【N塚長姉】
N塚長姉も気がつけば観ていた。
朝の放映時間は午前8時から15分。
その時間、長姉はちょうど通勤途中で、
カーナビについてるTVをたまたま2チャンネル(※)に合わせたら、
(地上波アナログのNHK総合のチャンネルは、大阪では2チャンネル。
そして、長姉のカーナビについているTVはアナログTV)
(「来年7月で映らんようになったらどないするん?」
「どないしよー。このカーナビ買うたときは、アナログ放送終了なんかまだ全然実感なかったから、そんなんなんも考えへんかってんもんー」)
「ゲゲゲの女房」やっていて、つい出来心でその日のを観てしまったら、
(と言っても、運転しながらなので、信号待ちのとき以外は「聴いて」なのだが)
見癖というか聴き癖がついてしまったのだそうだ。
なのだが。
長姉の会社は完全週休二日ではなく、土曜日出勤の日も月に2回くらいあるが、
見癖がついてすぐの週は、土曜日が休みの週であった。
「びっくりしたわー。月曜日、話が飛んでるねんもんー。
毎日のドラマでも、ふつーは月曜日から金曜日までやん。
まさか、月曜日から土曜日まで、週6回やるドラマがこの世にあることなんか、
夢にも思わんかってんもんーーー」
わたしもよー。
わたしも「芋たこなんきん」で初めてNHK朝ドラ見たとき、
おんなじように月曜日に話が飛んでて、
調べてみたら土曜日もやってて、
心の底から仰天したわよー。
長姉はその後、「ゲゲゲの女房」をレコーダーで毎日録画している。
【なーな】
昔、「ひとつ屋根の下」というドラマがあった。
江口洋介主演の兄弟もので、
江口洋介が「あんちゃん」で長男、
次男が「ちいにいちゃん」福山雅治、三男がいしだ壱成、四男が山本耕史で、次男と三男の間にほんとは血がつながらないのだが長女がいて、それが酒井法子であった。
このドラマでわたしは山本耕史の顔を覚えたのだが、
山本耕史の四男は、足が悪くて車椅子に乗っていた。
いま調べたら、バイクの事故の後遺症だったそうなので、ひょっとしたら最初のほうでは事故前のシーンもあったのかもしれないが、
わたしが観はじめたときにはすでに足を悪くしていて、
他のドラマの山本耕史を観るまで、わたしは車椅子の山本耕史しか観たことがなかった。
で、他のドラマで立って歩いている山本耕史を初めて観たとき。
「歩けたんや、この子…」
ひとりで観ていたのなら、そのまま忘れてしまったと思うが、
あいにくひとりではなかった。
立って歩いている山本耕史が出ていたドラマはNHKで放映された「キテレツ」で、
それを録画したのは映美ちゃんで、
面白かったからと持ってきてくれて、
うちで一緒に観ていたのだった。
そして、心で思っただけならよかったのだが、
わたしはつい、声に出して言ってしまったのだった。
以来、映美ちゃんと一緒に映画とかドラマを観てて、山本耕史が出てくると、映美ちゃんは必ず、
「ほら、ひばり。『歩けた子ぉ』やでー」と………。
ここまでが前振りっす。
その映美ちゃんが教えてくれた「なーな」ネタなのだが。
「なーな」というのは、映美ちゃんの叔母さんである。
なーなは家にいるときはたいていNHK総合をかけ流している。
ので、NHKの朝ドラはたいてい観ているし、他のNHKの番組もたいてい観ている人だ。
しばらく前、「鶴瓶の家族に乾杯」に「ゲゲゲの女房」で水木しげる役をしている向井理が出たらしい。
水木しげるは戦争で左腕を失っているので、「ゲゲゲの女房」ドラマ中で向井理も左腕を隠して演じている。
上手に隠してるなあ、などと思って観ていたのだが、
「鶴瓶の家族に乾杯」で水木しげるに扮していない向井理を初めて見たなーなは。
「手ぇあったんや、この子…」
仲間~♪♪♪
なーな、仲間~♪♪♪
余談であるが「ひとつ屋根の下」、
わたしはあんちゃん×ちいにいちゃんであった。
【雉虎】
12日(月)放映分に、ひっさびさにあの雉虎(については5月3日の日記参照)登場♪
村井さん家近所に相変わらず元気にのさばってるみたいで、よかった♪ よかった♪