「侍戦隊シンケンジャー」最終幕「侍戦隊永遠」が放映されたのは、
2010年2月7日のこと。
2011年1月22日、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック on 銀幕」を観た夜、
一回こっきり観たきり、この日のために大事に大事に封印してあったこの最終幕、
その封印をついに解き、ほぼ一年ぶりに観ました。
ついにこの世に、
三途の川を出てこの世に、
六門船ごと乗り込んできた、ドウコクとシタリ様。
それとともに殺虫剤のCMのゴキブリのごとく湧いて出てきたナナシ連中。
ナナシ連中と戦うシンケンジャーを、六門船の舳先から見下ろしながら。
シタリ 「封印の文字が効かないと、
わかっていながら仕掛けてくるとはねえ…。
昔からシンケンジャーってのは、わたしたち外道衆より、
命を大切にしない奴らだったよ」
殿は先代である義母薫姫より、
志葉家の(IMEパッドで出なかったので自分で書きましたが、わたしの字だと「焚」っぽい…)のモヂカラをこめたディスクを託されていた。
茉子とことはは殿の進路を確保、
源太は殿の背後を守り、
流ノ介と千明は殿の盾となり、
ドウコクめがけて突っ込み、
殿はのディスクを装着したシンケンマルを、先代の封印の文字で傷ついた左胸にあやまたず突き刺すも、
ディスクは壊れ、変身が解除するほどの反撃をくらう。
あえて殿以下六人にとどめは刺さず、先代の首をまず獲るためにドウコクが立ち去ったところで、
日下部さまご登場~♪
最終幕にして初おめみえの戦装束でのご登場~♪
日下部さまの
志葉家の屋敷ではその頃、
満身創痍の薫姫が丹波様の制止を振り切って、
二枚目ののディスクを作ろうとしていた。
ドウコクを追う殿以下六人を、片膝付きで待ち受けていた丹波様、
姫から託されたのディスクと、それからもう一枚、
丹波 「それからこれは、不肖丹波が得意とするモヂカラ」
「双」の文字の入ったディスクを差し出す。
この丹波様、殊勝で渋かったわ~♪♪♪
そしてドウコクに追いついたところで、
いつもなら変身してから名乗るところを、
六人みな、変身しない状態での名乗り。
この名乗りで、ああ、ほんとに最終幕なんだ…と。
そして対ドウコク最後の一ノ目戦。
流ノ介・茉子・千明・ことは・源太が、「縛」の文字でドウコクを足止め。
殿は丹波様の「双」のディスクを使って、
烈火大斬刀二刀流、どっひゃあっっっ!!!
殿が二本の烈火大斬刀を叩き込む。
そこに茉子・千明・ことは・源太がドウコクめがけて突っ込み、
シンケンマル&サカナマルでぎゅーぎゅー押し斬り状態で固めたとこで、
そこになんとっ、姫が丹波様に託した二枚目ののディスク、
これは実は流ノ介が預っており、
シンケンマルに装着して、ドウコク一ノ目にトドメを刺す。
青がトドメという展開にびっくりしたのも束の間、
二つ目の命を使ってドウコクは巨大化、対ドウコク二ノ目戦へ。
ここまででもこの「侍戦隊シンケンジャー」という凄いドラマの締めにふさわしい、
凄い凄い最終幕だったけど、
この最終幕の真価は、このニノ目戦だった。
獅子・龍・亀・熊・猿・兜・舵木・虎・烏賊・海老・牛の、
十一体の折神が合体したサムライハオー。
殿 「待て。モヂカラを使うな。
残ったモヂカラ全部、一撃に集中する」
千明 「一撃! はずれたら終わりか…」
殿 「だから、絶対はずさない至近距離まで突っ込む。
どんなに攻撃されても突っ込む。
バラバラになっても、
たとえ折神一体になっても突っ込むっ!」
ドウコク二ノ目の攻撃で、
まず烏賊・海老・牛が吹き飛ばされ、
サムライハオーはテンクウシンケンオーに。
さらに兜・舵木・虎が吹き飛ばされ、
テンクウシンケンオーはシンケンオーに。
まさか、引き算でくるとは。
まさか、巨大ロボ戦にぼろぼろと泣かされる日がこようとは。
シンケンオーはドウコクの刃に腹を突き刺されながらも、
サムライたちは溜めに溜めに溜めたモヂカラすべて込め、
ドウコク二ノ目を袈裟懸けに斬り捨てる。
ドウコク二ノ目が滅んだ途端、
この世を浸していた三途の川の赤い水は三途の川へと吸い込まれ、
シタリ様を乗せた六門船もまた。
シタリ 「ドウコク。太夫。
悪いがあたしゃ生きるよ。
三途の川だって、泥の中だって、
生きてることがあたしの外道さねーーーっっっ!!!」
そして大団円。
姫は丹波様とともに志葉の屋敷を去る。
残念ー。
殿と母子仲むつまじく、暮らして欲しかったわー。
そしてサムライたちもまた。
流ノ介は歌舞伎の世界へ戻り、
茉子はまずは両親の暮らすハワイへ。
千明は大学受験のやりなおし。
ことはは姉の待つ故郷へ。
そんで源太は。
ミシュラン三ツ星目指して、おフランスへー。
でも、シェフ帽に巻いたリボンテープは、赤白緑の、トリコロールはトリコロールでも、イタリア国旗トリコロール。
わたしは源太よりはましです。
フランスは赤白青、イタリアは赤白緑なのは、間違えません。
フィギュアスケートの客席観てて、フランスかロシアかで混乱するくらいです。
いつもの座敷。
流ノ介が舞う中を、
ひとり、またひとりと、屋敷を後にしていくサムライたち。
そして第一幕最初と同じく、殿と日下部さま、黒子たちだけになった屋敷。
で終わるかと思えば…。
最後の最後のシーン、
旧堀田邸だったのは、ほんっと嬉しかったなあああ。
開け放たれた廊下。
よく晴れた冬の庭に穏やかな表情を向けられる殿。
そして、屋敷の門まわりを掃除する黒子たち。
本当に凄くて凄くて、
本当に本当に心にしみる、
最終幕でした。
DVDは全部買ったが、
普段見直すときはもちろん、録画したのをDVDに焼き終えてからも、
レコーダーに残したまんまのTV録画。
ヤフオクで購入した獅子折神おっきいのは、エネルーピー(通称ルーピーちゃん)と仲良し。
カルフールのガチャポンからうちに来た獅子折神ちっちゃいのは、
飾り棚でエレキング(たぶんましこさんに貰った)とうまくやっています。