怒涛の第十一幕。
殺陣はしょっぱなの、ことはちゃんの刀を借り受けてあわせて二本、ガッと地面に突き立てて、「炎」と「雷」同時発動の「火炎雷電の舞」はばりかっきーは、
(第一幕では殿に「しゃがめ」といわれて慌ててしゃがんでいた流ノ介・茉子・千明・ことはが、第十一幕にもなると気配を察して見事なタイミングで腰を落としてたのもよかったなー)
後半、
ウシロブシの挑発に「やれるものならやってみろーっ」と盛大な爆発背負って突っ込んでいく殿はなんべん見てもたまらんは、
殿・腑破十臓・ウシロブシの三巴の戦いは、息をもつかせぬ迫力だは、いやもう、堪能させていただきました。
激しさを増すにつれ、刀の軌跡が残像を残すのもよかったなー。
ドウコクたちに攻め込まれ、ほぼ壊滅状態になった中で、先代シンケンレッドが封印の文字を使う、回想シーンもぞくぞくしたっす。
「河童の三平」第一話の地獄の場面とか、
「マグマ大使」の守ん家にお母さんとして入り込んだニンゲンモドキとか、
「妖怪人間ベム」のオープニングとか、最終話の死刑囚の髪で作った鬘の話とか、
小さい頃見て、怖くて怖くて心に焼き付いてるけど、でも悪い記憶じゃないのよね。
わたしにとってのこれらみたいに、
火をかけられた夜の屋敷、
その中でひとり、またひとりと、倒されていくサムライたち、
これがそんな風に強烈な思い出として残る子、きっといると思う。
ところで先代レッドがドウコクを封印した文字、
一時停止してじわじわコマ送りしたら、「侍」?
偏は違うかな? でもつくりは「寺」みたいな感じしねえ?
そんで殿です。
第一幕、アヤカシ出現にシンケンジャーを召集しようとするじいに、
ドウコク相手にひとりで戦い続けるなど無理だと説くじいに、
殿 「だからだ。そんな奴との戦いに巻き込んでいいのか? 会ったこともない奴らを」
しびれました。
最初にじいが「そろそろシンケンジャーを召集したほうが」と言い出したときの「俺ひとりでいい」という言葉は、己の力への過信ではなく、人の命を預かる重みをわかっているからだったのかと、
ここでまず、「今年の戦隊、大当たり~♪」を確信しました。
これから一年間、殿についていくぞっ、と思いました。
そのあとの、五人結集しての初めての戦いで、
殿を守ろうとする流ノ介に「お前は自分を守ってろ」にも心臓射抜かれたわ~。
ところがこの第十一幕で、
ドウコクを封印できる文字があること、
その文字は志葉家の者にしか使えず、いま現在、志葉家で生き残っているのは殿ひとりであることが、ドウコクの知るところとなり、流ノ介たちにも明らかとされる。
すなわち。
ドウコクを封印するまで、今度こそ完全に封印するまで、自分はなにがあっても死ぬわけにはいかない。
が、そのために他の四人に守られること、彼らが彼らの命を己のために盾と使うこと、それを是とできるはずもない。
いやもう、殿が辛そうで辛そうで、満腹です。
おなかいっぱいなのに、見ても見てもまだ足りません。
次幕でとりあえずはこの問題を乗り越えてしまいそうなのは、惜しい気すらします。
最後のナレーションも、いつもと違う終わり方で渋かったわ。
そんで殿ですがな。
ひっそり家出あそばされた殿ですがな。
家出ったって、殿、流之介たち以外に友達いませんよね?
いったいどこへ…。
それより、えっと殿、財布もってます?
てか、自分でお買い物とかしたことあります?
お金って知ってます? 自分で使ってみたことあります?
いや、それ以前に、外道衆倒す用事以外で、おひとりで外出とかなさったことってあります?
すげー心配です………。
ところで殿はわりと小洒落た格好をなすってることが多いのですが、
今風のショップで自分の服を選んでいる殿というのは想像できません。
着る服のコーディネートをあれこれ悩んでいる殿というのも埒外です。
きっとね、黒子の中にばあや体質の人がいて、
その人が殿の服を調えてて、
「明日は何をお着せしましょう♪」
と、殿を着せ替え人形にしていると思うの。
そんでね、そのばあやさんな黒子さん、召集されたサムライたち、
特に茉子ちゃんとことはちゃんを、着飾らせたくてうずうずしてるの。
でも、小さい頃からお世話してきた殿と違って、「着せたいー。あんなのとかこんなのとか着せたいー。でもあの方たち、ご自分の服はご自分で選んでらっしゃるしー、そこへどうやってしゃしゃりでれば…」と手を出しかねてるの。
で、殿はその黒子さんが揃えた服をお召しになってるだけー。
もし、そのばあやな黒子さんが他に用事あって、別の黒子が殿のお召し物の用意をまかされてみょーちくりんな取り合わせで用意してしまったとしても、
夏に分厚い長袖とか、冬に半そでとか出されない限り、
まったく気にせず着ておしまいになると思うのよ、殿ー。
……真冬、ものごっつい寒い日に、ガチャピンのもこもこのあったかそうな着ぐるみ出しといたら、着るかな、着てしまうかな、殿………。
そんで端午の節句前の志葉邸、
いつもみんなが集まってる部屋にいつも飾ってある鎧兜、
その前にお神酒と柏餅と粽 がお供えしてあったのが、ステキでした。
お神酒には神酒口 差してあったのに、「あれ、うち、正月だけ出すけど、あれってなんつうの?」と一生懸命検索しました。そうか、神酒口っつうのか、覚えとこ。
ところでこんなもん作ってみました。
クリックすると、印刷用サイズのが開きます。
![](http://www.page.sannet.ne.jp/emihibari/diary/nikki09/090429b.jpg)
よろしければ、チャレンジください。
鍛えろモヂカラ!
殺陣はしょっぱなの、ことはちゃんの刀を借り受けてあわせて二本、ガッと地面に突き立てて、「炎」と「雷」同時発動の「火炎雷電の舞」はばりかっきーは、
(第一幕では殿に「しゃがめ」といわれて慌ててしゃがんでいた流ノ介・茉子・千明・ことはが、第十一幕にもなると気配を察して見事なタイミングで腰を落としてたのもよかったなー)
後半、
ウシロブシの挑発に「やれるものならやってみろーっ」と盛大な爆発背負って突っ込んでいく殿はなんべん見てもたまらんは、
殿・腑破十臓・ウシロブシの三巴の戦いは、息をもつかせぬ迫力だは、いやもう、堪能させていただきました。
激しさを増すにつれ、刀の軌跡が残像を残すのもよかったなー。
ドウコクたちに攻め込まれ、ほぼ壊滅状態になった中で、先代シンケンレッドが封印の文字を使う、回想シーンもぞくぞくしたっす。
「河童の三平」第一話の地獄の場面とか、
「マグマ大使」の守ん家にお母さんとして入り込んだニンゲンモドキとか、
「妖怪人間ベム」のオープニングとか、最終話の死刑囚の髪で作った鬘の話とか、
小さい頃見て、怖くて怖くて心に焼き付いてるけど、でも悪い記憶じゃないのよね。
わたしにとってのこれらみたいに、
火をかけられた夜の屋敷、
その中でひとり、またひとりと、倒されていくサムライたち、
これがそんな風に強烈な思い出として残る子、きっといると思う。
ところで先代レッドがドウコクを封印した文字、
一時停止してじわじわコマ送りしたら、「侍」?
偏は違うかな? でもつくりは「寺」みたいな感じしねえ?
そんで殿です。
第一幕、アヤカシ出現にシンケンジャーを召集しようとするじいに、
ドウコク相手にひとりで戦い続けるなど無理だと説くじいに、
殿 「だからだ。そんな奴との戦いに巻き込んでいいのか? 会ったこともない奴らを」
しびれました。
最初にじいが「そろそろシンケンジャーを召集したほうが」と言い出したときの「俺ひとりでいい」という言葉は、己の力への過信ではなく、人の命を預かる重みをわかっているからだったのかと、
ここでまず、「今年の戦隊、大当たり~♪」を確信しました。
これから一年間、殿についていくぞっ、と思いました。
そのあとの、五人結集しての初めての戦いで、
殿を守ろうとする流ノ介に「お前は自分を守ってろ」にも心臓射抜かれたわ~。
ところがこの第十一幕で、
ドウコクを封印できる文字があること、
その文字は志葉家の者にしか使えず、いま現在、志葉家で生き残っているのは殿ひとりであることが、ドウコクの知るところとなり、流ノ介たちにも明らかとされる。
すなわち。
ドウコクを封印するまで、今度こそ完全に封印するまで、自分はなにがあっても死ぬわけにはいかない。
が、そのために他の四人に守られること、彼らが彼らの命を己のために盾と使うこと、それを是とできるはずもない。
いやもう、殿が辛そうで辛そうで、満腹です。
おなかいっぱいなのに、見ても見てもまだ足りません。
次幕でとりあえずはこの問題を乗り越えてしまいそうなのは、惜しい気すらします。
最後のナレーションも、いつもと違う終わり方で渋かったわ。
そんで殿ですがな。
ひっそり家出あそばされた殿ですがな。
家出ったって、殿、流之介たち以外に友達いませんよね?
いったいどこへ…。
それより、えっと殿、財布もってます?
てか、自分でお買い物とかしたことあります?
お金って知ってます? 自分で使ってみたことあります?
いや、それ以前に、外道衆倒す用事以外で、おひとりで外出とかなさったことってあります?
すげー心配です………。
ところで殿はわりと小洒落た格好をなすってることが多いのですが、
今風のショップで自分の服を選んでいる殿というのは想像できません。
着る服のコーディネートをあれこれ悩んでいる殿というのも埒外です。
きっとね、黒子の中にばあや体質の人がいて、
その人が殿の服を調えてて、
「明日は何をお着せしましょう♪」
と、殿を着せ替え人形にしていると思うの。
そんでね、そのばあやさんな黒子さん、召集されたサムライたち、
特に茉子ちゃんとことはちゃんを、着飾らせたくてうずうずしてるの。
でも、小さい頃からお世話してきた殿と違って、「着せたいー。あんなのとかこんなのとか着せたいー。でもあの方たち、ご自分の服はご自分で選んでらっしゃるしー、そこへどうやってしゃしゃりでれば…」と手を出しかねてるの。
で、殿はその黒子さんが揃えた服をお召しになってるだけー。
もし、そのばあやな黒子さんが他に用事あって、別の黒子が殿のお召し物の用意をまかされてみょーちくりんな取り合わせで用意してしまったとしても、
夏に分厚い長袖とか、冬に半そでとか出されない限り、
まったく気にせず着ておしまいになると思うのよ、殿ー。
……真冬、ものごっつい寒い日に、ガチャピンのもこもこのあったかそうな着ぐるみ出しといたら、着るかな、着てしまうかな、殿………。
そんで端午の節句前の志葉邸、
いつもみんなが集まってる部屋にいつも飾ってある鎧兜、
その前にお神酒と柏餅と
お神酒には
ところでこんなもん作ってみました。
クリックすると、印刷用サイズのが開きます。
![](http://www.page.sannet.ne.jp/emihibari/diary/nikki09/090429b.jpg)
よろしければ、チャレンジください。
鍛えろモヂカラ!