨の三人芝居「BOB」でした。
口を開けばいがみあう、結婚五年後のカップル。
それが妻のほうが交通事故で記憶喪失に。
五年間の記憶がすっぽり抜け落ちて、新婚時代の状態に。
旦那が丸。嫁が平愛梨。ダンナの友人でコントの相方が片桐仁。
が、これは実はある人気作家が書いている小説の内容で、
作家の先生が片桐仁。
このセンセの新作を奪い合う別々の出版社の編集者、
実は別居中の夫婦が丸と平愛梨。
そのあと、また書きかけの小説の中に話は戻り、
さらに外に出て、
最後の最後はこの入れ子構造をさらに包含する種明かしがある、
という仕掛けのお芝居。
そういう仕掛けは面白かったんだけど、
平愛梨、倦怠期の奥さんや編集者はそつなく演じていたが、
記憶喪失になってからのダンナにべた惚れ状態のとき、
これが女の目から見てぜんぜん可愛くない、ただただうざい、
ってのは致命的だったと思う。
観終わったあと、
夏代ちゃんとヨシムラちゃんとご飯♪
この舞台、作・演出は西田征史。
これ見てから半年後、この人の書いた『小野寺の姉 小野寺の弟』という小説を読んだ。
「初めて読む作家だけど、この名前、どっかで見たわー、見たわー、なんだっけ?」と調べたら、
「BOB」の作・演出してた人だったのだった。
ポスターに載ってた名前をうっすらとでも覚えていた私、偉い、偉いぞ。
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ちなみにサンケイホールブリーゼ、
二月にひなのひとり舞台で行ったばかりだというのに、
この日もやっぱりプリントアウトしてった地図をぐるぐる回しながらたどり着く。